どうもこんにちは、冒険者です。教育系や子育て系のブロガー&Youtuberとして「教育ラボチャンネル」を運営しています。
講師歴20年近く、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「高1生から受験勉強!難関大学に向けて何をすれば良いか解説!」についてまとめていきます。
今、高1生ですが、もし難関大学を目指すとしたら何をすれば良いですか?まだ周りが勉強していないので、安心してしまっています。
中学生から高校生に上がると、生活や環境が大きく変わりますね。部活動にもよりますが、運動部に入れば中学よりもハードになることは多いと思います。
友達関係にも変化が起こり、学校にスマホを持ち出す子供も多くなり、さらに行動範囲も広がりますので、環境が大きく変化しますよね。
でも実は、高校1年生とは大学受験に関して言えば相当重要な学年になるんです!
ようやく高校入試も終わって、解放された!って思っている高校1年生諸君。考えが甘い!
大学入試は高校入試より厳しいぞ!想像しているよりも、ずっとずっと厳しいんだ!
難関大学を目指す人は、本当に高校1年生が重要となりますから、しっかりとこの記事を読み込んで、何をすれば良いのかを知ってください!
そこで今回の内容は・・・
・高1生で注意すべきポイントは?
・部活との両立をするためには?
・大学受験についてどのくらい考えればいいの?
そんな高校1年生の疑問を解決していきます!予備校講師の僕が、しっかりと解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
それでは早速、高1生から受験勉強!難関大学に向けて何をすれば良いか、丁寧に解説をしていきましょう!
【高1生から受験勉強】難関大学に向けて何をすれば良いか解説!
それでは、「高1生から受験勉強!難関大学に向けて何をすれば良いか」について解説をしていきます。
さっそくですが、高1生の勉強で何をすべきか、また注意すべき科目と勉強の仕方についてまとめてしまいましょう。
では、結論はこちらです。
【高1から受験勉強は何をするか?】
・英語と数学の基礎固め!
・学校の課題のオンとオフ!
・勉強の黄金比『予習:復習=3:7』
この3つが、高1生から何をすべきかわからない人向けの勉強ですね。特に、難関大学を目指す人は、必ず覚えておいて欲しいことです!
高1生は高校生活に慣れて、勉強の習慣を身につけるのは当たり前です。それと同時に、この3つのことが高1からできていれば、難関大学の合格を勝ち取ることも容易いでしょう!
それでは具体的に1つ1つ解説しています。
高1生の受験勉強①英語と数学の基礎固め!
高1生の受験勉強の始め方の1つ目は「英語と数学の基礎固め」をするということです。
高校1年生では「コミュニケーション英語・論理表現・数学ⅠA・現代の国語・言語文化・理科基礎・地歴総合」の科目を習っていくはずです。
この中で基礎固めにおいて要注意な科目は『英語と数学』ですね。
よく高1生は英数中心に!と言われています。なぜ、この科目が要注意なのでしょうか?
【高1の英語と数学が重要な理由】
それは、勉強するのに最も時間がかかる科目だから!
これが、難関大学を目指す高1生が、英語と数学の基礎固めをする理由です!
英語は、高校入試の必須単語は600~1000語と言われています。しかし、大学入試は3000~4000語が必要とされています。
つまり、単純に3倍以上の単語を覚えていかないといけないわけです。
難関大学に至っては5000語必要な大学もあります。英語は何と言っても積み重ねなので、単語は特に毎日やりたいですね。
数学は中学の時よりもペースが速いです。数学の教科書は数学Ⅰ、A、Ⅱ、B、Ⅲ、Cと全部で6冊あります(文系はⅡBCまで)。
これを3年間かけてやるのではなくて、高校3年生では入試対策期間をとっている高校がほとんどのため、高3の夏までには遅くとも全ての単元を習うわけです。
つまり、理系に進むと6冊を2年半で終わらせる計算ですね。単純に教科書数で比較しても中学は3冊を3年間ですので、これまた2倍の量になります。
うわー、中学生と比べても、そんなに違うんだ!やっぱり、高校生は勉強が大変なんだね。
ですから、英語と数学は毎日しっかりと学習量を確保しないとおいていかれてしまう可能性が高いのです!
高1生の受験勉強②学校の課題のオンとオフ!
