【シュタイナー教育】英才教育を家庭で取り入れるやり方!

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【シュタイナー教育】英才教育を家庭で取り入れるやり方!

予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。

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講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!

今回は「英才教育で有名なシュタイナー教育」という教育メソッドを紹介します。世界7大教育法の一つで、日本でも紹介されている教育法の中では特に有名です。

今回はそんなシュタイナー教育について家庭でできるやり方紹介していきます。

こんな方におススメの記事です。

・公教育では足りないものを家庭で補いたい!
・シュタイナー教育ってどんな教育?
・子どもに生きる力を身につけさせたい!

こんな疑問や要望にお応えします!

よくシュタイナー教育と対比されるのが、モンテッソーリ教育です。二つの教育には共通点や類似点があるんです。

モンテッソーリ教育について知りたい方は以下にリンクを貼っておきますので、ぜひご覧ください。

※モンテッソーリ教育
>>【モンテッソーリ教育】おうちモンテを簡単に子供に実践する方法!

シュタイナー教育のメソッドを知るには「教育出版の親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育」がおすすめです!

以下に参考文献をリンクしておきます。

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シュタイナー教育

【シュタイナー教育】英才教育を家庭で取り入れるやり方!

シュタイナー教育の考えを築いたのはオーストリアで生まれたルドルフ・シュタイナーが考案しました。

彼は工科大学に進みましたが、幼い頃からゲーテに強い影響を受けています。

そのため、哲学や思想からの視点でそれを教育に生かしたのが始まりなんですね。

最初にお伝えしたいのは、シュタイナー教育は家庭で実践することがかなり困難な教育法だということが言われています。

本気で実践していきたのであれば、シュタイナー教育を実際に行っている学校を探すしかありません。その理由は、シュタイナー教育の概要を知ればわかります。

しかしながら、僕はもともと小学生教育を担当していた経験から家庭でも取り入れられる方法を保護者の方にお伝えし、実践してきました。

成功例も後ほど紹介します。では、シュタイナー教育の概要説明です。

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シュタイナー教育とは?

【シュタイナー教育】英才教育を家庭で取り入れるやり方!

それではシュタイナー教育について、詳しく解説をしていきます。

シュタイナー教育とは 考えの要

それでは、シュタイナー教育の考え方の要についてまとめます。

芸術や自然に触れ、のびのびと個性を伸ばし、個人の能力を最大限に引き出すことを目的とした教育

シュタイナー教育は「からだ」「こころ」「あたま」のバランスを取りながら、成長に合わせて能力を引き出していく教育法です。大きな特徴の1つとして育つ時期を3つに分類しています。

分類は7年刻みになっていて、子どもの成長過程で特に成長する部分に考えの中心を持っていきます。

以下にその7年刻みの成長する部分を書きます。

7年ごとの周期
→0~7才:意思を育む(からだの発達)
→7~14才:感情を育む(こころの発達)
→14~21才:思考を育む(あたまの発達)

シュタイナー教育 教育の目的

それではシュタイナーが目指した教育の目的とは何でしょうか?

・シュタイナー教育の目的
「自由な生き方ができる人間を育てる」

自由な生き方ができる人間というのは、現代社会に適応する最強の能力です。

激変する社会の変化に対応し、その中で個性を生かせる場所を選択し、だれにも拘束されず自由に生きていく力が育つということなんです。

自由というのは「自らの意思を持って行動ができる」という解釈です。

よって、協調性や社会性を身につけた上で、そこに自らの意思を反映させることができる、という素晴らしい力が身につきます。

シュタイナー教育 教育を受けた有名人

黒柳徹子さん、斎藤工さん、など日本人は少ない。

ただ、個性的な二人なのは確かですね。誰にも影響されず生きている二人な気がします。

俳優の斎藤工さんは、演技に意思があり個性派俳優として活躍していますね。シュタイナー教育は、世の中がどうなろうと生きる力が身につく教育でもあります。

それは「非認知能力」に紐づいているのかもしれませんね。以下に非認知能力についての記事を貼ってありますので、参考までに読んでみてください。

シュタイナー教育 主な教育の取り組み

シュタイナー教育は芸術活動と自然体験を大切にしています。

知的教育は行わず、テレビやゲームを禁止しています。

シュタイナー教育は禁止事項がかなりあるので、今の日本の家庭の風習にはそぐわない部分が多いと思います。

また、シュタイナー教育は学力を重視することないためテストがありません。

そして担任が8年間変わらず、12年間の一貫教育課程になる。個性を尊重するため本人の学びたい分野がわかるまで、色々と探り続け、見つかった時にサポートするという考えなのです。

そして、教育メソッドの考案者であるルドルフ・シュタイナーさんは幼いころからゲーテに影響を受けているため、本当の意味でシュタイナー教育を学ぼうとすると思想や哲学を学ばなければならないため、かなり難解です。

すべてを理解するというよりも、その考えで生まれたメソッドのエッセンスを学校教育に生かしているようです。

これらがシュタイナー教育の概要です。

※幼児教育の関連記事
>>【幼児教育の比較】世界の7大教育メソッドのまとめ!

