予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「共通テスト英語!時間が足りない人は必見!焦らない時間配分」について書いていきます。
冒険者さん!共通テスト英語の時間がどうしても足りません。毎回の模試で、全然時間が足りなくて焦ってしまいます!
共通テストの模試や過去問を受けた後に、生徒から最もよく聞く反省点の1つが「共通テスト英語は時間が足りない!」なんです。
共通テスト英語は、長文読解のみで構成されています!時間配分をしっかり考えないと、点が取れないテストです。
圧倒的な速読で、スラスラと早く設問を解かないと、テストの時間内に終えることはできません!
そこで今回は・・・
・共通テスト英語の時間配分の目安が知りたい!
・時間内で最大限に自分の力を点数に生かしたい!
・速読するにはどうすればいいの?
こんな疑問にお応えする記事になっています。
僕が予備校で実際に生徒に指導している共通テスト英語の時間配分について伝えている内容をそのまま書いていきます。
この記事を最後まで読めば、予備校に通わなければ絶対に知ることができない、有益な共通テスト英語の戦い方、速読法、時間配分の情報が手に入りますので、ぜひ最後までご覧ください!
ではさっそく、共通テスト英語の時間が足りない人向けの「時間配分の目安」からいってみましょう!
【共通テスト英語】時間が足りない人必見!時間配分の目安とは?
それでは、共通テスト英語の時間配分がどのくらいだと適正なのかをお伝えします。
色んな英語の講師が様々な見解で時間配分を論じていますが、一番オーソドックスな回答を用意しました。共通テスト英語の時間配分については、コチラが最も有効です!
共通テスト英語(80分間)
・第1問:8分
・第2問:12分
・第3問:14分
・第4問:14分
・第5問:16分
・第6問:16分
これが一番良い時間配分です。
かなり細かく時間配分が決まっていますが、ざっくりと共通テスト英語は「第1問~第3問」と「第4問~第6問」に分類できます。
そこで…
「第1問~第3問は35分程度」
「第4問~第6問は45分程度」
と覚えておくと良いですよ!
そっか、共通テスト英語はこのくらいの時間配分で解かなくちゃならないんだね。時間内に解き終えるように、配分を考えなくちゃいけないんだね。
ちなみに、まだ共通テスト英語がどういった問題形式になっているかを知らない人はコチラの記事を読んでください。
2023年度 共通テスト英語の問題と解答
では、実際の2023年度共通テスト英語の問題と解答を紹介します。
百聞は一見に如かず!下に共通テスト英語のリンクを貼っておきましたので、ぜひご覧ください。
※実際の問題を見る
>>2023年度共通テスト英語の問題
>>2023年度共通テスト英語の解答
高2生も共通テスト英語は解くことができます。
まだ共通テストの問題を見たことがない!という人は、リンク先から覗いてみて下さい!。かなり特色が強いので、傾向と対策がわかれば対応は可能です!
では、ここからは共通テスト英語の時間配分の攻略をまとめていきます!
共通テスト英語の時間配分:時間内に解くための目安とは?
それでは、共通テスト英語の詳細な時間配分の目安を解説していきます。
第1問~第3問:「英検準2級レベル」
(各大問にAとBの設問があり全部で6長文)
➡35分程度で終わらせると良い
※つまり1長文を6分の目安
比較的語彙数の少ない読解問題が出題されます。多くても300語程度です。
大問1つを12分と思ってください。ただし、大問には「A」と「B」がありますので、だいたい1長文5分と捉えるといいでしょう。
第4問~第6問:「英検2級レベル」
➡45分程度で解けると良い
500字程度の長文になっています。第4問目以降は、出題形式が特徴的です。
第4問に入ったときに45分程度あれば、十分対応できる時間があることになります。ですので、比較的楽に読める第1問から第3問をちゃんと35分程度で読めると、順調ということになるわけですね。
共テ英語は「時間配分が命!」と言っても過言ではない。自分の持っている英語力を時間内に発揮できるか、それは時間配分にかかっています!
