予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「英語教育の格差!日本で教育格差が広がる英語教育!受験に影響大!」という内容を書いていきます。
英語格差、という言葉は最近では教育業界の間では良く聞くフレーズになっています。その英語格差が受験にとって影響が非常に大きいのです!
僕の予備校で指導している学生や保護者にも伝えていることですが、英語教育の格差はますます拡大し、大学のランクや合否、推薦入試などに大きな影響を与えます!
そこで今回は・・・
・英語格差について、詳しく知りたい!
・英語教育の格差って、どんな影響があるの?
・格差の上位をキープして、より良い進学先に行きたい!
こんな疑問や要望にお応えします!
以前にも「学力格差はなぜ起こる?」といった記事を書いたことがありますが、今や格差社会が当たり前!勝者と敗者の決定的な違いは、教育にある!という感じになっています。
この記事を最後まで読めば、英語教育の格差が深刻さ、そして英語を早期から習わせて実用的な英語力を身につけた方が良いことがわかります!
ぜひ最後までご覧ください!それではさっそくいってみましょう!
【英語教育の格差】なぜ英語教育の格差が広がってしまうのか!?
それでは「英語教育の格差!最も格差が広がる英語教育!」について詳しくみていきましょう!
まず、ここで述べることを最初にまとめてしまいます。
英語教育の格差が広がる理由
①小学生の英語教育の義務化
②オンラインによる幼児英語教育の普及
③グローバル化による帰国子女の増加
この3つの点が、英語格差を広げている原因になっています。
英語は言語学。算数や理科、社会のように習って記憶して覚えて・・・というような勉強ではないのです。実用的で日常的に使える教育が本来の英語教育です。
つまり、幼少期から英語に触れているかいないか、英語を日常的に使用している期間の長さがものを言います。
日本の英語教育が現状ではどうなっているのかを、上記の3点から詳しく解説をしていきます!
小学生の英語教育の義務化
まずは「小学生の英語教育の義務化」についてです。
少し前の時代では、ほぼ全員が中学1年生から英語を習い出し、同じスタートラインで高校受験や大学受験に向けて英語を勉強していました。
近年、指導要領が改訂され、授業に英語が導入されるのは小学3年生から、勉強という形式の教科として扱われるのは5年生からとなりました。
義務教育の英語が「これまでの中学の3年間から、小3~中3までの7年間」に増えた!ってことだね。
小学生の英語教育の義務化によって子供の英語教室に通う子供が増え、近年ではタブレットを使った英語教材も増えてきています。
こうした早期からの英語学習が「できる家庭」と「できない家庭」、もしくは「やる家庭」と「やらない家庭」の差が低学年のうちから開いていきます。
ですから、小学生の英語教育の義務化によって英語格差が広がった!と言えますね。英語格差の上位に行くならば、幼児から小学生からの学校以外での英語教育が必須です!
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オンラインによる幼児英語教育の普及
続いては「オンラインによる幼児英語教育の普及」についてです。
ITと教育を掛け合わせたテクノロジー「エデュテック」によって、最近はすさまじい勢いでオンライン教育が普及しています。
特に幼児教育~小学生までは親が子供の勉強を管理することが多いので、オンラインで家庭で授業を受けられるのは親にとって嬉しいことです。
オンライン英会話のメリット
・親の送迎が必要ない!
・家で授業やレッスンを受けれる!
・親がレッスンの様子を近くで見れる!
ネイティブの英語レッスンを幼児期から受けている子供と、そうではない子供では、相当の英語格差が広がります。
英語耳、というものは臨界期が存在します。幼少期にネイティブに触れていることで、リスニングが得意になるかどうかが決まると言っても良いでしょう。
最近のオンライン英会話教室は、対面で授業を受けるのと何ら変わらないクオリティを持ってるんだ!
子供の多様な習い事を親が選択していく中で、英会話を選択した家庭とそうではない家庭での英語格差が広がることにつながっているのですね。
グローバル化による帰国子女の増加
そして最後は「グローバル化による帰国子女の増加」についてです。
親の仕事の都合で、幼少期に海外生活をしたのち日本に帰ってきて日本の学校に進学する、という帰国子女はドンドン増えています。
そうすると、帰国子女はどう考えても英語を4技能(聞く、書く、話す、読む)は優れていますよね?
