【共通テスト英語リーディング】偏差値別・得点率別の勉強方法!

高校生
【共通テスト英語】プロが教える偏差値別・得点率別の勉強方法

予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。

冒険者
冒険者

講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!

今回は「共通テスト英語リーディング!偏差値別・得点率別の勉強方法!」について解説します。

受験生
受験生

冒険者さん、共通テスト英語の点数が伸びなくて悩んでいます。英語は特に自分のレベルに合った勉強をしないと伸びないと感じています。偏差値別の勉強法について解説してください!

よく受験生からは「英語の勉強方法がわからない」と質問されますが、英語はレベル別偏差値別に順序よく勉強をしなければ点数は伸びません!

そこで、自分にあった共通テストの英語を偏差値別、得点率別の勉強方法を知っていますか?共テ英語はやみくもに勉強したって、点数が伸びませんよ!

点数を伸ばしたいなら、偏差値別・得点率別に対策の仕方を変えるべきなのです!

学校や外部で共通テスト模試を受けて、これから共テ英語をどう勉強したらよいか迷っている人は多いはずです。

そこで今回は・・・

・共通テスト英語の自分のレベルにあった勉強方法は?
・今の英語の偏差値ではとんな勉強が効果的?
・共テ英語の得点率を上げたい!

こんな疑問や要望にお応えします!この記事を最後まで読めば、共通テスト英語の偏差値別・点数別の自分のレベルにあった勉強法で英語の得点率をグングン伸ばすことができます!

ぜひ、最後まで読んで下さい!それではさっそくいってみましょう!

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【共通テスト英語リーディング】偏差値別・得点率別の勉強方法!

【共通テスト英語リーディング】偏差値別・得点率別の勉強方法!

では得点別に共通テスト英語の対策方法を解説していきます。これは共通テスト英語のリーディングの対策方法です!

目次から自分の得点率のところへ飛んで読んでくれたら効率的に読めます!

共通テストは平均が50%程度に設定されているので、得点率がちょうど50%なら偏差値50だと考えて大丈夫です。

・40点以下(偏差値45以下)
・40~60点(偏差値50前後)
・60~75点(偏差値55前後)
・75点以上(偏差値60以上)

こんな風に考えてくれると良いと思います!では、1つ1つ詳しく見ていきましょう!

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【共通テスト英語リーディング】40点以下(偏差値45以下)の勉強法!

【共通テスト英語リーディング】40点以下(偏差値45以下)の勉強法!

共通テスト英語は全問英問英答です。つまり、絶対的に単語力が必要となります。それに加えて文法もある程度の力がなければ要点をつかめません。

では、40点以下がすべき勉強のポイントは一体何か!?

共通テスト英語リーディング40点以下の勉強法
①単語力を強化する!
②重要な文法事項を覚える!
③精読するから始める!

この3点です。具体的にそのやり方を解説します。

偏差値アップは英単語の強化から!

英単語の強化の方法です。まず教材ですが、今持っているものでも構いませんが、絶対的なオススメは「ターゲット1900」です。

ターゲット1900は大学入試にでる順で掲載されているため、前から覚えていくと実際によく使われている単語を優先的に覚えることができます。

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勉強の仕方ですが「1~1000」までを何周もしてください。

単語は1回で詰め込むよりも、何回も触れることによって定着します。ですから、1日にターゲットを見る回数も3~5回くらいは同じ単語を見て下さい。

【英単語の暗記法】
1日に何度も同じ単語を見る
1日に覚える単語の量は20~30語
1か月で1000語を見れるようにする

これを何周もしてほしいです。そうすれば単語力が身につき長文も読めるようになりますね!

冒険者
冒険者

英単語の効果的な覚え方をもっと知りたい方は、脳の記憶のメカニズムからの勉強法を、下にリンクしたので参考にどうぞ!

重要英文法で偏差値を安定させる!

では次に重要文法の暗記に移ります。

重要文法って何?と思われている人もいると思います。重要文法とは「長文読解に必要な文法事項」というふうにとらえてもらえればOKです。

文法は本当にたくさんの分野がありますが、よく出るものと、あまり見ないものに分けれられます。

その中でも長文読解に必要な文法だけをまとめました!

・重要文法
時制:
文章の時間軸をずらさないため
準動詞:
不定詞と動名詞で意味が異なる、慣用表現がある
接続詞:
読解の際の重要な要素になる(筆者の主張など)
関係詞:精読するには必須の項目、まとまりをつかむ

こんな感じです。

そこで、文法書のオススメ書籍の紹介です。これを使って、上記の単元のみをしっかりとやればスラスラ読むことができるでしょう。

そこで、おススメの文法書を紹介します!それは「ネクストステージ」です!

これ一冊で完璧に文法をマスターできます。基礎からマニアックな文法まで、詳細に解説してくれています。解説書として利用してもOK。表現も固くないので、読みやすいと定評があります。

ぜひ、一度見てみてください!

受験生
受験生

文法は大事ですね。ネクストステージはみんな持っている参考書だったから、私もコレを使って英文法をしっかり勉強します!

共テ英語は「精読」で伸ばす!

