予備校で講師＆学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導！延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です！
今回は「大学受験！共通テスト世界史を短期間で9割取る勉強法と対策！」について解説していきます。
冒険者さん。世界史が本当にできません！全然頭に入ってこないし、流れも用語も覚えられません。共通テストに向けての対策はどうすれば良いですか？
文系で世界史を選択している人、理系でも世界史が好きで選択している人、短期間で共通テストで9割を取れたら合格がグッと近づきますよね！
社会科の科目は、受験科目の中でも最も最速最短で点数を伸ばすことが可能なのです！でも、世界史を苦手にしている受験生は多いです！
今回の内容は・・・
・共通テスト世界史を9割取りたい！
・どんな勉強が世界史には効果的なの？
・おすすめの参考書や問題集を知りたい！
こんな疑問や要望にお応えします！この記事を最後まで読めば、共通テスト世界史を9割取れる勉強法と対策法が知れて、おすすめの参考書で勉強することができます！あとは実践あるのみです。
ぜひ最後までご覧ください！それではさっそくいってみましょう！
※共通テスト対策の始め方！
＞＞【共通テスト対策】いつから始める？何をやる？答えを教えます！
【大学受験】共通テスト世界史を短期間で9割取るための勉強法と対策！
では「大学受験！共通テスト世界史を短期間で9割取るための勉強法と対策！」について解説していきます。
早速ですがその勉強法をまとめます！
【共通テスト世界史で9割取る勉強法】
・世界史は広く薄く浅く！
・世界史の「通史の基本」は早く終わらせろ！
・流れは地域ごと！年号も入れろ！
・最速で伸ばしたい人は授業を受けろ！
・世界史の文化史は最後にやるべし！
この５つです！共通テスト世界史で9割を目指したければ、この５つは絶対に覚えておきたいことです！
それでは１つ１つ詳しく見ていきましょう！
2023年度共通テスト世界史の問題と解答
まずは2023年度入学試験の共通テスト世界史の実際の問題をリンクしました。
百聞は一見に如かず！まだ世界史の実際の共通テストの問題を見ていない人は、下にリンクを貼ってありますので、ぜひご覧ください！
※実際の問題を見る
＞＞2023年度共通テスト世界史の問題
＞＞2023年度共通テスト世界史の解答
共通テストに変わってから資料問題や思考問題が増えましたが、そこまで大きな変更がないのが世界史です。
まだ共通テスト世界史の問題を見ていない人は、リンク先からご覧ください！
共通テスト世界史の対策は広く薄く浅く！
まず始めに「共通テストの世界史の対策は広く薄く浅く！」についてです。
世界史は日本史と違って、深く知らなくても良いことが多いです。世界史は世界中の国々の歴史を習うため、出題範囲が広いのが特徴です。
ですから、最初からあまり深い知識を身につけようとしない勉強法で十分なのです。
教科書や資料集の細かい知識は、一旦おいておき、まずは重要語句に集中しておくことが大切なんだ！
共通テスト世界史の対策は完璧は目指さず、でも、しっかりと基本的な用語を頭に入れるような意識をしっかりと持って勉強しよう！
共通テスト世界史は「通史の基本」を早く終わらせろ！
次に「通史の基本を早く終わらせろ！」ということです。
共通テスト世界史は前近代（フランス革命前）も、近現代（フランス革命後）も満遍なく出題されます。つまり、一通りの流れを早く終わらせなければ、共テ対策に入れない！ということです。
先ほども世界史は広く薄く浅く、という話もしたので、独学でも良いので通史を早めにやっておきましょう！
世界史は通史を一周するまでがキツイ！夏までに通史を終えれば、そこからは共テ対策をバンバンできるので、あとは楽です。
ここで注意点！
文化史はここでは置いておこう。文化史は通史とは別ものです。基本的な流れ、重要語句で「習っていない」という状態から早く抜け出そう、ということです。