こうした子供は圧倒的に英語ができるわけですから、英語格差につながる!ということがいえます。
僕の教え子にも帰国子女はいますが、割合が増加傾向にあることは間違いないですね!
「帰国子女には、日本の英語教育が合わない」という意見もありますが、ネイティブの中で生活した経験値は計り知れない英語の能力になっていることは確実です。
【英語教育の格差】幼児からの積み上げが大学受験に影響する!
ではここからは「英語教育の格差!幼児からの積み上げが大学受験に影響する!」という内容を書いていきます!
もしこのまま英語教育の格差が広がり続けると、どのようなことが起こるのかを具体的にまとめていきます!先に結論を書いていきます。
英語教育の格差は受験に影響する
①中学英語で大きな差になる!
②高校英語では圧倒的な差になる!
③でも、受験英語と実用英語は違う!
英語格差が拡大すると受験に影響することは確実です。これらの内容を1つ1つ見ていきましょう!
中学英語で大きな差になっていく!
まず「中学英語で大きな差になっていく!」ということです。
高校受験のための中学英語は、アルファベットからbe動詞、疑問文など、かなり基礎的な内容を扱っていきます。
ただし、早期英語教育が普及している今、こうした基礎的な内容など、遥か昔にとっくに終えていてレベルの高い英語を「学校以外で」やっている生徒が多くなります。
さらに、学校の英語教育はカリキュラムが決まっています。学校でしか英語を習わない生徒は、正直それ以上英語を伸ばすことができない、ということです。
しかし、英語を早期から学校以外で習っている生徒は、学校の英語を無視して、ドンドン実用的な英語から発展的な内容を教わっているのです。
学校の英語の先生も大変だと思いますね。予備校だったらクラス分けができるんですけどね・・・
高校英語は圧倒的な差になっていく!
そして「高校英語は圧倒的な差になっていく!」ということです。
大学受験を目指す高校英語については、日常英語とは違った受験英語の力が必要となります。文法や単語、イディオムと言ったものを勉強して覚えなければなりません。
しかし、高校英語でも「幼少期からの土台」によって同じことを習っていても、吸収率が全く違うのです!
英語は言語学ですので、ある程度「感覚的」に学習するところがあります。その「感覚的」なところのセンスが、幼少期からの土台があるかどうかで全く違う結果を生み出します。
大学受験の英語は「全大学が必須」としており、また、他の教科と比べても配点も最も高い教科になりやすい!
英語を制するは大学受験を制する!と言っても良いくらいですから、高校英語では圧倒的な差がついていくのですね。
これほど差ができる科目は他にないですね。理系も文系も、英語は必須ですから、幼児期の積み重ねは最終的に大学受験で役立つ!
でも、受験英語と実用英語は違う!
最後に「でも、受験英語と実用英語は違う!」という内容をまとめます。
これまで、高校受験や大学受験において早期からの英語教育は必要と言ってきましたが、別に受験に合格するために英語をやっている人ばかりではないでしょう。
受験で点数を取るための英語であれば、受験が終わればそれまで。でも、実用英語はコミュニケーションを取るための英語なので、将来、海外で働いたりグローバルに活躍できるようになりますね。
ですから、日本の受験英語のためにも、将来投資としての実用英語のためにも、幼児期の英語教育の積み重ねは必要、ということです。
英語格差の時代で、日本の学校教育が解決してくれれば良いのですが、正直、そこに期待するのはやめた方がいいですね。
受験に影響するから英語をやる、という考えではなくて、グローバル社会で生きる力を身につけるために英語をやろう!
【英語教育の格差】日本で教育格差が広がる英語教育!受験に影響大! まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「英語教育の格差!最も格差が広がる英語教育!受験に影響大!」という内容をまとめてきました。
今回の英語格差についての内容は、予備校で教えている実感としての内容も含んでいます。もちろん、社会情勢を考慮しての内容です。
最後にもう一度、この記事のまとめを載せておきます!
英語教育の格差が広がる理由はコチラです。
英語教育の格差が広がる理由
①小学生の英語教育の義務化
②オンラインによる幼児英語教育の普及
③グローバル化による帰国子女の増加
英語格差が受験に影響する、についてはコチラです。
英語教育の格差は受験に影響する
①中学英語で大きな差になる!
②高校英語では圧倒的な差になる!
③でも、受験英語と実用英語は違う!
最後までお読みいただきありがとうございました。他にも色々な教育関連の記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!