共通テスト英語の時間配分:設問を解く順番を考える!
共通テスト英語の大問は全部で6つです。その解く順番をどうすればいいですか?と聞かれることがあります。
しかし、それには明確な答えはありません。
ですが、それだと無責任なので「自分に合った順番を探してみましょう」と伝えておきます。
・第1問~第3問は2点問題で基礎
・第4問~第6問は3点問題(5点もある)で応用
戦略としては次のようなことが考えられます。
・前半で基礎でしっかりと点数を稼ぎたい人は最初から。
・集中力があるうちに後半の長文から先にやる。
・自分が得意な出題傾向を先にやる。
など、色々な戦術がありますよね。それを試して探してください!それが答えです。
共通テスト英語は、80分という短い時間に、最大限に自分の力を発揮できるような、解く順番や時間配分の作戦を立てることが大切です!
立てた作戦を模試や類題で実践して、一番点数が安定する解き方を見つけておきましょう!
確かに共通テスト英語の問題傾向に対して、自分がどう解いていくかを考えるのは大切ですね。時間内に解き終えるように、しっかりと考えます!
共通テスト英語の時間配分:試験時間の最後まで持続する集中力!
共通テスト英語はかなりの量の長文を読んでいくため、集中力が持続しないと読解の精度が落ちてしまいます。
途中で疲れて、いつの間にかぼーっとしていた、なんてこともあると思います。共通テストは、2日間にわたる長丁場の試験!時間配分も大事だけど、集中力持続も大事!
そんなときの対策法としては・・・
【集中力回復法】
・30秒程度、目を休めること
・そのあと、指先ストレッチをすること
これが集中力を回復させるのに、非常に重要です。
なぜかと言いますと、集中力が続かなく疲れを感じるのは「脳」ではなく「眼」なんです。
ですから、眼を休める意味でも30秒程度目を閉じて休めてください。そうすると不思議と集中力が戻ってきます。(そのまま寝ないようにしてくださいね!)
冷静さも取り戻すことができます!
また、指先ストレッチは血流を良くしますので、脳へ酸素が行き届きやすくなります。そうすることで、集中力を取り戻すことができますよ!
指先は第二の脳と言われるほど、指を動かすことは脳への刺激になります。
ですから、ですから、試験時間がもったいない!と思わずに、試験中に目を閉じたり、指先ストレッチを、ぜひ実践してみましょう!
ちなみに、共テ対策をする上で、スタサプを利用することもおすすめしています!予備校に通っている人も、予備校×スタサプ併用をすることで最強の勉強ができるようになりますよ!
僕のおすすめの勉強法は「予備校×スタサプ」です!共テ英語の対策もできるし、予備校ならではの情報も入るので、最強ですよ!
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【共通テスト英語の時間配分】時間が足りない人によくあるミスとは?
それでは「共通テスト英語で、時間が足りない人によくある時間配分ミス!」についてまとめていきます。
共テ英語で時間が足りない!と思っている人は、必ずこれらのどれかに当てはまるのではないでしょうか?さっそくよくあるミスをまとめます。
共テ英語で時間が足りない人
・英語長文の読み返しが多い
・普段の勉強から時間を気にしていない
・丁寧に読みすぎて時間がかかっている
どうでしょう?この3つに当てはまっていませんか?
うわ!全部に当てはまってる!これじゃ共通テスト英語で時間が足りないわけですね。
それでは、どうしてこの3つが共通テスト英語の時間の足りない原因になるのかを説明します!
時間が足りない人①英語長文の読み返しが多い
共通テスト英語の時間配分のミスでよくあるパターンが「英語長文の読み返しが多い」ということです。
英語の読み返しは、普段の英語長文の勉強量が足りていないことで起こります。つまり、英文を読むことに慣れていないのです。
頭の中で処理するスピードが遅く、この単語、どういう意味だっけ?設問で聞かれていることは何だっけ?と、英文を何度も何度も読まなければならなくなります。
それが積み重なることで、1回で読める人に比べれば、かなりの時間ロスが発生することは明白ですね。
もし、自分が英文の読み返しが多いな~、と感じたら英語長文読解をもっと訓練していきましょう!おすすめの長文読解の勉強法をリンクしておきますので参考にどうぞ!
