予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
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今回は「大学受験をなめている人!そんなに甘くない厳しい現実!難化傾向!」という内容を書いていきます。
冒険者さん!大学受験って、そんなに勉強しないといけないんですか?みんな勉強をし始めているけど、正直、そんなに勉強したくありません!
大学受験に対して「そんなに勉強しなくても、どこかには合格できるはず!」という意見や、「高校受験も最後には何とかなったから、大学受験も何とかなるでしょ!」という意見は、毎年、よく耳にする言葉です。
みんながみんな、必死で大学受験に向けて勉強しているのではないのは、事実ですからね。
ただ、大学受験がそんなに甘くない!厳しい現実を知ることになるのは、高3生の夏から秋にかけて!そして、ヤバいと思った時にはすでに時遅し!
・点数が取れてないけど、勉強してないから仕方ない!
・次の模試までに勉強すれば何とかなる!
・最後にはちゃんと間に合うから大丈夫!
って思っている受験生。本当に大丈夫ですか?
この記事を最後まで読めば、大学受験の厳しさや現実的なこと、甘く見ているとどうなるか、最悪の結果まで知ることができます!
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ぜひ最後までご覧ください!それではさっそくいってみましょう!
【大学受験をなめている人】そんなに甘くない厳しい現実!難化傾向!
それでは「大学受験をなめている人!そんなに甘くない厳しい現実!難化傾向!」という内容をまとめていきます。
それではさっそくですが、大学受験を甘く見ない方がいい難化傾向の特徴をまとめます!
【大学受験を甘く見ない!難化傾向】
①共通テストの難化傾向
②難関私立大学の難化傾向
③国公立大学の難化傾向
この3つですね。共通テスト、私立入試、国公立入試において、大学受験は難化傾向にある!ということです。
それでは1つ1つ詳しく見ていきましょう!
大学受験を甘く見ない①共通テストの難化傾向!
大学受験を甘く見ない難化傾向の1つ目は「共通テストの難化傾向」です。
共通テストは初年度の2021年度大学入学共通テストこそ、それまでのセンター試験と変わらず平均点は高くなりました。
しかし、2年目である2022年度の共通テストの平均点は前年比マイナス5%!という難化傾向を見せました。
【共通テスト平均点の推移】
2020年度:552点(センター試験の最後の年)
2021年度:571点(共通テスト初年度)
2022年度:510点(共通テスト2年目)
※河合塾のサイトより
2023年度大学入学共通テストからも、2022年度の結果を受け継ぎ、5教科7科目で500/900前後を推移する可能性が高いです。
明らかにセンター試験よりも難化した共通テストですが、今後もより一層、難化していくことが予想されます!
大学受験を甘く見ない②難関私立大学の難化傾向!
そして2つ目は「難関私立大学の難化傾向」についてです。
難関私立大学は、ここ数年の「定員厳格化」による合格者数の減少から、一昔前のレベルよりも確実に軟化傾向にあります。
【私立大学の定員厳格化】
・大都市の私立大学の合格者数を減らし、都市の一極集中を緩和することが狙いで定められた規定。
⇒これにより、一定数以上の合格者を出すことが困難となり、実質倍率が高くなる!
※人気の私立大学に、より顕著に難易度が高くなった!
今の日東駒専やGMARCHと、一昔前の親世代の日東駒専やGMARCHでは、偏差値は+5程度上がっている可能性があります。
大学受験を甘く見ていると、有名な人気の私立大学は特に合格することができないですよ!
こんな入試改革があったんですね。昔よりも私立大学が入りにくくなった、とは聞いていましたが、理由がこれでハッキリと分かりました。
大学受験を甘く見ない③国公立大学の難化傾向!
大学受験を甘く見ない3つ目は「国公立大学の難化傾向!」についてです。
国公立大学は「共通テスト+2次試験」で合否が決まります。ここで、共通テストが難化傾向にあることを思い出してください。
【共通テストの難化傾向による国公立大学の出願の変化】
・共通テストで差がつきやすくなる!
・実力があるのに共テで失敗し、安全志向でランクを下げる人が増える!
・ランクを下げた受験生が多くなれば、2次試験の競争が激化する!
