
予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
冒険者ブログは「幼児教育~大学受験」と「大人の学び」と言った生涯にわたって学び続ける人生偏差値の高い人向けに記事を書いています。
将来を考え受験を控えている高校生、就職先や今後の働き方について考えている大学生や20代の若者へ向けた「絶対に知っておくべき、今後の日本の働き方の変化」について解説していきます。
予備校に勤めていると、これからの社会情勢を知っておくことで、高校生への大学受験指導に深さが増していくため、こうした情報も得て教え子たちに発信しています。
そこで今回は・・・
・将来の夢における仕事を考えているけど、決まらない!
・今後の日本において働き方ってどう変わるの?
・働く価値観は、どう変化しているの?
こんな疑問や要望にお応えします!
ちょっと年齢層が高い方が読んだら反感を得そうな内容ですが、20代の若者が読めば「そうだそうだ!」と絶対に納得する内容になっていると思います。
年齢層が高い人がこの記事を読まれたならば、「時代の変化」というものを受け入れてほしいです。
前置きはこのくらいにして、さっそく本題にいきましょう!
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21世紀の働き方 仕事のしかたの変化

21世紀の働き方「仕事の仕方の変化」について解説していきます。
よりわかりやすく「20世紀の働き方」と「21世紀の働き方」を比較して解説していきますので、参考にしてみてください。
さっそくですが、21世紀の働き方「仕事のしかたの変化」の結論です!
21世紀の働き方「仕事のしかたの変化」
①「論理」ではなく「感性」
②「言われた通り」ではなく「自ら考える」
③「PDCA」ではなく「即実行」
この3つが21世紀における働き方になります。昭和を生き抜いてきた50代から見れば「何言っとんねん!」となりそうな仕事の仕方なんです。
それでは、1つ1つ深堀していきましょう!
「論理」ではなく「感性」
論理より感性、これについて解説します。
これまでの社会における常識?というのは「理路整然」と論理を積み上げて論破したり、グーのでも言わせないほどのデータを集めてきてプレゼンを考え提案してきました。
つまり、頭の中でロジカルに考えて、いかに相手に反論を言わせないようにするかに注力して仕事をしている、ということになります。
昨年比、予算、売上・・・というのは、様々な過去のデータからみた推測を論理的に処理したものになります。
しかし、21世紀は違います。
もっと良いものを様々な視点から見つめなおし、直感とも言える「感性」に基づいて商品やサービスが提案されていくのです。
そこからは「思いもよらないかった発想から、新しいサービス」が始まる可能性が十分に考えられるのです。
「言われた通り」ではなく「自ら考える」
次に「言われた通り」ではなく「自ら考える」ということについて解説します。
昭和や平成の世の会社、企業というのは「指示通りに動け、それに見合った成果が出せれば報酬が得られる」ことが多いです。
しかし、世の中のテクノロジーの発展により、発想の転換で今までの技術では実現不可能なこともできるようになってきています。
そこで「そのテクノロジーをどう生かすか」を考えていくことが、これからの仕事のしかたに関わっていきます。
つまり、今ある技術を駆使して新しいサービスや製品を、どうやって効率的効果的に生み出していくかを自らが考えて提案していくのが仕事になります。
言われた通りやるのは「ロボットやAI」にとって代わられるでしょう。
あなたの市場価値を高めたいのであれば、常に「自分だったらどうする」ということを考えられる人材になりましょう!
「PDCA」ではなく「即実行」
かつては「PDCA」というワードが流行って、社会人の成長の動機付けになっていました。
PDCAとは「P=Plan(計画)・D=Do(実行)・C=Check(チェック)・A=Action(実行)」という、仕事をする上での好循環サイクルのことを指します。
しかし、このPDCAも古い考えになりつつあります。
計画を立ててから実行する、というのは慎重に吟味して未来を予測しつつ行動に移す、ということを指していますが、それでは未来の働き方からすると、非常に遅いです。
つまり、計画を立てて未来を予測するのではなく「即実行に移して、改善できるところを模索しながら常に行動し続けること」というのが、未来の仕事のしかたになります。
高校生指導をしていてもPDCAを教えていますが、とにかく「思いついたら、やってみる!」というトライ&エラーを繰り返すことが、未来の仕事の仕方としては良いのです。
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21世紀の働き方 仕事への価値観の変化

