
予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育気ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
今回は「大学受験でE判定からの逆転!模試の判定を覆して合格する5つの秘訣とは?」という内容を書いていきます。
模試や共通テストの判定がE判定でも、逆転合格!ということを聞いたことがある人は多いと思います。最後まで志望校を諦めたくない気持ちが、逆転合格をつかむのでしょうか?

何を隠そう僕自身がE判定からの逆転合格をつかんだ男です!
僕は予備校で講師をしていて、E判定でも大学に突っ込んで合格させた実績もあるし、僕自身もE判定からの逆転合格をやってのけた人です!
そんな経験を持つ僕が、どうしたら逆転できるのかを詳しく解説します!
・毎回の模試でE判定ばかりだった!
・E判定でも逆転合格はできるの?
・模試が悪くても合格できる秘訣とは?
こんな疑問や要望にお応えします!予備校ならではの知識や情報が盛りだくさんですので、ぜひ参考にどうぞ!
それではさっそくいってみましょう!
【大学受験】模試や共通テストE判定から逆転合格する5つの秘訣!

それでは「大学受験で模試や共通テストE判定から逆転合格する5つの秘訣!」について解説していきます。
これは僕の予備校で生徒たち、もしくは保護者会などで話しているアドバイスです!それをまとめました!
E判定からの逆転合格する秘訣は?
・E判定には幅がある!
・模試の判定に騙されない!
・過去問から頻出単元をやりまくる!
・科目を絞り得点率が高い科目を優先!
・私大は複数回受験で合格率をアップ!
この5つです!いくつかは学校の先生や先輩から聞いたことがあるかもしれませんね。
では、逆転合格するための5つをしっかりと深堀していきます!
E判定には幅がある!
まずは「E判定には幅がある!」ということです。先に判定の出し方についてまとめておきます。
模試や共通テストの判定の出し方
「例年の合格者一覧をデータ化し合格率を計測」
・C判定がボーダーライン
→これが合格率50%となる基準になる
※C判定を基準に偏差値が上下に刻まれて、判定を出している
こんな具合ですね。
判定には幅があり「ギリギリでE判定~どん底のE判定」といった感じです。どん底のE判定は偏差値がかけ離れすぎて、もはや受験料がもったいない!というレベルですね。
ギリギリE判定というのが逆転合格できる可能性が高いので、志望校と自分の偏差値がどの程度離れているのかを確認しておくべきですね。

模試の個票を見れば「あと〇点で〇判定!」というのが書いてあるよ!
模試の判定に騙されない!
続いては「模試の判定に騙されない!」について解説します。
模試はしょせん模試。早稲田模試!立教模試!ではありませんね。そう、模試は相対的な評価に過ぎず、出題傾向や出題単元はバランスが重視されて出題されます。
しかし!大学入試は、各大学の独自試験ですので、模試とは傾向が全く違います!つまり「模試ができなくても、過去問が解けていれば合格する!」ということです。
ここで、下の画像をご覧ください。

これは、ある年度の明治大学経営学部の一般入試の合格者偏差値別一覧になります(河合塾より抜粋)。
偏差値が62.5で合格率が50%を超えてくるので、ココがC判定ライン。そして、偏差値57.5以下はすべてE判定です。
でも、合格者数と合格率をみても「ギリギリE判定」だった受験生は30%程度合格していることがわかります!

全体の合格者数の4分の1はE判定ということがわかるね!
過去問から頻出単元をやりまくる!
そして「過去問から頻出単元をやりまくる!」ということについてです。
模試は相対評価ですが、過去問は絶対評価です。過去問がどれだけ取れるか!ここにE判定からの逆転合格できるかどうかがかかっています。
志望校の過去問は最低5年は解きたいところ。さらに、過去問から傾向をつかんだら、頻出単元を徹底的に演習することです!
ここでは過去問のやり方については書きませんが、下にリンクした記事で書いていますので、参考にしてみてください。
※赤本(過去問)の効果的なやり方!
>>【大学受験】過去問・赤本のやり方!いつから?何年分?全部教えます!
科目を絞り得点率が高い科目を優先!
次は「科目を絞り得点率が高い科目を優先!」ということについてです。
科目を絞る、というのは特に国公立大学を目指す人にとっては難題かもしれません。それでも「英語と数学と国語で勝負する!」というように、ある程度は絞り込んで勉強した方が合格します。
私立文系や理系は確実に3科目に絞れるので、偏差値は上げやすいはず。国公立大VS私立大で比べたら、国公立大が不利なことが良く分かります。
E判定だからこそ、科目を絞ることが重要なんです!
大学入試の配点を見てどの科目が優先すべきかを考えましょう。配点の調べ方は「河合塾のケイネット大学検索システム」もしくは「ベネッセのマナビジョン」が便利ですよ!