そっか！まずは全部の流れを早めにやってしまえば良いんですね！１つ１つ完璧にすることを目指していました・・・
共通テスト世界史の流れは地域ごと！年号も入れろ！
そして共テ世界史で9割を取る勉強法の３つ目は「流れは地域ごと！年号も入れろ！」です。
日本史は国が１つなので、流れ自体は難しくないのですが、世界史はそうはいきません。
古代エジプトや中国史、中世のヨーロッパや東南アジア、やがてはアメリカなど、地域ごとにその歴史を学びますね。
それをいきなり横展開して「ヨーロッパがこの時は、中国の王朝は…」などをやっている人がいますが、違います！
地域ごとに流れを勉強しよう！中国史なら中国のことだけをしっかりと見れば良いです！
その際に「年号も覚えていく」という勉強も忘れずに。ただ、キッチリと全ての年号を入れるわけではなく、重要な出来事の年号は絶対に暗記する！というスタンスで十分。
年号が通史の全て入れば、自動的に「横展開」ができるようになっていくのです！
共通テスト世界史を最速で伸ばしたい人は授業を受けろ！
いよいよ４つ目ですが「最速で伸ばしたい人は授業を受けろ！」という勉強法です。
なぜ授業なのか？というと、独学の３倍効率的だからです。誰かに教えれて習得することと、独学で自力で習得する期間には３倍の差があるのです。
今の時代、オンライン塾が当たり前。効率的に世界史を習得するには、授業を受けるのが一番手っ取り早い！
僕も予備校でオンライン授業をやっていますが、自分の利益など一切抜きにして「超絶おすすめのオンライン映像授業」はスタディサプリですね。
正直、これだけのクオリティであの安さで提供されると、何にも言えなくなりますね。
一応リンクを貼っておきますので、興味のある方は14日間の無料でもやってみてください。
確かに世界史は授業を受けた方が手っ取り早く習得できる科目ですね。自分で勉強するより楽だし、何より授業は時間的な効率がかなり良いですね！スタサプ、検討します！
共通テスト世界史の文化史対策は最後にやるべし！
そして共テ世界史で9割を取る最後の勉強法は「文化史は最後にやるべし！」ということです。
共通テスト世界史は文化史は３問程度しか出ません。よって、出題されてミスしたとしても、他が全てできていれば９割取れます！
ただ、全くやらないのも怖いので優先順位は一番最後で、文化史をやることをおすすめします。
文化史はあまりこだわらなくてOK。覚えていく、というより、知っておく、程度の勉強で十分ですよ！
共通テスト世界史は、形式が非常に特殊です。ただ、センター試験と出題の傾向は変わっていないです。
ですから、ここで紹介した５つの勉強法を取り入れつつ、センター試験の過去問に早めに着手して仕上げていきましょう！
※共テ現代文を安定させる！
＞＞【共通テスト現代文】安定しないのは理由と対策
【大学受験】共通テスト世界史対策！短期間で9割取るための参考書！
では続いては「大学受験！共通テスト世界史対策！短期間で9割取るための参考書！」について書いていきます。
世界史は独学でもいける教科なので、参考書は重要です。また、共テ世界史で9割を取るためには徹底的な演習が必要です！
共通テスト世界史で9割取るための参考書
・流れをつかむ編
・語句暗記、一問一答編
・共通テスト対策編
・記述、論述編
そうそう、世界史の参考書や問題集を知りたかったんです！効果が出てわかりやすい世界史の参考書と問題集を教えてください！
こんな感じで、おすすめをまとめましたので、１つ１つ詳しく紹介していきます！
世界史の流れをつかむ対策ができる参考書
それでは最初に「流れをつかむ編」から見ていきましょう！
世界史は流れを通史で行い、早い段階で一周することが大切です。そのためには、わかりやすく説明している参考書が何よりも大切です！
全４巻の実況中継シリーズ！メッチャわかりやすい！
日本史でもおなじみの実況中継世界史Bです。これは、本当にわかりやすい言葉で広く薄く浅く説明している参考書です。
つまり、この実況中継４冊さえあれば通史を一気に流れをつかむことができるよ！ってことなんですね。ぜひ、参考にしてみてください。
