予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「鬼滅の刃に学ぶ強い自分の作り方」という内容を書いていきます。
鬼滅の刃はただの面白いアニメではなく、奥深い人間の心理描写が現代の日本人の心に訴えかける「作者の想い」が非常に伝わってくるアニメです。
主人公である竈門炭治郎は、特に現代を生きていくために必要な強い心の持ち方、強い自分の作り方を教えてくれていると感じます。
竈門炭治郎は、理不尽な現実を受け入れ絶望しそうになりながらも、強烈に大きな目標達成に向けて成長していきます。そんな炭治郎のように、現代を生きる我々に強いメッセージを与えてくれているのですね!
今回は・・・
・炭治郎のように「やり遂げる心」を持ちたい!
・弱い自分や情けない自分にさよならしたい!
・鬼滅の刃の名言で、気持ちを鼓舞したい!
こんな疑問や要望にお応えします!
今回の参考文献は、井島由佳さんの著書「鬼滅の刃流強い自分のつくり方」と、合田周平・堀田孝之さんの著書「鬼滅の刃に学ぶ絶望から立ち上がるための27の言葉」、そして藤寺郁光さんの著書「鬼滅の刃の折れない心をつくる言葉」です。
下にリンクしておきますので、ぜひ口コミ・レビューをご覧ください!
それではさっそくいってみましょう!
【鬼滅の刃に学ぶ】炭治郎のように「強い自分」を作る方法!
それでは「鬼滅の刃に学ぶ炭治郎のように強い自分を作る方法」について書いていきます。
まずは、鬼滅の刃流の強い自分の作り方をまとめます。
強い自分を作るのに必要なもの
※鬼滅の刃流「強い自分の作り方」より抜粋
・諦めない心 ・素直さ ・自信 ・仲間を信じる心 ・優しさ ・使命感 ・自分で考える力 ・正直さ
この8つが強い自分を作るのに必要な要素です。すべてにおいて竈門炭治郎に備わっている要素ですね!
この要素を元にして、鬼滅の刃やこれまでの子育て知識、予備校の知識、成長に関する書籍から自分なりの強い自分を作る方法の結論は以下の4つです!
強い自分を作る方法
①強い心の土台は「積み重ね」
②強い人が持っている「折れない心」
③強くなるための「行動や習慣」
④敵をも惹きつける「優しさ」
鬼滅の刃の主人公である竈門炭治郎みたいに強く澄み切った心を持つためには、この4つが不可欠だと感じています。
1つ1つ詳しく見ていきましょう!
強い心の土台「積み重ね」
第一に強い心の土台となる「積み重ね」についてです。
炭治郎は、刀すら持ったことがないところから始まっています。そこから、鬼殺隊に入ることを決意し、徐々に強い鬼と戦い、成長します。
その成長の過程にあるのが「積み重ね」です。
鍛錬に鍛錬を重ねて強くなる。「鬼舞辻無惨を倒し、妹の禰豆子を人間に戻す」という壮大な目標。その大きな目標を達成するために、日々の鍛錬に向き合い、己に甘えず、大きな越えられない壁に挑み続ける!
積み重ねとは・・・
「現代において、目標を持ち続けて生きる力の最強のメンタルの土台を作っていく」
ということなのです。
受験勉強で例えるならば、志望校合格という大きな目標に向かうために日々の鍛錬(勉強)を怠らず、より強い敵(全国の高校生ライバル)に挑み続ける!ということだと思います。
一番難しく、だけど、最も重要な強い心を作るための土台になるもの。それが「積み重ね」なのですね。
強い人が持っている「折れない心」
第二に強い人が持っている「折れない心」についてです。
簡単に諦めない気持ち、もしくは自分ならできるという自信が、折れない心を作ります。折れない心とは、「確固たる覚悟」の元に成り立つものだと感じます。
「確固たる覚悟」があればそう簡単には諦めたりはしませんね。大多数の人は「覚悟を持っている」と思っていても、その覚悟は中途半端なものに過ぎないことが多いです。
僕が指導している高校生も「志望校はここです!絶対行きます!」と豪語しますが、成績が伸び悩むことで心が折れることが多いです。
折れない心を持つためには・・・
確固たる覚悟が必要。その覚悟を持つためには、まず現状を受け入れること。挫けそうになったら「誰かのために」で心を燃やす。
これが折れない心を持つために必要なものですね。
炭治郎も、最初は鬼を倒し禰豆子を助ける!と豪語していましたが、鱗滝や冨岡に「脆弱な覚悟では妹を守れない」「お前の覚悟が甘いからだ」と、覚悟の足りなさを指摘されています。
その「覚悟」を「確固たるものにする」こと、それに加えて今の現状を受け入れることが大切なのです。そこが折れない心のスタートなのです。
また誰かのために!というのは、一番心が燃える原動力になります。炭治郎も禰豆子を救う!ということを目標にしています。人は、自分のために頑張るよりも、最後の一押しは「誰かのために!」で心が強くなるのですね。