高1生の受験勉強では何をすべきかの2つ目は「学校の課題のオンとオフ」です。
学校の課題は、大きく分けると2つに分類ができます。
【学校の課題のカテゴリー】
①暗記型(テストにそのまま同じ問題がでるパターン)
②演習型(実力や理解を試すパターン)
という感じです。
ハッキリと言ってしまえば、テキストや教科書と全く同じ問題を扱う定期テストのための学校の課題はやらなくてOK!!
理由は「暗記型」だからですね。
現代文やコミュニケーション英語は、教科書の本文がそのまま出ます。何なら数学や理科ですら、テキストと同じ問題を出す先生もいますね。
ただし、基礎力を身につけるためには、一定数の暗記は必要です(単語や文法、化学などの元素や化学式など)。
本当に大切なのは「実力がついていること」ですね。それには「理解」が大事です。
実力がついているかどうかは、常に「テスト」をすることです。できるかどうかは、テストしてみないとわからないからね!
ですから、丸暗記すればとれるような学校の課題はオフにして、しっかりと基礎的な暗記(単語や文法、公式など)や内容を理解することに、しっかりと時間を使うようにしましょう!
高1生の受験勉強③勉強の黄金比『予習:復習=3:7』
高1生の受験勉強のやり方の最後は「勉強の黄金比である予習:復習=3:7」で勉強を進めることです。
大多数の人は理解していると思いますが、予習よりも復習の方が大切です。
高校生になると、中学では必要のなかった予習が入ってくることが多いため、予習に手間取り、その日の授業の復習や暗記すべきことを疎かにする人がいます。
予習は「わからないところを知る」ことで、復習は「わからないところをできるようにする」です。
自分ができないところを知り、授業を受け理解し、それを反復して理解してできるようにすることで点数は伸びますね。
ですから、予習には極力時間をかけず、その日の授業で習った内容の復習に、しっかりと勉強時間を確保するようにしてください。
難関大学に入るための受験勉強は、どれだけ効率的・効果的に勉強ができたかで、間に合うかどうかが決まってしまいます。
自分の勉強の仕方が正しいのかどうかがわからない人は、このブログ内の勉強法の記事をしっかりと読みこんで、超効率的に成果を上げていきましょう!
冒険者さんの勉強法の記事で、効率的なやり方を学びます!
【高1生から受験勉強】高1はどこまでもいける!勉強法と勉強時間!
ここからは「高1生から受験勉強!高1はどこまでもいける!勉強法と勉強時間!」について解説をしていきます。
それではさっそくですが、高1生から受験勉強をする、勉強方法と勉強時間の結論をまとめます。
【高1の勉強方法と勉強時間】
①高1生の勉強の仕方
②高1生の勉強時間
③高1生の注意すべき点
高1生の勉強の仕方
それでは高1生の勉強の仕方を書いていきます。やり方は非常に簡単です。
どうやればよいかの結論は・・・
・高1生の勉強の仕方
予習をして、授業で理解して、復習で定着する
ということを繰り返すだけです。
・予習
次の授業で扱われる内容を先に解く。そうすることで自分では理解できなかったところが明確になり効果的に授業を受けられるからです。
・授業
予習をもとに授業を聞くだけ。とにかく理解に徹する。覚えようとはしなくてOK。わかった!と思ったら勝ちです。
・復習
授業を受けたらその日中に復習をしてください。
ここは時間があればあるほどしっかりと復習をしましょう。ノートを見る、類題を解く、教科書を読む、暗記する、と言った具合でやろう。
ちなみに、予習・授業・復習で一番大切なのは何だと思いますか?
答えは「復習」です。
何でもそうですが、繰り返すことで自分の身になります。だから、部活や予定で時間がないときは復習だけは毎日しっかりとやって下さい。
1日30分でも効果が出ます。やらない日を作らないように頑張りましょう!
高1生の勉強時間
続いては高1生の勉強時間について解説します。
進学校から実業系の高校まで、高校生と言っても色々な高校生がいますが、ここでは進学校(大学進学を考えている高校)の勉強時間を説明します。
・高1生の平均勉強時間
平日:1時間~2時間程度
休日:2時間~3時間程度
テスト前:5時間~6時間程度
こういう状況になっています。案外、高校受験の時の方が勉強しているんですね。
そうなんです。高校生に上がると部活やその他の理由で、そこまで勉強時間をとれている高校生はいないのが現状です。部活にスマホ、もしかしたらバイト?高校生は忙しい!
上手に時間を見つけて勉強量を確保してください!