まずは志望校の科目と配点をしっかりと調べましょう!
※ぶっちゃけ楽に合格したいなら!
>>難関大学の受験対策の【Z会の通信教育】
私大は複数回受験で合格率をアップ!
最後に「私大は複数回受験で合格率アップ!」ということについてです。
国公立大学は確実に前期1回、後期1回と受験回数が1発勝負で決まっていますが、私立大学は複数回受験ができます。
学部を越えて受験すれば最大で5回以上受験することも可能です。
私立大学は「全学部統一」「個別試験」「A日程」「B日程」「後期日程」など、複雑な受験方式になっています。
第一志望校ならば、受けれるだけ受ければE判定からでも逆転できる可能性が確実に上がります!
私立大学の受験方式についての詳細は、違う記事で書いていますので、そちらも参考にしてみてください。
※私立大学の受験方式とは?
>>【私立大学の受験方式】全学部統一と個別試験の違いは?
E判定から逆転合格しやすい大学の特徴!

それでは「E判定から逆転しやすい大学の特徴!」について解説していきます。ここに書いてある内容を元に自分の受験校を検討してみてください。
まずは先に結論です。
E判定から逆転しやすい大学
・二次試験配点が高い(国公立大)
・自分の得意科目の配点が高い
・差がつく科目は「英語と数学」
これが逆転しやすい大学の特徴ですね。それでは、これらを深堀しましょう!
二次試験の配点が高い(国公立大)
まずは「二次試験の配点が高い(国公立大)」ということです。
当たり前ですが、共通テストで失敗してE判定が出たら二次試験で逆転するしかありませんね。ということは、二次試験の配点が共通テストより高い大学が逆転しやすいことになります。
ただし注意点があります。それは「二次試験の配点が高い大学は、難関大学以上になる!」ということです。

つまり、共通テストで差がつかないから二次試験で勝負しよう!という大学ばかりだよ。
マーク式より記述式の偏差値の方がはるかに高い!という実力派にはお勧めできます!参考までに「マークと記述」の違いについての記事をリンクしておきます。
※マーク式と記述式の違い!
>>【大学受験】共通テスト模試と記述模試の違いを教えます!
自分の得意科目の配点が高い
次に「自分の得意科目の配点が高い」ということです。
E判定から逆転合格するためには、得意科目がカギになります。これは私立大学が最も効果が出ます。
私立大学の配点の例
・3科目受験して「高得点を2科目」採用する
・3科目受験して「1番の高得点の科目を2倍」に換算する
・同一配点ではなく、傾斜配点がある
といった感じです。

圧倒的な得意科目があれば、かなり有利に戦うことができるよ!
志望校の受験方式にそうした配点があればE判定からの逆転も可能でしょう!
差がつく科目は「英語と数学!」
最後は「差がつく科目は英語と数学!」についてです。
これまで書いてきても、やっぱり英語と数学が差がつきやすい科目です。この2科目が合否を分けるといっても良いです。
英語と数学の過去問を確実にやって、分析し、対策を立てて計画的に勉強することが、E判定からの逆転合格につながります。

英語と数学は、早い段階から対策をすることが最重要だね!
自分の力ではどうしようもならない科目も英語と数学ですが、これができなければ間違いなく不合格になります。手助けできるものがあるとすれば、教材や講座ですね。
※英数強化に最適学習!
>>自宅で学べる大学受験講座【学研プライムゼミ】
>>【スタディサプリ】英数の神授業で苦手を克服
残された期間をどう過ごすかをしっかり考えて、英語と数学の勉強を特に頑張ってほしいですね!
✅8割確実の共通テスト対策ならコチラ!予備校のノウハウを一挙大公開!
【大学受験】模試や共通テストE判定から逆転合格する5つの秘訣! まとめ

いかがでしたでしょうか?
大学受験の模試や共通テストE判定から逆転合格する5つの秘訣についてまとめてきました。
もう一度、逆転合格する5つの秘訣をまとめますので、しっかりと頭に入れておいてください。
E判定からの逆転合格する秘訣は?
・E判定には幅がある!
・模試の判定に騙されない!
・過去問から頻出単元をやりまくる!
・科目を絞り得点率が高い科目を優先!
・私大は複数回受験で合格率をアップ!
もし、自力ではどうしようもできない場合は、安くて自宅でできるオンライン予備校を紹介しています。合格できたら安いものです。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。他にも色々な大学受験情報の記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!