時間が足りない人②普段の勉強から時間を気にしていない
続いての共テ英語の時間が足りない原因は「普段の勉強から時間を気にしていない」です。
英語の勉強量がある程度確保できていても、普段の勉強から時間を測ってタイムプレッシャーをかけてなければ、時間内に解けるようにはなりません。
体感で20分経過した、30分経過した、とわかっていないと時間配分を守るのは難しいですね。
いつもの勉強から「この英文は20分で解く!」という感じで、タイムプレッシャーを与えながら勉強してください。
そうすることで「20分」という感覚が自分の中に刻まれますよ!
時間が足りない人③丁寧に読みすぎて時間がかかっている
共通テスト英語で時間配分ミスをする人の最後の特徴は「丁寧に読みすぎて時間がかかっている」です。
共通テスト英語は丁寧に読んで解く問題ではありません。いかに内容を早くつかんで、設問に答えていくか、が勝負なんです。
さらに設問の文章には、いわゆる「ひっかけ」があるので、それを見抜けるかも勝負になります。
つまり、ザックリと内容を把握し設問をしっかりと理解して解答していく!というのが理想な解き方です。
共通テスト英語は全文和訳なんかしたら、いくら時間があっても足りませんから、丁寧に訳し過ぎないようにしましょう!
【共通テスト英語の時間配分】時間が足りない人向けの勉強法とは?
それでは、具体的に時間配分がわかったところで、今度はその時間配分通りに英語のテストを終えるための勉強方法を紹介します。
ただ単純に毎日英語の勉強をしていても、共通テスト英語には対応できません。
これからの共通テスト英語の対策方法が知りたかったので、ぜひよろしくお願いします!
それでは、ここで紹介する「共テ英語を時間内に解けるようになるための勉強法」をまとめます!
【時間が足りない人向け勉強法】
①速読するための参考書
②タイムトレーニング
③実践問題集で時間配分に慣れる
④速読するために精読する
では、時間内に解けるような共通テスト英語の対策方法を1つ1つ見ていきます。
時間が足りない人向け勉強法①英語長文を速読するための参考書!
まず、共通テスト英語の長文を時間内に速読するための参考書を紹介します。
色々な速読の教材がありますが、予備校講師の僕が厳選した超絶おすすめの教材を1種類、紹介します!
このパラグラフリーディングは、速読するためのテクニックを解説しています。文章の内容を読まなくても解けてしまう裏技的なものもあり、共通テスト英語には必須の1冊です!
こちらは英語長文パラグラフリーディングの私立大編!
こちらは英語長文パラグラフリーディングの国公立大編!
ぜひ、時間が足りない!という人は、この1冊で速読の仕方、設問の解き方を身につけましょう!
今すぐこの参考書をやれば、今後の模試や共通テスト本番で実力が発揮できやすくなります!試験中の時間配分も守れるようになりますよ!
時間が足りない人向け勉強法②タイムトレーニングで対策!
長文問題集を解く場合に、必ずタイムトレーニングの要素を取り入れて問題を解いてください。
英語長文タイムトレーニング
・長文問題を解く前に、時間を決める(短めに設定)
・カウントダウン方式でタイマーをセットする
これだけです。毎回の長文問題を解くときにこの方法で勉強をしてください。
そうすることで20分や30分で自分がどれくらいの英語の長文を読めるかが分かってきます。これで、テスト本番の時間感覚を養うことができます。
タイムトレーニングを続けることで時間の感覚が身につくと、本番に「時間を使い過ぎてしまった!」「最後に焦ってしまって全然読めなかった!」ということが無くなります。
タイムトレーニングは必ずやった方が良い勉強方法です!
時間が足りない人向け勉強法③実践問題集で時間配分に慣れる!