実況中継の参考書を持っている人、結構多いですね！私もコレにしてみようかな！
世界史の語句暗記・一問一答対策ができる参考書
続いては「語句暗記・一問一答編」です。
世界史はインプットが重要。そのため重要語句を覚えて、語句をテストしていくことは、インプットするうえでは必ずやってほしい勉強法。
そこで活躍する参考書を紹介します。
山川出版の一問一答！わからない用語を調べる辞書として有効！
教科書と同じ「山川出版」の一問一答がおすすめ！
この本に書かれていないことは入試にでない！というくらいの代物で、辞書代わりにも使えます。
流れをつかみ重要語句を入れていく勉強をするのに最適な参考書ですよ！
共通テスト世界史対策ができる問題集
そして「共通テスト対策編」の紹介をします。
演習量なら赤本が圧倒的！
やはり共通テスト対策は「赤本」に限ります。
傾向と対策の分析はかなり緻密です。そして、センター試験の過去問を10年以上解けるのも赤本の魅力ですね。
河合出版から共通テスト総合問題集世界史Bもおすすめです！
こちらは、予想問題を５回分以上やることができますし、傾向もつかめます。共通テストの過去問が少ない分、こうした予想問題集で対応するのがベストです！
共通テスト対策ベストセラーのきめるシリーズ！
そして、もう一つ紹介したいのが「きめるシリーズ」の世界史です。これがベストセラーになっていて、人気が出ている参考書。
共通テストに出やすいものを、丁寧に解説してあります。問題集というよりかは参考書ですので、共通テストに向けて基礎をしっかり学びたい人は、コチラも良いですよ！
共通テスト世界史でちゃんと戦っていきたいなら、上記の３つの参考書のうち１つは絶対に持っておいてほしいです。必ず役に立ちますよ。
世界史の記述・論述対策ができる問題集
最後は「記述・論述編」です。
共通テストには論述は出ませんので、番外編という感じ。国公立大の２次試験で世界史を使う人以外は、飛ばしてOK！
で、おすすめしたいのは「河合塾シリーズ」の世界史論述。
河合塾シリーズの問題集や参考書は、とにかく解説が丁寧でわかりやすい。そして、豊富な演習量を備えているので、とにかく受験の強い味方になります。
この世界史論述も、論述が苦手な人から始められるように段階的に文字数を増やしてあります。
ぜひ、難関私大・難関国公立を目指す世界史受験者は持っておきたい1冊ですので、ご覧になってください。
※予備校講師監修！
＞＞【古文漢文】共通テストにもおすすめの問題集＆参考書！
【大学受験】共通テスト世界史を短期間で9割取る勉強法と対策！まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回は「大学受験！共通テスト世界史を短期間で9割取る勉強法＆参考書！」ということをまとめてきました。
共通テスト世界史は集中的に勉強すれば、かなりの成果が見込めます。そして、確実に点数につながるのです。
ですから、ここで紹介した勉強法と参考書で、しっかりと「流れと語句、共通テスト演習」を行い、志望校合格へ近づいて欲しいですね！
最後にもう一度、勉強法と参考書をまとめます！
【共通テスト世界史で9割取る勉強法】
・世界史は広く薄く浅く！
・通史の基本は早く終わらせろ！
・流れは地域ごと！年号も入れろ！
・最速で伸ばしたい人は授業を受けろ！
・文化史は最後にやるべし！
「流れをつかむ」実況中継
「重要語句・一問一答」山川出版
「共通テスト世界史演習」赤本
「共通テスト世界史の参考書」きめるシリーズ
「記述・論述対策」河合出版
最後までお読みいただきありがとうございました。他にも色々な大学受験の有益な情報記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください！
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冒険者さん、ありがとうございました！今回も勉強になりました！志望校合格に向けて頑張ります！また、LINEで色々と質問させてくださいね！
