GoogleやDisneyも取り入れる理由【レッジョ・エミリア教育のメソッド】

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皆さんは世界の企業が取り入れている教育メソッドをご存じでしょうか?

GoogleやDisneyの預かり保育で採用されている教育メソッドがあるのです!

その名は「レッジョ・エミリア教育法」です。

この記事は・・・

・GoogleやDisneyが取り入れる教育メソッドを知りたい
・幼児教育の知見を広げたい
・レッジョ・エミリア教育メソッドを深く知りたい

という方におススメです!ぜひ最後までご覧ください!

レッジョ×モンテ、世界のすごい教育を家庭に!

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レッジョ・エミリア教育とは!?

それではレッジョ・エミリア教育メソッドについて解説をしていきます。

レッジョ・エミリア教育メソッドは「モンテッソーリ教育」「シュタイナー教育」「イエナプラン教育」と並ぶ、世界7大メソッドの1つとして知られています。

この教育法は世界で注目を集めており、1991年に幼児教育の国際的なロールモデルとして紹介されました。

アメリカのGoogle・Disney社員の預かり保育でも、レッジョ・エミリア教育が採用されています。

世界的な企業がこういう教育を導入すると、一気に名前が知れわたり普及しますね。

ただ、レッジョ・エミリア教育についてはメソッドというメソッドがありません。メソッドというよりは、教師や親に対する戒めを100の言葉という「詩」として残してあり、その考えを元に築かれた教育法、ということになります。

レッジョ・エミリア教育 はじまり

レッジョ・エミリア教育のはじまりは、イタリアの小さな町「レッジョ・エミリア」からと言われています。レッジョ・エミリアというのはイタリアの町の名前なんですね。

レッジョ・エミリア イタリアの町

レッジョ・エミリアは古代ローマ時代に、将軍マルクス・アエミリアウス・レピドゥスによって建設された町です。

レッジョ・エミリアの街を通る古代ローマの街道、エミリア街道を歩くと街の中心地に出られます。街の中心にはプランポリーニ広場があるようです。

地図を載せておきますので、どんなところかご覧ください。

この広場には博物館、教会、時計塔、ホテル、カフェなどが並び、古い街ですが非常に美しい景観が楽しめます。

さらにレッジョ・エミリアは芸術が栄えている街でもあります。コンサートやダンス、オペラなど様々なイベントが開催されるほどです。

観光地としても有名になっているところになります。以下にレッジョ・エミリアの観光記事をリンクしておきます。

2020年 レッジョ エミリアで絶対外さないおすすめ観光スポットトップ10【定番から穴場まで!】 トリップアドバイザー

そんなレッジョ・エミリアから広まった教育法とはどんなものなのでしょうか!?

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レッジョ・エミリア教育 概要

そんなところから始まったレッジョ・エミリア教育の概要を書いていきます。

レッジョ・エミリア教育 考えの要

実は指導者であるローリス・マラグッツィは教育論を執筆してまとめておらず、考えの要が存在しない。ただ「100の言葉」を残しており、現代のレッジョ・エミリア教育に受け継がれている。

指導者のローリス・マラグッツィによって、築かれた教育メソッドです。

芸術性を取り入れた教育法で、様々な観点から幼児教育を考えていたことがわかります。

レッジョ・エミリア教育 目的

これも目的を明確に記したものはない。考えの要にもあるように「100の言葉」が、マラグッツィの教育の目的を残しているものになっている。

ローリス・マラグッツィが残した100の言葉。

教育の目的、すべてがこの100の言葉に凝縮されています。この100の言葉は、レッジョ・エミリア教育の基本の要であり、考え方そのもの。

優れた幼児教育を生み出すこの100の言葉は、幼児と接する教育者すべてにしっかりと受け継がれています!

レッジョ・エミリア教育 主な取り組み

プロジェクト活動

1ヶ月から長ければ1年間にも及ぶ活動で、子供たちによって1つのテーマを深堀していく活動のこと。プロジェクトは4~5人一組になり保育士だけでなく地域の大人たちも加わって子供と対等な立場で話し合う。協調性、社会性を養える。

