【大学受験・共通テスト参考書】1ヶ月で効果が出るやり方・使い方!

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【大学受験】問題集や参考書の1ヶ月で効果が出せるやり方・使い方!

予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。

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講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!

今回は大学受験に向かって頑張る高校生のための「問題集や参考書のやり方!」を解説していきます。予備校のノウハウを使って、最速最短で効果が出せる勉強方法を伝授いたします!

これまでにも共通テストの勉強法として、英語、数学、国語の主要科目を中心に解説してきています。また、予備校おすすめの問題集も紹介した記事もあります。

これまで解説してきた根本的な問題である「問題集や参考書のやり方!」について、スポットを当てたいと思います!

・おすすめの問題集を買ったけど、どうやるのが良いの?
・参考書はどのように使えば良いの?
・科目による問題集や参考書のやり方を教えて!

このような疑問や要望にお応えします!

高校1年生から受験生まで、いや、これは中学生にまで教えた問題集や参考書を使った勉強法になりますので、ぜひ最後までご覧ください!

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大学受験&共通テストの参考書 効果が出せるやり方・使い方!

大学受験 問題集や参考書の1ヶ月で効果が出せるやり方・使い方!

それでは、大学受験に向けて必死で勉強をしている高校生のための「1カ月で効果が出る、問題集や参考書のやり方、使い方」について解説をしていきます。

さっそくですが、その効果的な勉強法の結論をまとめます。

1カ月で効果が出る、問題集や参考書のやり方
①解いたら3日以内に復習する
②問題集、参考書の接触回数を増やす
③浮気せず1冊に集中する

この3つです。

これについて、詳細を深堀していきます!

3日以内に復習する

まずは、問題集や参考書にある問題を解いたら、必ず「3日以内に復習する」ことをしてください。

3日以内、というのはあくまで目安ですが、とにかく、短期間のうちにもう一度同じ問題を復習するのです。

これはエビングハウスの忘却曲線によるものです。脳のメカニズムから、復習するタイミングは最低でも3日以内が良いとされています。

さすがに次の日は覚えているよ!という人でも、もう一度、解きなおしをしてみてください。本当に昨日演習した問題すべてを解けるようになっているでしょうか?

この場合は「眼で見る」だけではなく「手を動かす」ことで、復習をしましょう。

接触回数を増やす

続いては接触回数を増やす、ということについて解説します。

接触回数というのは「同じ語句、単語、意味、理屈、そして問題演習」に対しての、接触する回数の事を指します。

つまり「何度も繰り返し、同じ語句や単語、意味や理屈、そして演習問題をやる!」ということです。

英単語を脳のメカニズムの観点から効果的に覚える記事でも触れました。脳は「接触回数が多いほど、長期記憶として脳内にとどまりやすい」のです!

ですから、とにかく同じものを何度も繰り返すことで「定着」させることができるのです。

知能・偏差値=何回目で覚えられたか

このような図式もあります。1回で覚えられたら天才の部類です。普通の人間ならば、複数回接触しなければ覚えることはできないはず。

頑張って接触回数を増やしてください。

※関連記事
>>【英単語の覚え方】脳の記憶のメカニズムからの勉強法!

浮気せず1冊に集中

そして最後に「浮気せずに1冊の問題集や参考書に集中する」ということについて解説します。

学校からはアレコレと色んな問題集を与えられ、塾に通えばテキストが配られ、自分用にもう1冊準備する。

これが学力を伸ばすことの妨げになっていることを知っておいてください。

レベル別に参考書や問題集を用意するのは良いですが、中途半端にやるくらいなら始めからやらずに1冊に集中した方が、よっぽど結果が出ます!

浮気せずに、と書きましたが、自分のレベルに合った、そして自分が使いやすいものを1冊、超完璧!というくらいまで、やり込みましょう!

その上で、レベルを上げたい!違った種類の問題が解きたい!となった場合に、違うものに取り掛かりましょう。

高校も、色々と問題集を配りますが、自分に最適なものを選び「1冊を完璧にする」ことを忘れずに、参考書や問題集に取り組んでください!

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理系科目 演習系の問題集や参考書のやり方

理系科目 演習系の問題集や参考書のやり方

さて、続いては理系科目についての問題集や参考書のやり方について解説します。

共通テストから私立大学、国公立に2次試験まで、幅広く応用できるやり方なので、ぜひ参考にしてみてください。

こちらも先に結論をまとめます。

理系科目(演習系)の問題集や参考書の使い方
①初習の公式は意味を理解する
②授業で習ったものは、その日中に類題演習
③時間をかけずに理解に徹する

これが理系科目の問題集や参考書の使い方、やり方です。

それぞれの詳細を深堀していきます!

初習の公式は意味を理解

まずは初習の公式は意味を理解する、ということについてです。

数学、物理、化学については問題を解くうえで公式を習います。公式というのは「一般化した時の計算式」のことです。

なぜそういう公式になるのか、そして、公式が使える状況はどういったものか、これをしっかりと理解する必要があります。

ですので、問題集や参考書で初めてみる公式が出てきた場合は、まずは意味をしっかりと理解しましょう!これができなければ、演習してもハッキリ言って無意味と化します。

意味を理解することに徹しましょう!