高1生の注意すべき点
科目的な側面で注意があります。それは数学。
数学の予習や課題には注意しなければなりません。なぜ数学には注意すべきかというと・・・
予習や課題に多大な時間がかかる(ことがある)
ということです。数学が苦手な人にとっては、本当に苦痛な時間を過ごさないといけないわけです。
また、数学が得意な人も「解きたい!」一心で、時間が経つことを忘れて課題に挑むことも多いです。
結局、予習は「事前に理解できたところと理解できなかったところに分ける作業」なので、わからなければ諦めるのもアリです!
また、学校から出る課題は「全員共通」の課題ですよね。レベルも違えば解くスピードも違います。部活生は時間も限られています。
ですので、数学の課題はもちろんやりますが、わからなければそれも諦めることをオススメします。
1問を1時間以上考えた挙句、疲れて寝てしまった、なんてことになったら、その1時間は英単語を50個覚える時間に使った方がよっぽど効果的ということです。
学校から出る「全員共通の課題」には注意してください。
【高1生から受験勉強】大学入試までの受験スケジュールとは?
それでは最後に「高1生から受験勉強!大学入試までの受験スケジュールとは?」について解説をしていきます。
まずは、受験を意識する時期についてです。
大学入試を意識した勉強をいつから始めればいいんですか?と生徒や保護者から聞かれることがあります。
その質問には、今すぐに意識すべき!と常に答えています。今すぐに、です。
高校3年間は、あっという間に過ぎていきます。
高3になってようやく志望校を決めているようでは、恐らくその第一志望に合格することは難しいです。
というか、自分にあったレベルでしか選べなくなります。ですから、今すぐに意識を持ちましょう。
では、具体的に何をすれば「意識する」ことになるのか?それは・・・
高1生が大学受験へ向けて意識すること
①オープンキャンパスの予定を決める
②学部学科を調べる
③資料請求をして情報を得る
こういったことを早いうちから準備してください。この3つをやっていれば、大学受験に向けて遅れをとることはなくなります。
そして、受験までのスケジュール感としては・・・
受験のスケジュール感
・高1の夏:文系理系や学部を調べる
・高1の秋:文系理系の選択と学科を調べる
・高2の夏:気になる大学のオープンキャンパスへ参加
・高2の秋:志望校確定、受験に向けたスケジュール確定
・高3の夏:志望校をC判定、過去問に着手
これが最も理想的なスケジュール感です。
自分の志望校の合格を勝ち取るためには、これくらいのスケジュール感で動いていないと、思い描いたような受験はできません。
大学受験は厳しく、第一志望校の合格率はおおよそ15%前後と言われています。
つまり、10人に1人か2人しか第一志望校に合格できないということです。クラスに3~4人しか、自分の思い描いた受験ができないということです!
大学受験へ向けた受験勉強は、高校1年生から始めている人が断然強い。頭の良い悪いに関係なく、早く始めた人が圧倒的に有利!
高校の3年間なんて、あっという間なんですから、高校1年生からこのような意識高い人向けの記事を読んでいる君は、きっと合格に限りなく近い存在です!
これからの勉強方法や受験について、しっかりと前を見て頑張っていけば大丈夫です!自信を持って進んでいきましょう!
【高1生から受験勉強】難関大学に向けて何をすれば良い?まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「高1生から受験勉強!難関大学に向けて何をすれば良いか」についてまとめてきました。
高校1年生は、まだまだ大学入試なんていいよ!って思ってはいけません。大学入試は高校入試の何倍も難しく、うまくいかないことの方が多いです。
大学入試はそんなに甘くない!あまり舐めてかからない方がいい!
ですから、高1生のうちから本気で大学を意識して勉強すれば、きっと自分の希望の大学に入れることでしょう!
高1生が注意すべき点をもう一度まとめると・・・
【高1から受験勉強は何をするか?】
・英語と数学の基礎固め!
・学校の課題のオンとオフ!
・勉強の黄金比『予習:復習=3:7』
【高1の勉強方法と勉強時間】
①高1生の勉強の仕方
②高1生の勉強時間
③高1生の注意すべき点
ということです!このことに注意して高校1年生を乗り越えていきましょう!
最後までご覧いただきましてありがとうございました!他にも色々な大学受験に関する記事を書いていますので、リンク先の記事で興味がありましたら、ぜひご覧ください!
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冒険者さん、ありがとうございました!今回も勉強になりました!また、LINEで色々と質問させてくださいね!