予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
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今回は「大学受験!受験にかかる費用はいくら?平均額や相場を解説!」という内容を書いていきます。
冒険者さん!大学受験って受験費用はどれくらいかかるのですか?意外と高い!って聞きますけど、平均額や相場が知りたいです。
大学受験にかかる費用は一体どれくらいなのでしょうか?この記事では、大学受験に関する費用の総額を解説していきます!
実は、受験する大学の数や地方に住んでいるか、都市部に住んでいるかでだいぶ違ってくるのです。国公立志望者か私立志望者かによっても変わってきます。
ここで紹介する内容は「あくまで平均的な金額」から「およその相場」ということを解説していきます。
今回の内容は・・・
・大学受験にかかる費用の平均や相場が知りたい!
・どんな費用がいくらかかるか、ザックリ教えて!
・入学金や受験料って、いくらかかるの?
こんな疑問や要望にお応えします!この記事を最後まで読めば、大学受験にかかる費用のおおよその平均額と相場、入学金や受験料に至るまで、細かいところの金額までしっかりと知ることができます!
ぜひ最後までご覧ください!それではさっそくいってみましょう!
【大学受験】受験にかかる費用はいくら?平均額や相場を解説!
それでは「大学受験!受験にかかる費用はいくら?平均額や相場を解説!」についてまとめていきます。
さっそくですが結論をまとめます。こちらが大学受験にかかる平均額と相場です!
【受験にかかる費用の平均と相場】
平均額:22万円前後
相場:15~30万円程度
このくらいのお金が大学受験にはかかってきます。これはあくまで平均と相場なので、もっと受験費用がかかる人もいれば、ほとんどかからない人もいます。
ここで、大学受験にかかる費用の一例をご紹介していきます!
【大学受験にかかる費用の例】
共通テスト:18,000円
国公立2次受験:17,000円×2校=34,000円
私立大学:30,000円(一般入試)×3校=90,000円
私立大学:15,000円(共テ利用)×2校=30,000円
※宿泊費・交通費など:40,000円
合計:212,000円
この例は、大学受験における平均的な受験回数をもとに算出しています。共テ、国公立、私立、宿泊費や交通費など、一般的な数字を示しました。
と、こんな具合になっています。ここからは、1つ1つ受験にかかる費用を詳しく解説します!
大学受験にかかる受験料
まず「大学受験にかかる受験料」から解説をしていきます。
大学受験にかかる費用の内訳で、もっとも大きなお金がかかるのが受験料です。共通テスト、国公立大、私立大の受験料の合計にあたります。
・共通テスト受験料:18,000円
・国公立大学受験料:34,000円(前期+後期)
・私立大学受験料:10,000~35,000円(大学による)
※医学部は受験料だけで60,000円
共テ+国公立大学の受験だけでも50,000円を超えてきます。そこに、どれくらいの私立大学を受験するかで受験料はだいぶ変わってきます!
やっぱり、大学受験は受験料が大半を占めているんですね。共通テストや国公立だけでも、けっこうな金額ですね。
入試にかかわる交通費・宿泊費
続いては「入試にかかわる交通費・宿泊費」についてです。
大学受験は、実際にテストを受けに行かなければ受験できませんね。全国どこでも受験できるシステムである「CBT大学受験」は、まだまだ導入が難しいようです。
ということで、試験会場が自宅から遠い場合は、交通費や前泊して受験をしに行かなければならなくなりますね。
関東圏の大学であるMARCHは、地方受験が少なくて、実際の大学が試験会場になることがほとんど。つまり、東京に住んでいなければ、新幹線などをつかってホテルに前泊し、受験に備えなければならないのですね。
これが大学受験の「地方と都市部の受験機会の格差」という問題ですね。自分の家が大学から遠ければ遠いほど、受験できる機会が失われます!
国公立と私立の志望の違い
そして次に「国公立と私立の志望の違い」について解説します。
国公立大学を目指している受験生、私立大学で科目を絞って勉強している受験生により、受験に関わる費用はだいぶ変わってきます。
国公立志望者であれば、第一優先が国公立大学になるので「私立は国公立の練習」もしくは「浪人しないために1~3校くらい受ける」という位置づけになります。
私立大学志望者になると、名だたる有名大学を受験できる日程の限り受験する人も少なくありません!つまり、少なくとも5校、多いと10校程度受験する人もいますね。
私立は日程さえ合えば何回でも受験できるのが良いところですが、その分、受験料がかさみますね。
国公立大学か私立大学かで、かなり受験する大学の数が違うのですね。参考にさせていただきます!
大学の入学金や授業料
大学受験にかかる費用の最後は「大学の入学金や授業料」についてです。
大学受験のもっとも大きな費用がかかるのが「私立大学への入学金」です。私立大学は、国公立大学の合格発表前に、入学手続き〆切がくるため、どれか1校は保険として入学金を納めるようになります。
また、レベルが高い私立大学も、試験日が遅いことが多く、合格発表を待てずに他の私立大学の入学手続き〆切がくることもあります。
つまり、私立大学の入学金は、ほとんどの受験生の家庭は最低1校は払っている!ということです。
また、入学手続きをした大学に本当に入学することが決まった場合、授業料もすぐに納めなければなりませんね。
【入学金と授業料の平均と相場】
・入学金
おおよそ25万~30万円程度
・授業料
国公立大学:55万円前後
私立大学:80万~110万円程度
※文系は安く、理系は高い傾向あり
私立大学は入学金が大きな収入源になっているので、保険として入学金は払わなければなりません。また、授業料はやっぱり私立は国公立の2倍の金額がかかりますね。
【大学受験】受験にかかる費用を上手に節約!お得に受験する方法!
