【大学入学共通テスト】どうなる?変化と対策の仕方を徹底解説!

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【大学入学共通テスト】どうなる?変化と対策の仕方を徹底解説!

大学入学共通テストについての紹介をしていきます。共通テストはセンター試験に代わる大学入試の最大の関門になります。

共通テストをしっかりと理解すれば、大学入試についての対策がしやすくなります!

高大接続改革という大きな改革を目標に進む大学入試。

この記事では2021年度入試から大きく変わる大学入試制度について詳しく解説していきます。

高校に通う生徒や、高校生のお子様を持つ保護者の方で、

「大学入試がどう変わるのか?」
「変わることで何をしたらよいか?」
「いつ頃から対策を始めればよいのか?」

などわからないと不安を抱えている方も多いかと思います。

そういった問題を一気に解決できる記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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大学入学共通テスト どうなる?

【大学入学共通テスト】どうなる?変化と対策の仕方を徹底解説!

ではさっそく、大学入学共通テストがどうなるのかを見ていきましょう!

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大学入学共通テスト 4技能評価と記述問題

2017年に文部科学省から発表になった高大接続改革の方針。

高校と大学の結びつきを強化し、日本の学生に生きる力を身につけられるように始まったのがこの改革の始まりです。

これまでのセンター試験から大学入学共通テストへの大きな転換で「英語外部試験の導入」と「国語と数学の記述問題の導入」が見送りになるなど、今後の改革の見通しは不安定なところはあります。

しかし、今後の共通テストの問題形式などの大きな内容の変更はないと思われます。

まず、4技能評価の延期についてです。

2025年度入試に向けて動いている最中。
英語民間試験の導入にあたり経済的な状況や居住している地域の問題を解消し、平等に安心して受験できるようにしていく方針。
この4技能についてはグローバル人材の育成のために必要であり、2024年度に向けて会議を設け、2021年までに結論を出す。

文部科学大臣の発言より

このように文部科学省を中心に話し合いが行われている最中で、今後の動向に注視していきたいですね。

結局のところ、本格導入までのこの4年間の大学の4技能に対する評価は、各大学ごとに委ねられています。

延期前と後で4技能を評価し活用する大学の調査を行ったところ、活用する国公立は52.1%から13.3%に激減しました。一方私立大は26.9%から27.7%とほとんど変わらない結果となりました。

やはり、4技能評価を扱いは国公立大が敬遠している様子が見えますね。

次に、共通テストにおける記述問題についてです。

こちらも2021年度入試から見送られましたが、その理由を下に記しておきます。

採点者確保については一定の目途は立っているが、研修を経て実際の採点できる状態になるまでは2021年秋ごろになりそう。
また採点の精度を上げる専門チームは組めているが、採点ミスなどの可能性が0にはならない。
自己採点との不一致が起こりやすいことも、見送る原因の一つとなり、これを近日中に大幅に改善することはできない。

文部科学大臣の発言より

こういった理由で記述の見送りが決まりました。これで、共通テストの柱となる2本が白紙となったんです。

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大学入学共通テスト 問題傾向・形式

【大学入学共通テスト】どうなる?変化と対策の仕方を徹底解説!

では、これまで通りのセンター試験同様のマーク式の問題に元通りかと言うと、決してそうではないのです。

これまでのセンター試験のような問題からは一新して「思考力」「表現力」「判断力」を発揮しなければ解けない問題構成になっています。

センター試験との違いを簡単にまとめると以下のようになる。

①社会生活や日常生活の中から課題を発見し解決方法を自ら検討できるようになる問題、複数の資料やデータを参照しながら考察させる問題に変更。

②英語の問題は全て英文文法やアクセントは出題せず。長文(リーディング)とリスニングの点数比を1:1とする。

③国語は複数の資料を現代文では出題。古文や漢文も2,3の長文を出題し関連付けて答えを出す。

④数学は日常に落とし込んだ時の問題点を、会話ややり取りの中で導いていく問題構成。答えを選んで解答させる。

⑤他の科目もこれまで以上に問題文を長くし、場面設定における問題を重視している。

このようにセンター試験は知識と技能のみに特化した試験となっていましたが、共通テストは文章量が多くなり(科目によってはページ数が2倍)、思考力や判断力を要する問題が多く出題されることになるんです。