次に共通テスト英語は実践問題集で時間配分に慣れることについて紹介します。
共通テストの実践問題集も、ここ最近ではかなり増えてきて充実しています。共通テストの出題形式に慣れるためには必ず実践問題集は欲しいところです!
ここでおすすめの共通テスト英語の実践問題集を紹介しておきます。
リスニングの問題もついた英語のマーク式総合問題集「河合出版」
この一冊あれば、共通テストの英語の対策がしっかりとできますし、問題に慣れることもできます!ぜひリンク先を覗いてみてください。
時間が足りない人向け勉強法④速読するための精読訓練法!
共通テスト英語は、そもそも速読をしていかないと無理な量になっています。
じっくりと解いていけば、それほど難しくはない問題でも時間内に終えることができないから得点率が低い、難しい、と感じるわけです。
ということは、速読が絶対に必要になりますよね。でも、速く読めって言っても、そう簡単にはできません。
速読の訓練!
・精読力を上げていこう!
・読み返しを少なくしよう!
・設問をしっかりと把握して解こう!
これが速読の訓練、勉強の仕方になります。速読は日々の長文問題の解く量がものを言います。
つまり、1日1長文をずっと続けて読み続けることです。しかも、精読もしながら、読み返しも少なくする努力をしながら、設問をしっかりと把握しながら読むのです。
これが共通テスト英語の時間配分のための、速読力を身につける方法です。
ここで紹介した勉強法は、あくまで一握りにすぎません。もっと、効果的で質の高い共通テスト英語の対策をしたい人は、下のリンクした記事を、ぜひご覧ください!
【共通テスト英語の時間配分】常に時間を意識することが最も大切!
ここまで共通テスト英語の時間配分のコツや、勉強法、参考書を紹介してきました。結局、共通テスト英語の時間配分で何が重要なのかをまとめます!
【共通テスト英語の時間配分】
最も重要なのは「常に時間を意識して勉強すること」!問題を解く時に、時間を測り何分以内に解く!と訓練をすることで、共テ英語の時間配分をクリアすることができる!
これが全てです。
もちろん、共テ英語の出題形式に合った問題集を解くことも重要ですし、英単語や英文法を勉強することも重要です。
でも、ほとんどの受験生が無制限で問題を解いているのではないでしょうか?
大学入試は制限時間内にどれだけの問題を解くことができる?と問われています。共通テストはまさに時間内にどれだけ処理をし、どれだけ正確に読めるか?という力を試されています。
つまり、常にタイムプレッシャーを与えて勉強していなければ共通テスト英語は、いくら時間配分を考えても高得点を取ることは難しい!ということなんです。
共通テスト英語は時間配分も大事ですが、常にタイムプレッシャーの中で勉強することが、何よりの有効な対策なのですね!
【共通テスト英語】時間が足りない人必見!焦らない時間配分の目安! まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「共通テスト英語!時間が足りない人必見!焦らない時間配分の目安!」について解説してきました。
共通テスト英語は本当に時間との勝負です。その時間配分で自分が持っている力を発揮できたり、できなかったりするわけです。
しかし、共通テストは「慣れ」が非常に重要ですので、色々な問題集や参考書で問題量をこなせば、確実に点数が取れるようになります!
共通テスト英語の勉強などの記事も、しっかりと書いていますので、ぜひ参考にしてください。
最後にもう一度、共通テスト英語で時間が足りない人の特徴と、適切な時間配分についてまとめます!
共テ英語で時間が足りない人
・英語長文の読み返しが多い
・普段の勉強から時間を気にしていない
・丁寧に読みすぎて時間がかかっている
共通テスト英語(80分間)
・第1問:8分
・第2問:12分
・第3問:14分
・第4問:14分
・第5問:16分
・第6問:16分
最後まで読んで頂きましてありがとうございました!他にも色々な大学受験の記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!
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冒険者さん、ありがとうございました!今回も勉強になりました!また、LINEで色々と質問させてくださいね!