こんな感じです。共テの難化が、国公立の難化を生み、より一層2次試験に対する重要度が高まるわけです。
大学受験を甘く考えていると、共通テストがうまくいっても、最後の最後まで気が抜けないことが容易に想像できるはず!
大学受験はそんなに甘くないことを、しっかりと念頭に置いて、今後の勉強に励んでください!
【大学受験】落ちても何とかなると思うな!泣くほど辛い浪人生活!
それではここからは「大学受験!落ちても何とかなると思うな!泣くほど辛い浪人生活!」についてまとめていきます。
さっそくですが、浪人生活が甘くない受験の厳しさについてまとめてきます。
【泣くほど辛い浪人生活】
①落ちてから初めて気づく受験の厳しさ!
②浪人生活をなめてはいけない!
③合格する3要素がない人は浪人しても無理!
この3つですね。この3つは、全落ちした経験、浪人した経験がなければ、絶対に味わえないことです。
泣くほど辛い浪人生活は、僕の予備校に通う生徒たちの経験談から、この3つに集約しました!1つ1つ深堀していきましょう!
落ちてから初めて気づく受験の厳しさ!
大学受験が何とかなると思わない方が良い1つ目の理由は「落ちてから初めて気づく受験の厳しさ!」についてです。
僕の予備校でも、毎年、安全校を受験せず自分の行きたい大学ばかり受験して、結果的に全滅し浪人する生徒がいます。
・自分の実力を過信している
・何とかなると楽観視している
・プライドが高い、謙虚さがない
という考えの人は要注意!
こうした考え方を持っている受験生は、全滅して初めて大学受験の厳しさを知ることになるのです。詳しくはコチラの記事を参考にしてください。
浪人生活をなめてはいけない!
続いては「浪人生活をなめてはいけない!」ということです。
「浪人しても良い、来年もチャレンジすれば良い」と安易に考えていると危険です。1年間という長さと、自分の周りの友達から大学生活を楽しんでいる声を聞くと、かなり精神的にきつくなります。
そして、そういうストレスが積み重なると、浪人しても成績が伸びない!という現実に直面します。
・モチベーションにムラがある
・自己流の勉強法から抜け出せない
・勉強習慣がそもそもない
浪人しても成績が伸びない人の特徴!という記事でも紹介していますが、メンタルを安定した状態で勉強できなければ、確実に浪人生は伸びません!
詳しくはコチラの記事をご覧ください!
合格する3要素がない人は浪人しても無駄
受験をなめていて浪人すれば何とか合格できる人と安易に思っている人は、合格する3要素がわかっていない人が多いです。
大学受験に合格する3つの要素がない人が、いくら浪人しても第一志望校に合格するのはほぼ無理です。
・合格するための「情報」収集をしていない
・合格するために「時間」をかけていない
・合格するための「メンタル」がない
この「情報・時間・メンタル」が合格する3要素です。
受験は情報戦!そして、有効な時間の使い方と圧倒的な量の確保!さらに、折れないメンタルを持っている!という、この3つの要素のどれかが欠けているのです。
合格するための3つの要素については、コチラの記事で詳細をまとめています。
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【大学受験をなめている人】そんなに甘くない厳しい現実!難化傾向!まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「大学受験をなめている人!そんなに甘くない厳しい現実!難化傾向!」について解説してきました。
大学入試改革がドンドン進んでいる今の受験では、以前の受験のような戦い方や考え方では勝てなくなってきています。
どうにでもなると思っている人、何とかなると思っている人、想像以上に入試は難しくなっていることを書いてきました!
また、浪人生活を送るにしても、気をつけておきたいポイントもまとめてきました。
最後にもう一度「大学受験を甘く見ない」「泣くほど辛い浪人生活」についてまとめておきます。
【大学受験を甘く見ない!難化傾向】
①共通テストの難化傾向
②難関私立大学の難化傾向
③国公立大学の難化傾向
【泣くほど辛い浪人生活】
①落ちてから初めて気づく受験の厳しさ!
②浪人生活をなめてはいけない!
③大学受験をなめている人は必ず泣く!
最後までご覧いただきましてありがとうございました!他にも色々な大学受験に関する記事を書いていますので、リンク先の記事で興味がありましたら、ぜひご覧ください!
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冒険者さん、ありがとうございました!今回も勉強になりました!また、LINEで色々と質問させてくださいね!