予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
今回は「おうちで幼児教育!家庭で何をすればわからない方へ!」という内容を書いていきます。
小学校に上がる前に、子供に効果的な幼児教育をしたい!というパパ&ママは大変多いですね。
僕は就学前の幼児から学習指導をした経験があります。また、その子がどういう家庭環境でどういった教育を受けてきたか、多くの親との面談でヒアリングしてきました。
でも結局、幼児期に家庭で何をすれば良いのかがわかっていない親が多いのが現状なんです。
そこで今回は・・・
・幼児教育って一体何をすればいいの?
・家庭で子供の能力を最大限に引き出してあげたい!
・子供の成長に良い接し方を知りたい!
こんな疑問や要望にお応えします!
保育園や幼稚園以外の家庭で過ごす時間は意外と多く、おうちで幼児教育を実践したい!と考えている方には、有益な情報です。
ぜひ、最後までご覧ください!それではさっそくいってみましょう!
※日本の幼児教育の課題とは?
>>【日本の幼児教育】世界と比較してわかった特徴・現状・問題点!
【おうちで幼児教育】家庭で何をすればいいのかわからない方へ!
まず始めに「おうちで幼児教育!家庭で何をすればいいのか?」ということを解説します。
幼児教育と言ってもたくさんの種類があり、考え方や目的もはっきりと明確な違いがあります。まず、そこから知りたい方は、コチラの記事をご覧ください。
※世界7大教育メソッドを詳しく解説!
>>【幼児教育の比較】世界の7大教育メソッド!幼児期の大切なこと!
それらを知った上で、知識や経験がなくても親が家庭で子供にできる幼児教育をまとめます!
おうちでできる幼児教育
①子供の気が済むまで遊ばせる
②手を出すより見守る
③大自然の中で遊ばせる
④音楽を聞かせたり、リズム遊びをする
⑤すべてを受け入れ、自分で選ばせる
この5つの方法で家庭で幼児教育を実践してください!
教育って言うけど、親が子供に何かを教えていく!ということではないのです。
子供は「自ら成長する」ので親は「子供の自立を助ける」と思ってください!
それでは1つ1つ詳しく見ていきましょう!
子供の気が済むまで遊ばせる
まずは「子供の気が済むまで遊ばせる」ということです。
子供はフロー状態(集中して周りが見えていない状態)になると、時間を忘れてお腹がすくのを忘れて遊びに夢中になります。
これをよくある親の都合で中断させてしまうことがあります。
「ご飯を早く食べなさい!」
「遅れちゃうから準備しなさい!」
「もうおしまいにして、早く寝なさい!」
こんな感じですね。よくあるこういうセリフは子供のフロー状態をかき消してしまいます。
幼児期において、こういうフロー状態で集中することは、脳にとって大変重要なことなのです。
0~6歳までに生きるベースとなる力が身につきます。もっと遊びたい!と泣くのは、能力を試したい証拠なのです。
気が済めば、子供はちゃんと言うことを聞くので安心してくださいね。
手を出すよりも見守る
次は「手を出すよりも見守る」ということです。モンテッソーリ教育では、かなり推奨されている親の接し方です。
幼児期の子供が遊んでいる場合、何かにチャレンジしていることが多いのです。それを親が手を出して手伝ってあげよう!とすることがよくありますね。
手伝ってもよいのですが、真剣にチャレンジしてクリアできた達成感は子供の自信につながります。さらに、親がすかさず褒めると自己肯定感も上がるので最高に成長を促せます。
もしできなくて子供が泣いていたら・・・
「手伝ってほしかったら言ってね」と一言だけ言う。
もしくは、そばにいるだけ。
これだけで十分です。
親が手本を示すよりも、子供自身が失敗を通じて学ぶ方が自然です。子供の能力を親は引き出してあげてください。
親も焦らず、子供のそばで温かく見守ってください。
大自然の中で遊ばせる
そして次は「大自然の中で遊ばせる」ということです。
自然には学びがいっぱいあります!自然から入ってくる感覚は、親だろうが先生だろうが、教えることはできません。
・虫の動きや、鳴き声
・風の音や、通り過ぎる感覚
・太陽がポカポカ暖かい
・手で触った感覚
・転んで痛い
といった五感を活性化させます。
シュタイナー教育では自然の中で遊ばせることを最重要視しています。東大合格者の多くが幼い頃に自然の中で自由に遊んでいた経験があるのです。
五感をフルに生かして自然と触れ合うことで、脳へたくさんの刺激を送ることができるんです。
家の中でテレビやYouTubeばかり見ていると、豊かな心は育ちにくいです。子供を自然の中に連れて行ってあげましょう!
音楽を聞かせたり、リズム遊びをする
続いては「音楽を聞かせたりリズム遊びをする」ということです。
音楽は幼児期の子供にとっては、脳への良い刺激になっていることがわかっています。そのため、楽器を習うこと、良質な音楽を聴くことは確実に成果になります。
・オーケストラやピアノの良質な音で音感が身につく
・リズム遊びで、リズム感が身につく
できるだけ音が良いものが好ましいです。Youtubeなどでもクラシック音楽をオーケストラで演奏した動画がありますが、スマホの音ではなく「高音質なスピーカー」が良いです。
「学力が高い子供」の記事でも、音楽はとても良いことを紹介しています。よろしければご覧ください!