授業で習ったものは、その日中に類題演習

次に、授業で習ったものは、その日中に類題演習することについてです。

理系科目は「理解の科目」と言われるように、一度習ったものは暗記ではなく理解ということになります。しかし、理解した、と言えども「何をどう理解した」を忘れると本末転倒です。

ですので、授業で初めて習った問題は、必ずその日のうちに類題演習をして「理解を深める」ことをしてください。

そうすることで、公式や問題の根本的な知識を得ることができ、より難易度の深い問題にも対応できるようになるでしょう!

時間をかけずに理解に徹する

理系科目の参考書、問題集の勉強法の最後に「時間をかけずに理解に徹する」ということを書いていきます。

先ほどからも述べている通りで「理系科目は理解の科目」になります。

つまり、問題を繰り返しやって暗記してしまえ!というのは絶対にやってはいけない勉強法です。出題されやすい問題の傾向はありますが、それでは、本当の意味で力にはなりません。

また、問題を解きたい気持ちの一心で、何時間も1つの問題に向かってはいけません。

これは理系科目におちて、陥りやすい罠です!

さらに、時間をかければかけるほど暗記に走りがちですから、問題を解いてみて、どうしてそうなるか?を考えて、もしわからなければ、必ず質問に行ってください。

すぐに解決できるような手段を身につけておきましょう!

※関連記事
>>【共通テスト数学】とっておきの時間配分と解く順番を教えます!

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文系科目 暗記系や長文読解の参考書のやり方

文系科目 暗記系や長文読解の参考書のやり方

さて続いては文系科目について解説をしていきます。

文系科目は「英語、現代文、古文漢文、日本史世界史地理、公民」といった分野になり、暗記系や長文読解になりますね。

その文系科目の問題集や参考書は、どのように使えばいいのかをまとめます!

文系科目の暗記系や長文読解の参考書のやり方
①暗記系は接触回数を増やす
②長文読解は精読訓練に利用する
③インプットに偏らずアウトプットに重点を置く

これが文系科目の勉強の方法です。参考書や問題集を解いていく場合は、必ずこの3つを意識してやってみてください!

暗記は接触回数を増やすことで身につける

まずは暗記は接触回数を増やすことで身につけていきましょう!

これは、前の見出しタイトルでも説明してきた通りで、脳のメカニズムの研究結果から「接触回数を増やすことで、記憶の定着を長期化する」ということになります。

英単語英熟語古文単語英文法古典文法語句など、絶対的な暗記量をこなしていくためには「毎日、繰り返し何度も同じものをやる!」ということ以外に方法はありません。

ですから、問題集や参考書を使って同じところを何度も何度も読んで覚えてください!

長文読解は精読訓練に利用する

文系ならでは「長文読解」について解説をします。長文読解は精読訓練に利用する、ということをおすすめします。

長文読解は英語であれ、古文であれ、漢文であれ、現代文であれ、必ず筆者の主張や内容がありますね。その内容を「どれだけ正確に読み解くか」が精読になります。

精読すれば設問に答えることは楽勝でしょう。

つまり、問題集や参考書にあるような長文読解は「精読するための練習」として利用してください。単語を調べ、文法を調べ、文構造を理解し、正確な主語を補い解釈をずれなくし、その文章の本質を根拠を持って読み解く!

このくらいをやれるように、1長文にしっかりと時間をかけて精読する訓練時間を取ってください。

それがいつしか、試験の時の精読力、速読力につながっていくでしょう!

インプットに偏らずアウトプットに重点を置く

文系科目の勉強法の最後は「インプットに偏らずアウトプットに重点を置く」です。

というのも、絶対的な暗記量が多い文系科目ですので「暗記して(インプットして)勉強した気になって終わっている」という高校生が非常に多いのです。

単語を覚えました!歴史の語句を覚えました!教科書を読んで流れをつかみました!

といっても、問題で解けなかったら、それは全く役に立たない知識だったということになりますよね。

つまり、文系科目を参考書や問題集で勉強する場合は「インプットよりもアウトプットを重視する」ように勉強をしておけば良い、ということですね。

文系科目に陥りやすい罠ですので、覚えておいてください!

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>>【共通テスト国語】時間配分と解く順番で得点を安定させるコツ!
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大学受験&共通テストの参考書 効果が出るやり方! まとめ

大学受験&共通テストの参考書 効果が出るやり方! まとめ

いかがでしたでしょうか?

問題集や参考書を、いざ手に取ってみて勉強しようとすると、どうやって勉強したらいいかが分からなくなる!という人に向けて解説をしてきました。

文系科目・理系科目における注意点や勉強方法も書いてきました。

共通テスト、私立大学、国公立大学2次試験、すべてにおいて使える勉強法で、1カ月で効果が出始めるようなものばかりです。

どれも予備校で生徒たちに教えている知識や技、勉強方法ですので、ぜひ参考にしてみてください。

最後までご覧いただきましてありがとうございました!他にも色々な大学受験の記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!

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