さて、最後に精読することの重要性を解説します。

時間が足りなくなるから速読の方がいいんじゃない?と思われる人も多いかと思いますが、何事もゆっくりできて初めてスピードがついていくものです!

ピアノで例えると、初見でいきなり早く正確に弾くことができないのと似ています。

ゆっくりと正確に訳すこと、これが精読です。

じゃ、精読の仕方ってどうやればいいの?その答えはコチラです!

全文和訳!

これです。

ただ、書いちゃだめですよ!時間ばっかりかかりますので。頭の中で訳を考えて解答に載っている和訳の文を見て合っているかどうかを確かめて下さい。

そこでずれていたら、なぜずれたのかを検証してください。

また、わからない単語が出てきたらそのつど調べる。そして、訳を作る、と言う具合ですすめましょう。

オススメの教材は「大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル2 標準編」です。

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解説がとても丁寧でCDもついています。英文の解釈もついていますので、一つ一つの英文をしっかり精読することができます!

とにかく時間がかかってもいいので、正確に訳せるようにこの教材で練習してください。

冒険者
冒険者

偏差値が50を超えるまでは基礎的な問題をじっくりやることが絶対条件!慌てても伸びませんから、単語、文法、長文の基礎を固めてください。

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【共通テスト英語リーディング】偏差値50前後の40~60点の勉強法!

【共通テスト英語リーディング】偏差値50前後の40~60点の勉強法!

では40点~60点の得点率をとっている人がやりたい勉強方法を解説します。偏差値で言うと50前後から伸び悩んでいる人ですね。

たぶん、このレベルで本当に伸び悩み中の生徒が一番多いです!ですから、早く抜け出すコツを身につけて成長していきましょう!

基本的には40点以下と同じですが、その精度をあげていけばいいのです。40点以下を飛ばして読んだ方は一度40点以下の対策法を読んで頂きたいです。

偏差値50でもやっぱり英単語の強化!

ターゲット1900を「1~1500」まで繰り返しやりましょう。残りの400は難単語ですので、できなくても大丈夫です。

1500まで覚えられると、入試で出てくる単語のほとんどを網羅することができます!そうすると読解の世界が変わります。

頑張って入試までに10周くらいやって下さい。

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得点を安定させる重要な英文法の演習!

偏差値50前後の人でも、重要英文法は必須です。

ただ、どちらかと言えば文法を覚えるというよりかは、訳すための文法を重視すればいいので、やはり「時制」「準動詞」「接続詞」「関係詞」を徹底的にやってもらいたいですね。

覚えたかどうかを確認するために、演習型の参考書をオススメします。こちらもやっぱり「Next Stage英文法・語法問題」です。

解説だけではなく演習もしたい人向け。こちらも分厚い参考書になっていますので、演習を通じて身についているかを確認できます。ただし、解説がやや薄いので補強教材として使うのはOKです。

偏差値50以上取るには速読+精読のバランス!

共通テストで40~60点の人は、最終的には「すべての問題を焦ることなく解き切る」ことが重要です。よって、精読訓練もしながら速読もしなければなりません。

そこでおススメの教材と対策方法を解説します。

「やっておきたい英語長文300」

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この問題集は300、500、700、1000とありますが、300と500の差が激しい!300でも共通テストへ向けた長文対策が十分すぎるレベルで収録されています。なんと言っても魅力は長文問題の豊富な量!30題入っています。

では、これを使ってどのように対策するか。やり方は・・・

・1題20分で解く!(解ききれない場合は延長可)
・1週間で2題解く(15週間で終了)
・全文全訳をして単語などを補う(ターゲットに付箋を貼る)

・音読をする

これを徹底的にやって下さい!「やっておきたい英語長文」はパラグラフごとに全訳と語句の意味や熟語を載せてあり、とても親切です。

ですので、全訳しやすくストレスなく勉強することができます。

これで60点以上を確保することができるはずです!

受験生
受験生

共通テスト英語の得点率が60%以上取れるようになったら、志望校が見えてきますね!共テ英語対策、もっと頑張ります!

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【共通テスト英語リーディング】偏差値55前後の60~75点の勉強法!

【共通テスト英語リーディング】偏差値55前後の60~75点の勉強法!

この60点以上になると偏差値は55~60程度まで上がってきているはずです。

ここまでくると、どれだけ時間内に正確に読解することができるかが勝負の分かれ目になってきます。

つまり、速読勝負です。それも正確な速読ですね。

単語や文法もある程度固まっているでしょうから、練習しつつ忘れているところを補うだけでOKです。

ではより正確な速読をして得点率をさらに高め80%越えを目指すには、どのような対策をすればよいのでしょうか?

それは・・・

共通テスト英語に慣れる

ですね。つまり過去問を解くです!

えっ!過去問なんて全然ないじゃないですか!?となるので、それが痛いところです。ということは「実践予想問題集」みたいなものをやるしかないのです。

つまり、傾向をもっと深く知って設問になれていくしかないですね。共通テストの各設問で聞かれる内容は固定化されています。だからその設問に慣れていき、対処することが大切です。敵を知って、己を知って、対策を考える!