幼い頃に楽器を習った、もしくは良く聴いた音楽は、一生記憶に残ってるのです!
全て受け入れ、自分で選ばせる
最後に「全てを受け入れ、自分で選ばせる」ということについてです。これは親にとっては最も難しいことになります。
子供の発想は無限に広がり大人には理解しにくいものです。そうした子供の世界を否定しない!ということです。「大人の常識や価値」を押し付けて、大人の強制力をもって子供の行動を制限しないでください。
・子供の行動を全て肯定する
・受け入れてもらえた子供は安心する
・そこから、子供ならではの新しい発想が生まれてくる
子供は制限をされなければ無限に可能性を発揮します。
ここで注意!
そうはいったものの、社会に出ると制限やルールのもとで行動しなくてはならなくなります。
そこで「どうするか?」ということを、子供に決めさせる!ということです。小さな集団から始まり、色々な価値と出会うことで、自分に合うものを選択できるようになるのです。
発想を自由にできると圧倒的な成長があります。それでも、社会への適応は子供社会でちゃんと学んでいきます。
親が受け入れることが最初になければ、自分で選んで決めることができなくなります!
※どうしても子供へイライラする人へ!
>>【子供にイライラする原因】怒りの対処法!母親のアンガーマネジメント!
✅早期英語教育は当たり前!でも、英会話教室はどこが良いかわからない!そんな方へ朗報です!
>>【子供向けオンライン英会話】どこがいい?の悩み解決!5社を比較!
【おうち幼児教育】親と一緒に楽しく遊べるおすすめの知育教材!
ここからは「おうちで幼児教育!親と一緒に楽しく学べるおすすめの知育教材!」について書いていきます。
おうちで親と一緒に学べる機会は、幼児期のころしかない!と思っています。小学校の高学年にもなれば外の世界とのつながりを持ちますので、3歳~10歳までは親と一緒に学べるチャンスです!
そのおすすめ知育教材を3つ紹介します。
おうちで幼児教育!おすすめ知育教材3選!
①幼児も楽しく学べる図鑑
②オンラインで学べるタブレット学習
③おうち時間を楽しむアイテム
この3つです。ここでは簡単に紹介しますので、詳しい説明はリンクしてある記事をご覧ください!
幼児も楽しく学べる図鑑
おうちで幼児教育!おすすめの知育教材の1つ目は「図鑑」です。
図鑑は知的好奇心を高めるのに最も効果的な知育教材です。子供の興味があるものを選ばせてあげれば、間違いなくボロボロになるまで読み尽くしてくれるでしょう。
有名な図鑑出版社は「小学館NEO」「講談社MOVE」「学研LIVE」の3つですね。どれを選んでよいか、と悩む方もいるでしょう。
その図鑑の特徴を徹底比較した記事を書いていますので、知育教材として、ぜひ子供にプレゼントしてあげてください!
オンラインで学べるタブレット学習
続いての知育教材は「オンラインで学べるタブレット学習」についてです。
幼児教育には早期教育の意味合いも含みます。英会話や思考力を育てるもの、漢字や文章力を早期から鍛えておくのは知育として効果的です。
学習法は絶対にタブレットがおすすめ!短時間に効率よく、最大の効果が発揮できるように学習できるツールになっています。
英語やプログラミングも無料でついてくるコースがあり、もはや「塾いらず」の時代に突入しています。
おうちで早期教育をしたい方は、おすすめのタブレット学習コースを紹介していますので、ぜひご覧ください!
子供とのおうち時間を楽しく過ごすアイテム
最後に「おうち時間を子供と楽しく過ごすアイテム」について書いていきます。
知育、というのは決して教育や知識に偏った話ではありません。親と一緒に楽しく過ごせるアイテムがあることで学べる機会も増えてくるというものです。
例えば「ボードゲーム」「プログラミングロボット」「パズル」のようなものですね。
おうちで過ごす時間が長い幼児期に、このようなアイテムが家庭にあるだけで充実した時間を過ごすことができます。
おうち時間を充実させるためのアイテム紹介記事を書いていますので、ぜひコチラをご覧ください。
※関連記事
>>【幼児の英語教育】早期に学ぶデメリットとは?無駄にしない方法!
【おうちで幼児教育】家庭で何をすれば良いのかわからない方へ! まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「おうちで幼児教育!家庭で何をすれば良いかわからない方へ!」ということで、まとめてきました。
おうちで幼児教育を親がやる場合、何をやれば良いか、わかりましたか?
幼児期に家庭でどんなことをして、何を子供にすればよいかを簡単に紹介しました。もう一度、家庭で親ができることをまとめます。
おうちでできる幼児教育
①子供の気が済むまで遊ばせる
②手を出すより見守る
③大自然の中で遊ばせる
④音楽を聞かせたり、リズム遊びをする
⑤すべてを受け入れ、自分で選ばせる
そして家庭でできる知育教材の紹介です。
おうちで幼児教育!おすすめ知育教材3選!
①幼児も楽しく学べる図鑑
②オンラインで学べるタブレット学習
③おうち時間を楽しむアイテム
※記事をリンクしてあります!
今しかできない幼児期の教育に、親が最大限の協力をしてあげてほしいです。
幼児期は短く、そしてその後の成長に大きな影響を与えます。親が思うようには育たないかもしれませんが、子供が自由にのびのびと育てばきっと大きな能力となるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました!他にも色々な子育てや育児の記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!