強くなるための「行動や習慣」
第三に強くなるための「行動や習慣」についていです。
強い自分になる、というのは傲慢になったり偉そうになったりすることではありません。自分を強くするための行動が、やがては習慣となり、その習慣が人格形成につながります。
そのためには「素直さ」「自分で考える」「チャレンジする」という3つが重要です。
何かを始める時には、教えられることが多いですが「素直」に聞くこと。課題や壁にぶつかったら人に聞くことも重要だが、「自分ならどうするかを考える」こと。そして、何事もやってみようと「チャレンジする」こと。
これが強くなるための行動と習慣です。
強い心を持つ人の行動と習慣
・素直に取り組む姿勢を持つ
・誰も教えてくれない問いに自分なりの答えを出す
・とにかく行動する、チャレンジする
これらのことが習慣化されることで、強い心を身につけた人格者になることができるでしょう。
敵をも惹きつける「優しさ」
第四に仲間を惹きつける「優しさ」についてです。
炭治郎は「鬼にですら」慈悲をかけます。普通ならばできませんよね。勝負には勝ち負けがあり、勝ったものは負けた者の心がわからないと、よく言われます。炭治郎は負けた側の気持ちも汲むことができる優しさを持っています。
また、炭治郎は自分の気持ちを仲間にも敵にもストレートにぶつけています。相手によって意見を変えたり、謙ったり、忖度したりしません。
そうしたことができるのは強い心を持っている人なのです。
強い人が持つ優しさとは・・・
・海よりも深い慈悲を持つ
・自分の気持ちをストレートに表現する
・あいさつや感謝はちゃんと言葉にする
こうした優しさを持つことで、敵ですら惹きつけることができるくらいに、心の深い人間になることができるのですね。
これらの内容は以下の本を参考に書いています。本当に現代の子供や若者に読んでほしく、また、世代を越えて現代社会で生きる上で重要な「強く生きる」方法が書かれています。
ぜひ、口コミやレビューをご覧ください。
鬼滅の刃の気持ちを強くする「名言」
さて、ここからは個人的に好きな鬼滅の刃の名言です。
恐らく、有名な名言ばかりですので、漫画やアニメを見ている人はきっと知っている名言もあるでしょう。それでは、ご覧ください。
竈門炭治郎の名言
竈門炭治郎の名言
「頑張れ!人は心が原動力だから心はどこまでも強くなれる!!」
強い心を持った炭治郎。そんな彼が言うセリフには、グサリと刺さる名言が多いですね。
我妻善逸の名言
我妻善逸の名言
「一つのことしかできないならそれを極限の極限まで磨き抜いて誰よりも強靭な刃になれ」
この我妻善逸のセリフには心を打たれました。何事も一つのことを極めれば大成する、ということですね。
嘴平伊之助の名言
嘴平伊之助の名言
「なれるか、なれねぇかなんて、くだらねぇこと言ってんじゃねぇ!」
伊之助らしいこのセリフが好きです。行動あるのみ、行動しながら出てきた問題を解決していく、まさに猪突猛進!
煉獄杏寿郎の名言
煉獄杏寿郎の名言
「己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと心を燃やせ。歯を食いしばって前をむけ。」
煉獄さんの最後の言葉。どれだけの日本人の心を動かしたことでしょう。強い心を持ち、強く生きることの象徴です。
藤の家紋の家のおばあちゃんの名言
おばあちゃんの名言
「どのような時でも誇り高く生きてくださいませ」
何気ないこの一言。実は感慨深いと感じてます。他者を心から祈る慈悲深い一言です。
鬼滅の刃の主題歌「紅蓮華」の名言
鬼滅の刃の主題歌「紅蓮華」の名言
「強くなれる理由を知った。僕を連れて進め!」
「誰かのために強くなれるなら、ありがとう悲しみよ!」
最後は鬼滅の刃の主題歌の歌詞からです。まさに、鬼滅の刃のために作られたかのようなメッセージ性の強い歌詞になっていますね。
【鬼滅の刃に学ぶ】炭治郎のように「強い自分」を作る教え! まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は鬼滅の刃に学ぶ強い自分を作る方法を解説してきました。
鬼滅の刃のストーリーやキャラ設定には「本当は誰かに教わらなければならないような、現代社会での強く生きる方法」が書かれています。
学校では教えてくれない、教科書にも書いていない、そして、説明できそうで説明できない強く生きるために必要なものを教えてくれています。
鬼滅の刃がこれほどまでに流行った理由はちゃんとあるわけなんですね。
最後までご覧いただきましてありがとうございました!他にも色々な学びの記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!