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シュタイナー教育 家庭で取り入れるやり方

【シュタイナー教育】英才教育を家庭で取り入れるやり方!

先ほども述べた通り、シュタイナー教育を日本でしっかりと21歳まで受けるのは難しいため、もし家庭で取り入れるとするなば、部分的に取り入れることになるでしょう。

では家庭でシュタイナー教育を取り入れるにはどのようにすればよいのか?

その答えは、家庭で取り入れられそうなものを選べばいいのです!

シュタイナー教育 家庭での実践するやり方

それでは実際にシュタイナー教育を家庭で実践するやり方を解説します。

それを以下にまとめました!

シュタイナー教育の家庭で実践するやり方
・メディア禁止(スマホ、PC、TV)
・自然と触れ合う(外で遊ぶ、草花・昆虫採集、海山川に行く)
・芸術を楽しむ(音楽、美術、工作)
・踊りを踊る(ダンス、舞踊、リトミック)
・興味があるものを一緒に調べる(書籍中心)

例えば「メディア禁止」「自然と触れ合う」「芸術を楽しむ」「踊りを踊る」などを生活に取り入れ、子供が興味を示したものについて共感し、子供主体のかかわり方を続けていくという感じですね。

中でも「自然と触れ合う」「芸術を楽しむ」は現代の日本でも比較的容易に家庭で取り入れられると思います。

休日に子供たちを連れて山に登ったり、川や海で遊んだり、生き物を触ったり、博物館や美術館で芸術を楽しむだけでなく、その芸術の歴史や作家のことを知ったり・・・

休日をうまく子供たちと合わせられなければ、少しでも良いので外を一緒に散歩したり図書館に行ったりして、興味があるものを一緒に見つけてください。

家庭でしか体験できないことを大切にしてくれれば、それがシュタイナー教育の目的になり、家庭でできるやり方になっていくわけです!

シュタイナー教育 家庭での実践方法「実例」

僕が実際に自分の子供に実践しているシュタイナー教育のメソッドは「キャンプ」です。

キャンプは大自然の中での不便な暮らしを、思う存分満喫できるツールです。

自分で居住するものを立て、食材を準備し、火をおこし、暗くなったら寝て、明るくなったら起きる、自由な時間はたくさんあり、どう過ごすかを自分で考える。

便利な環境に慣れすぎているあまり、その便利さに気づかずに過ごしているから、有難みがよくわかる。
※僕がアウトドア派なので付き合わせている、ということでもありますが・・・

子供が興味があるものがあれば尚更そこへ投資をしたほうがいいと思います。

オーケストラを聞きに行って「また行きたい!」と言ったら、次の約束をして楽しみに待つ、ということもいいでしょうね!

※関連記事
>>【レッジョ・エミリア教育】家庭でできるGoogleが取り入れる教育

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シュタイナー教育 まとめ

【シュタイナー教育】英才教育を家庭で取り入れるやり方!

いかがでしたでしょうか?

ここまでシュタイナー教育について、概要から家庭でできる実践方法ややり方を紹介してきました。

対比される教育法でモンテッソーリと共通して言えるのは、やはり主体が子供

子供の自発的な考えや行動をちゃんと尊重するということ。

以前の「モンテッソーリ教育の記事」にも書きましたが、結局は子供には自分を育てるう力が備わっている、ということなんですね。

つまり、親の理想や主観はいれないこと。ついつい言ってしまうので注意してほしいと思います。

日本の教育にも、こういった子供主体の考えが根付いてほしいと思っています。

子供の個性を尊重し「まわりと違う」ことへの素晴らしさに大人が早く気付くべきです。

そして、将来の激変する未来を設計するような人物が、日本から生まれてくるように僕らは努力しないといけないと感じています。

子どもたちへの教育は未来への財産を残すと同じ事。僕も現役の予備校講師ですので、目の前にいる子どもだけではなく、僕の目の届かない範囲までこういった家庭でできる教育法が広がればいいな、と思っています。

最後までご覧いただきましてありがとうございました!他にも色々な幼児教育の記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!

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