プロジェクト活動はテーマを決める活動で、話し合い、意見交換、他社尊重といった感覚が養われるやり方で、保育士、地域の大人を巻き込んだ活動になっています。

そのため、子どもたちの協調性や社会性は、幼いころからしっかりと根付いていき、将来は自己判断によらない意思決定ができるようになることが期待されます。

ドキュメンテーション

子供の活動の記録を文字や写真にして、誰でも見られるところに展示する。ファイルにまとめて本人や保護者が閲覧できるようにしている。

子どもたちの活動の記録をまとめていくドキュメンテーション。

誰でも見れる、というところにポイントがあり地域の人たちが子供たちの活動の把握をして、子どもたちの活動を支援したり、子どもたち自身が活動の中心にいる自覚が芽生えるシステムになっています。

教育環境

アトリエリスタ(美術専門の教師)、ペダゴジスタ(教育学専門の教師)が必ず指導者として配置されている。また、ピアッツァ(広場)と呼ばれる空間を作り、子供たちが集まってコミュニケーションを取れるようにしている。

芸術性に優れたレッジョ・エミリア教育。

アトリエリスタは子供たちのそういった感覚を鍛え、ペダゴジスタが自ら考えだす教育を施すシステムになっています。

このピアッツァという広場が、子どもの憩いの場であり、話し合いの場であり、コミュニケーションの場になっています。

ここからより社会性を磨くことができるようになっているのです。

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レッジョ・エミリア教育 家庭で取り入れる要素

今回の記事を通して家庭でも取り入れられるレッジョ・エミリア教育メソッドは、ずばり「ドキュメンテーションでしょう。

これは子供が何かに没頭していることを写真に撮ったりして飾る、というシンプルなもの。多くの保育園や幼稚園、小学校でもやっていることですね。

家族という最小単位でやることで子供に所属している感覚、共同体である感覚を身につけてもらいたいと思います。

これまで紹介してきた教育メソッドの中でも、シンプルな考え方だと感じます。

その理由としてはメソッドを明記せずにやり方が受け継がれたからではないかと考えます。

また、レッジョ・エミリア教育の教師はマラグッツィの100の言葉をしっかりと心に刻んで、子供と接しているのではないかと思います。

次に、マラグッツィの100の言葉を紹介します。

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レッジョ・エミリア教育  マラグッツィの100の言葉

そんなマラグッツィの100の言葉とは、いったいどんな言葉なのか!?

以下の詩が100の言葉です。

「でも、百はある」
ローリス・マラグッツィ
(田辺敬子訳)

子どもには 百とおりある。
子どもには 
百のことば 百の手 百の考え 百の考え方 遊び方や話し方
百いつでも百の聞き方 驚き方 愛し方 歌ったり
理解するのに 百の喜び
発見するのに 百の世界
発明するのに 百の世界
夢見るのに 百の世界がある
子どもには 百のことばがある
…それからもっともっともっと…


けれど九十九は奪われる
学校や文化が 
頭とからだを ばらばらにする


そして子どもに言う
手を使わずに考えなさい
頭を使わずにやりなさい
話さずに聞きなさい
ふざけずに理解しなさい
愛したり驚いたりは 復活祭とクリスマスだけ


そして子どもに言う
目の前にある世界を発見しなさい
そして百のうち 九十九を奪ってしまう


そして子どもに言う
遊びと仕事
現実と空想
科学と想像
空と大地
道理と夢は
一緒にはならないものだと


つまり百なんかないと言う

子どもはいう
でも 百はある

親の心にグサグサ刺さる詩です。心が痛いです。

最後の「子どもはいう でも 百はある」って、大人には聞こえないんでしょうね。

与えている、と勘違いしないようにしないといけませんね。

子どもには、子どもなりに感じていることがあり、子どもなりに意見もあり、子どもなりにたくさん夢もあるんです。

制限しているのは親で、制限しているのは大人であり、制限しているのは日本の社会なのかもしれませんね。

子どもの無限の可能性を信じているからこそ、マラグッツィはこういう言葉を残したのでしょう。

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レッジョ・エミリア教育 まとめ

レッジョ・エミリア教育は、いかがでしたでしょうか?

僕も親なので子どもの可能性は信じたいし、期待したい。

でも、つい出る言葉は大人の都合と大人の現実。そこには、虚無しか生まない。

家庭で取り入れるメソッドとしては、ドキュメンテーションということで記事を書きました。

しかし、本当に取り入れるべきメソッドは、マラグッツィの100の言葉に凝縮されている気がします。

表上の活動はドキュメンテーションのように、写真や記事を見えるところに掲示するのがいいと思いますが、本質的には「大人の都合で子供を制限しない」ということになるのではないでしょうか?

ぜひ、親御様は心のどこかにマラグッツィの100の言葉を刻んでいただきたく思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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