それではここからは「大学受験!受験にかかる費用を上手に節約!お得に受験する方法!」という内容をまとめてきます。
さっそくですが、こちらも大学受験にかかる費用を節約するコツをまとめます。
【受験にかかる費用の節約法】
・私立大学は共通テスト利用で受験
・私立大学を学部併用で複数回受験
・入学手続き〆切日をチェック
・地方に受験会場があるかチェック
これらが大学受験にかかる費用の節約術です。
どれも私立大学の受験に関わる節約術です。受験費用を少しでも安く抑えたい人は、参考になる内容になっています!
それでは1つ1つ詳しく見ていきましょう!
私立大学は共通テスト利用で受験
大学受験費用を抑えるための方法の1つ目は「私立大学は共通テスト利用で受験」ということです。
私立大学は大きく分けると3つの受験方式があります。「共通テスト利用」「全学部統一受験」「個別試験」の3つです。
その中でも共通テスト利用方式は、費用を抑える上ではかなりメリットがあります!
【共通テスト利用方式のメリット】
・受験料が15,000円前後
・共通テストの点数で合否を判断するため、受験にしに行かなくて良い
・大学によって併用すれば、無料で受けられる
この3つです。その中でも共通テスト利用方式は、私立大学の受験費用を抑えるうえでは欠かせない受験方式です。
ただ、一般受験よりも難易度は高くなることは覚えておいてくださいね!合格判定も出にくいのが特徴です。
私立大学を学部併願で複数回受験
大学受験にかかる費用をお得にするための方法の2つ目は「私立大学を学部併願で複数回受験」ということです。
合格したら行きたい!と思っている私立大学は、複数回受験をすることで「受験料&合格率」ともに効率が良くなります。
私立大学は日程が複数あれば、何度でも受験できます。何度も受験してくれる受験生の負担を減らすために、大学側が「学部併用、複数回受験割引」という制度を導入してくれているのですね!
学部にこだわりがなく、大学にこだわる受験生は、受験料もお得に!さらに合格できる可能性も高めてくれるので、検討してみて下さい!
そんな受験の仕方があったなんて、知りませんでした。色んな方式でたくさん受ければ、受験料が割り引いてくれるのですね!
地方に受験会場があるかチェック
大学受験にかかる費用を節約する方法の3つ目「地方に受験会場があるかチェック」ということです。
これは、確実にチェックしてくださいね。私立大学の受験は、必ずしも大学で行うものではありませんからね!
地方受験とは、全国の主要な都市で試験会場を設置し、本学に試験を受けに行かなくても良い!という制度です。
受験機会の均等を目指して、大学側が配慮している施策の1つです。
ただ、全部の大学が実施しているわけではなく、本学受験をしに来てくださいね!と強気の大学も多いのは間違いありません。特に、レベルの高い大学ほどそうした傾向があります。
人気のある大学や倍率が高い大学は、地方受験がないことが多いですね。大学受験の機会均等の改善を早く求めます!
入学手続き〆切日をチェック
そして最後は「入学手続き締切日をチェック」ということです。
大学によって合格発表後に入学手続きを待ってくれる大学と、すぐに入学手続きをしなければならない大学とあります。
本命の合格発表が遅い日程で、早めに合格した私立大学の手続きが先に来る!なんてこと、本当に良くある話です。特に、関東の私大はこの傾向が強いです。
【余計な入学金を払わないために】
・安全校や滑り止め大学は、入学手続きを待ってくれる大学を選ぶ!
・色んな大学を受験する場合は、入学手続きをしっかり調べる!
ここで注意点!国公立大学を本命にしている場合は、必ず1校は私立大学の入学金を払わなければならない!ということですね。
入学金をケチって払わないと、国公立がダメだった場合に浪人するリスクが、かなり高くなります!保険と思って1校は入学金を払いましょう!
【大学受験】受験にかかる費用はいくら?平均額や相場を解説!まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「大学受験!受験にかかる費用はいくら?平均額や相場を解説!」についてまとめてきました。
大学受験は、受験そのものにお金がかかっていきます。その平均額と相場を僕が所属する予備校の知識を使ってまとめました。
ここで紹介しているのは、あくまで平均と相場ですから、受験回数が多い人や文系理系、そして地方に住んでいるか都市に住んでいるかで、大きく変わっていきます。
とにかく、無駄な出費を防いで適正な金額で受験を迎えてほしいと思います。
最後にもう一度「大学受験にかかる費用と平均と相場」、そして「受験にかかる費用の節約法」についてまとめておきます!
【受験にかかる費用の平均と相場】
平均額:22万円前後
相場:15~30万円程度
【受験にかかる費用の節約法】
・私立大学は共通テスト利用で受験
・私立大学を学部併用で複数回受験
・入学手続き〆切日をチェック
・地方に受験会場があるかチェック
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冒険者さん、ありがとうございました!今回も勉強になりました!また、LINEで色々と質問させてくださいね!