大学入学共通テスト 対策に必要な期間

このように大きく変わる大学入学共通テストですが、では、どの時期から対策を始めればよいのか?詳細をまとめていきます。

結論
「高校2年生の秋~冬から共通テストの対策を始めるべき」

これが結論です。

共通テスト対策はセンター試験と違い、思考力や判断力を要するため、短期間では確実に点数が伸びません。

しかも、問題の文章量が増えているので素早い判断をしないと試験時間が足りない、ということが起こります。

センター試験ですら試験時間内に終わらない生徒がいるので、共通テストではもっと増えることが予測されます。

ちなみに、共通テストは得点率50%を平均とするように作成するようです(センター試験は60%)。

よって、マーク式の問題に慣れることは勿論、素早い判断をする練習や速読の訓練を1年間かけてやった方がよいということですね。

特に英数国の対策は早めにやりましょう

・英語はリーディングがセンター試験よりも1000ワード増える
・数学は生徒同士の会話(長文)から問題の答えを選ぶ
・現代文は複数の資料やデータを見ながら答える
・古文や漢文も複数の文章を読んで答える

というように、膨大な問題文を読みながら制限時間内に実力を出し切らないといけない。

センター試験の時もそうですが、時間内に自分のパフォーマンスを最大限に高めて解いていくことがどれだけ難しいか。

現役生はそれを経験できないので、しっかりと練習を積む必要があります。

だから、高2生の秋~冬から共通テストの対策を始めましょう!

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大学入学共通テスト 主題性等評価とポートフォリオ

続いて主体性等評価とポートフォリオについてみていきます。

e-Portfolio(イーポートフォリオ)の導入

【大学入学共通テスト】どうなる?変化と対策の仕方を徹底解説!

主体性等を評価するためにe-Portfolio(イーポートフォリオ)が導入される動きが高まっています。

ポートフォリオとは「生徒一人ひとりの学校生活の活動や取り組みなどを積み上げ、どのような高校生活を送ったのかを知るための資料」とされる。

大学の一般選抜において「調査書の活用」「志願者の資料」を大学に提出して合否に生かそうという動きです。

高校側が生徒一人一人の校内外での学習活動の記録をして資料としていく方針です。ですので、学校の定期テストの点数も評価の対象になるかもしれません。

まだ、方向性が確定したわけではないですが問題があります。

「大学がそれをどう判断するのか」
「高校側のポートフォリオの作成基準はどうなるのか」
「高校側の負担が大きいのでは」

などの問題が挙げられています。

ポートフォリオ どう活用される?

ポートフォリオが導入されると、確実に学校の生活活動やテストの成績が入試に必要になることになるでしょう。

よって今後の高校生は・・・

大学入試と学校の勉強を両立していかなければならない

ということなんですね。

また、ポートフォリオは生徒も生活のフィードバックを書かなければならず、ちゃんと考えて書く生徒と書かない生徒で大きな差が生じるようで、それが主体性を表すものになるかどうかは疑問です。

現時点で大学へのアンケート調査でわかっていることは「ポートフォリオを活用すべき」と答えている大学が推薦選抜で70%弱になっています。

推薦を検討している学生は、今まで以上に学校での活動をアピールしていくことをオススメします。

その一方で、一般選抜では「活用すべき」が20%程度に対して、「活用すべきではない」が50%を超えています。

活用すべきでない理由のアンケート調査では「高校教員の負担増」「主体性がどのように評価されるか不安」などが挙げられていますね。

いずれにしても、主体性を高校の活動で評価する以外の道は示されてなく、システムが完全に整うまでは難しいところかもしれないです。

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大学入学共通テストどうなる? まとめ

【大学入学共通テスト】どうなる?変化と対策の仕方を徹底解説!

いかがでしたでしょうか?

大学入試が大きく変わるのは2021年度入試からですが、2025年度入試には「英語4技能の評価」「記述問題」そして「主体性の評価」が導入される見通しです。

今後、どのような方向性で大学の合否を判断するのか、非常に気になります。

大学側が合否条件や点数化、採点方法を明示すれば生徒が対策をしやすくなるのではと感じています。

もちろん入試改革には高校側の判断や努力も必要だと思いますが、大学側、つまり志望される側が方向性を示さない事には生徒たちがどこに向かっていいかがわからなくなるのではないでしょうか。

大学入試は人生の一大イベントです。

失敗しても成功しても一生その人の心の中に残り続けるでしょう。大学に行くことがすべてではありませんし、難関大がよいとも思いません。

ただ、目標を持って勉強してきた生徒が「不当な評価」で人生を動かされないように願っています。

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