そこでおススメの教材は「共通テスト過去問研究 英語」です。いわゆる赤本が出版している問題集です。

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共通テストの英語についてしっかりと分析をしてあり、それを元にいかに解けば点が取れるかが明確に書いてあります。予想問題もついていますので、まずはここから入ればいいでしょう。

また、もっと演習を積みたい人は河合塾の「共テ英語総合問題集」です。

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こういった演習を繰り返し、単語、文法、時間配分、速読、精読、設問の苦手克服など、自己分析を重ねれば75点の壁を超えることができるよになります!

そしたら、偏差値60超えですね!

冒険者
冒険者

問題集や参考書の効果的な使い方も併せてご覧ください!1ケ月で効果が出るやり方を紹介した記事を下にリンクしてあります!

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【共通テスト英語リーディング】偏差値60以上の75点越えの勉強法!

【共通テスト英語リーディング】偏差値60以上の75点越えの勉強法!

では、いよいよ75点越えの方への勉強方法です。ここは、かなり細かい解説が必要になります。

さきに勉強方法を書いてしまうと・・・

徹底的な問題演習

になります。自分がどれが苦手なのかを把握することも大切です。

ですのでまず、設問の分析をしてください。

基本的には第1問から第3問まではスラスラいけると思います。なぜなら、英検レベルで言うと第3問までは準2級レベル。そして、単語数も300語程度なので難しくないのです。

問題は第4問以降ですね。ここから単語数が500語以上になります。

ですから、ここまでに時間が50分以上は確保したいところ。第3問までは30分程度で解かなければならないことを覚えておいてください。

・共通テスト英語で差が出る設問!
第4問:グラフや表を用いた英文
第5問:伝記や小説の英文
第6問:評論の英文

となっています。けっこう厄介な問題が第4問と第5問です。

第4問 グラフや表を用いた英文

第4問のグラフや表の読み取りは微妙な数字のところを英語で書いてきます。それをしっかりと読めないと間違えます。

ポイントとなるのが・・・

・グラフの変化が大きい
・グラフの値を正確に読めるところ
・増加や減少した部分の読み取り

などですね。英文からどのようなグラフになるか、選びなさい。という問題もでます。

よって、グラフや表が英語で正確に読める力が必要になるわけです。

しかし、くせ者のグラフの問題は傾向がわかっても、演習しないと力になりませんね。予想問題や実践形式問題があればガンガン解いてほしいですね。

第5問 伝記や小説の英文

第5問は伝記や小説なので、何せ英文が長いです。物語ですので読みにくいことはないのですが、出題される問題をしっかり把握したうえで読解に入ることをオススメします。

けっこう内容を読めるので没頭しがちなのが小説や伝記ですので、時間をとられず効率的に問題を進めて下さい。

ポイントをまとめると・・・

・設問を先に見る
・時間をかけすぎない
・全訳より設問の部分を重視して読む

いずれにしても、問題演習が非常に大切です。

実戦問題を繰り返すことで、時間の使い方や各設問ごとの答え方、解き方が見えてきます。徹底的に演習してください。

第6問 評論の英文

最後の設問である評論の英文の解説です。AとBがあるので、時間に注意してください。

英文はAとBともに500語程度になります。テーマがどういう分野で出題されるかが難易度が変わるポイントではないかと思います。

第6問はとにかくパラグラフごとにしっかりと筆者の主張をとらえる練習をしておきましょう!

そのためにパラグラフリーディングのスキルを身につけることをオススメします。

パラグラフリーディングを初めて聞いた方向けに、超簡単に書くと・・・

・段落ごとに主張は1つ
・接続詞に注目し、変化を見る
・パラグラフ同士のつながりを読む

となっていまして、深く解説すると大変なので、勉強してください!

英語長文読解の王道 パラグラフリーディングのストラテジー (1) 読み方・解き方編 河合塾SERIES

このスキルは現代文にも生かすことができます。

ですので、ぜひパラグラフリーディングを身につけるためにも、上記の教材で勉強してみることをオススメします!

これで、第4問から第6問の正答率も上がってくるでしょう!

受験生
受験生

これで共通テスト英語の偏差値が上がりそうな気がしてきました!ここで紹介してくれた内容をしっかりと勉強していきます!

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【共通テスト英語リーディング】偏差値別・得点率別の勉強方法!まとめ

【共通テスト英語リーディング】偏差値別・得点率別の勉強方法!まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は「共通テスト英語リーディング!偏差値別・得点率別の勉強方法!」についてまとめてきました。

自分がどの位置にいて、どこを目指すのかがわかれば、対策の仕方も変わってきます。

模試を受けた後の自己分析をしっかりすることで、現在地がわかるはず。

でも目的地までのルートには様々あるので、効果的かつ効率的にレベルに合った対策をしなければ、なかなかゴールへはたどり着けません!

ここで得た知識を自分の勉強に落とし込んで、自分に合った教材を使ってしっかりと得点率を上げていこう!

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。他にも有益な大学受験の記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!

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受験生
受験生

冒険者さん、ありがとうございました!今回も勉強になりました!また、LINEで色々と質問させてくださいね!

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