さて続いては、21世紀の働き方「仕事への価値観の変化」について解説していきます。
これも、自分が予備校で指導している生徒へ話している内容をまとめたものになります。これから大学を目指して仕事に就いていく上で、仕事における価値をどのように見出すかを教えています。
それでは、さっそくですが結論をまとめます。
21世紀の働き方「仕事への価値観の変化」
①「スキル重視」ではなく「デザイン重視」
②「気合・根性・努力」ではなく「楽しい・面白い・ワクワク」
③「受信する」ではなく「発信する」
この3つです。仕事への価値観は、人生の価値観にとって代わるものだと思っています。
つまり、昭和や平成の考え方では、今後の未来は幸せに過ごせないということなんです。仕事は、その時代によって変化し、その価値も変化するのです。
それでは、1つ1つ丁寧に解説していきます。
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「スキル重視」ではなく「デザイン重視」
スキル=技術、ではなく、デザイン=見た目、これが大事だということです。
見た目というのは「オシャレ・キレイ・美しい」といった感性をくすぶるもので、人は自然と惹かれていきますね。
つまり、あの手この手を使って商品を開発し販売しようとしても、デザインが良くなければ手に取ってもらえない!ということになります。
今の若者は「映え」という言葉から分かる通り、見た目を非常に重視しています。
インスタはその代表的な例でしょう。
これから社会に出て商品開発や、プレゼン、会議資料を提案していくときに最も重要なのが「映える」ことなんです。
そのためには「センス」を磨いておく必要がありそうですね。
これらのことから「学歴社会」という神話が崩壊していきます。まだ学歴にコンプレックスを抱いている方は、下に解決方法をリンクしましたのでご覧ください。
※参考記事
>>【学歴コンプレックスの特徴】低学歴が抱えやすい劣等感を消す方法!
気合や根性や努力、ではなく、楽しく面白くワクワク
昭和の古い考えに「根性・気合・努力」という言葉があります。それは、決して悪いことではなく、むしろ、いつの時代も大切にしたい心構えです。
しかし、必死に気合で乗り切ろうと、根性でやってやろうと、努力は報われると頑張っていようと、楽しんで仕事をしている人には絶対に勝てません。
これは断言します。楽しくなければ、生きている意味・働く価値を感じないのが21世紀の価値観です。
どうせ働くなら、どうせお金を稼ぐなら、楽しい方が良いに決まっていますよね。社会の厳しさを知るよりも楽しいければいい、という方を優先するのです。
まぎれもない事実で、予備校の講師希望の社員を雇って「面白くないので辞めます」と言った若者もいました。
21世紀の価値、というものを実感した瞬間でした。
「受信する」のではなく「発信する」
現代では「SNS」というツールによって、誰でも、いつでも、どこでも発信できる世の中になってきました。
これまでのようにニュースを一方的に受けて、どうのこうの考えていても、結局個人の意見は届かないのが一般的でした。
しかし、今後はこうした受信型ではなく発信型の世代になっていくため、個人の自由と尊重を受け入れなければならないと考えています。
つまり、個人が会社・企業に対しても発信するようになる、ということ予測されるのです。
現に、野心を抱いた若者は「自分の考えは○○です」と、平然と上司に向かって物申すことが、あちらこちらであるようです。
会社の指示に従い、個人の意見を無視してきたこれまでの風潮は、もうすぐ崩壊していくことは間違いありません。
結局、若者が考えるのは「会社は個人の集まり」でしかなく、同じ目的を果たそうと向かう手段の多様性を求めている、ということになります。
これが受け入れられない企業は、人材不足に悩み、淘汰されていくことになるかもしれませんね。
※関連記事
>>【偏差値が高い人の特徴】頭が良いのには理由があります!
21世紀の働き方 日本の今後の仕事はこうなる! まとめ

いかがでしたでしょうか?
21世紀の働き方を、予測も踏まえつつ解説をしてきました。僕自身の経験と、子供たちへ向けて指導している話も織り交ぜて提供してきました。
これを読んでいる40代以上の昭和世代の方には、受け入れがたいこともあったかもしれません。
しかし、これを読んでいる20代以下の世代にも注意してほしいことがあります。
それは・・・
こういう世の中だからこそ、大切なことは「学歴」ではなくて「学習歴」だ!
つまり、自分自身がどういうことを学んできたのかを、大学で語るのではなく、自分自身の生き方そのものを語ってほしいと思っています。
今後、必要とされる人材は、間違いなく「感性が豊かで自ら動き考え、即実行に移す人」そして「見た目を重視し楽しく仕事をし、会社にとって利益のある発信ができる」人になります。
それが、市場価値となり資産を形成する糧となっていくことでしょう。
21世紀の働き方、世代を超えて理解が深まることを期待しています。
最後までご覧いただきましてありがとうございました!
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