予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
なぜ、同じ年代、同じ地域の子供が集まった学年で「学年トップの子供」と「学年ビリの子供」の差がこんなに出てしまうのでしょうか?
生まれ持った脳みその違いでしょうか?それとも、生まれてきてからの家庭環境でしょうか?
今回は・・・
・どうして学力の差が生まれるの?
・親の努力で学力って変わるの?
・学年でもビリの方でどうしようか悩んでる!
こんなことを解決していきます。
僕は幼児教育~大学入試まで幅広く教育関係に携わり、色々な子どもや親と接してきてわかった「子供の学力に差がある理由」を書いていきます。
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【子供の学力に差が出る理由】決定的な差がつく2つの能力とは?
では、子供の学力に差が出る理由について書いていきます。
結論は・・・
子供の学力に差が出る理由
「親の接し方で、非認知能力が高められ、自己肯定感が高くなるから」
これが学力格差の正体です。つまり「親次第で子供の学力は変わる」ということです!
ここで2つの言葉が出てきていますね。非認知能力と自己肯定感です。
この2つの言葉を、親や学校の教師、子どもと接するすべての人が理解していれば子供の学力は大きく変わってくるはずです。
この2つの言葉について簡単に説明していきます。
非認知能力
非認知能力とは「正解のない問題に対して自分なりに模索し、相手と協力しながら忍耐強く探求し続けることのできる力」と定義づけすることができます。
つまり、学力を測るツールである「点数」では表せないような能力を非認知能力と言います。
非認知能力について、必要な要素をまとめてみました。
非認知能力に必要な要素
主体性、想像力、自制心、自己肯定感、共感力、対処力、やる抜く力、自信、社会性
これらの力が備わっていることが、非認知能力が高い証拠なのです。
この能力が高い子供は、大人になってからの成功確率が格段に高いことが「ペリー幼稚園プログラム」で証明されています。
自己肯定感
次に自己肯定感についての説明をしていきます。
自己肯定感とは「自分という存在に対して、ありのままに満足している感覚」
「自分を価値のある存在として認められる感覚」という定義づけができます。
つまり、自分自身に自信があって生きる価値がある存在だと思えているということなんです。
一言であらわすと「どんなことがあっても大丈夫」と言える子供ですね。
非認知能力は10歳前後で決まってきますが、自己肯定感は何歳からでも高められます。
ですから、子ども、もしくは親自身が自己肯定感について高めようとすればするほど、学力的には伸びやすい状況を作り出せるということです。
子供の生きる力を伸ばす
子供を持つ親としては「今後の生きていくために必要な力があるかどうか」って、自分のことよりも気になりますよね。
というのも、目まぐるしく激変する近代の世の中は、変化に対応できなければ淘汰され、奴隷のように働かされる社畜になっていく可能性があるからです。
ですから、子供の生きる力を伸ばして、自分の好きな道で好きなように生きていけたら最高だと思いますよね。
そういった力というのは決して「学力」では身につけられません。
先ほど述べた「非認知能力」「自己肯定感」で確実に生きる力を養うことができます。そういった力が学校教育では身に付きにくい世の中ですので、親自らが子供に働きかけなければなりません。
もう一度「非認知能力」「自己肯定感」について理解を深め、子どもに接するときの参考にしてもらいたいと思います。
最終的には「学力が高い子供の特徴」に当てはまっていくのではと思っています。
学力が高い子供の特徴のYoutubeをリンクしておきます!アニメーション動画で分かりやすく解説しているので、ぜひ一度ご覧ください!
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【子供の学力に差が出る理由】決定的な差がつく2つの能力とは? まとめ
いかがでしたでしょうか?
子供の学力に差が出る理由は「非認知能力」と「自己肯定感」にあると書いてきました。両方とも必ず子供のうちに身につけるべき力と感覚でして、非常に子供の将来にとって重要な要素になります。
そしてその力と感覚は「親の接し方で決まる」ということを忘れないでほしいです。
生まれてきて先天的な能力の差はあれども、ここまで大きな学力格差が生まれるのは後天的な環境の差が、子供の能力を大きく影響を及ぼしています。
もう一度、非認知能力と自己肯定感の記事のリンク先から親が学び、そしてその知識を生かして子どもと接する時間を大切に過ごしてください。
これからの日常で、未来の子供たちにできる最高の環境を提供してあげてほしいです。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。他にも色々な教育関連の記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!