予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
皆さんは人生がうまくいっていると思いますか?そうじゃない人は、人生がうまくいっている人ってどんな人と想像しますか?
冒険者ブログでは「幼児教育~大学受験」や「大人の学び」といった、生涯学び続ける人生偏差値の高い人向けに記事を書いています。
今回は、幸せな人生を送るための秘訣が書かれた一冊「人生がうまくいく人の自己肯定感」について解説していきたいと思います。
・自己肯定感を高めたい!
・誰にも左右されず幸せに人生を過ごしたい!
・ありのままに生きたい!
こんな人におすすめの記事になっています。ぜひ最後までご覧ください!
ではさっそくいってみましょう!
※関連記事
>>【幸せな人の特徴】幸せな人は思考習慣に秘密があった!
人生がうまくいく人の自己肯定感
三笠書房から出版の川野泰周さんの「人生がうまくいく人の自己肯定感」という著書の紹介です。
自己肯定感について、詳細に書かれている本で、自己肯定感を高める、自信を持てるようになる本です。
自己肯定感の低い人の特徴、行動、思考も書かれています。
これを読めば、人生に明るい兆しが表れて行動がかわってくること間違いなしです!今、読まれている本です!
本のレビュー←リンクしてあります。
この著書にはいくつもの自己肯定感の高め方のメソッドが記載されています。
その中でも特に重要だと思う項目を紹介して、最後にどのように自分の生活に落とし込むか、また自分の子供や部下など身近な人に対してどうすれば自己肯定感を高められるかをまとめます。
自己肯定感とは
自己肯定感は「誰でもいつからでも何歳からでも高められる」と著者は言っています。
だから、幼少期から引きずる過去があったとしても、訓練によって解消することができるんですね。
また、現状の自己肯定感をより高めていけば、もっとより豊かな人生が送れるようになります。
また自己肯定感は、劣等感でも優越感でもない感覚であり、相手も自分も認めることを基本とする感覚であるということ。
ただし、完璧は避けましょう。完璧主義者は自己肯定感が低い傾向にあります。
完璧を求める人は自分の中で許せない範囲を客観視して、そこから許容ラインを徐々に下げていきます。
自己肯定感を高める 瞑想習慣
まずは瞑想習慣を身につけていくことが大切です。
瞑想についての記事(ライフハッカーさん)をリンクしました。
瞑想は客観的な自分を見られるようになります。
メタ認知というフレーズは聞き覚えがあるでしょうか?
簡単にいうと「自分を客観的に見て、意思決定や行動決定をする前にその決定が果たして良い選択かを再確認する」という力です。
瞑想によりその力が身につき、あらゆる場面で物事を冷静に客観的に見れるようになります。
自己肯定感を高める場合は、そういった自分自身を客観的に見るところからスタートします。
また、自分を愛しありのままをまるごと肯定してください。客観的に見れてもそれが他人との比較では意味がありません。
肯定できないと無理をしがちです。比較からは高い肯定感を得ることは難しいです。
さらに、自分にないものには目を向けないのも大切。むしろ、自分にあるものに集中しましょう。
そして、集中するべきは時は今この瞬間のみ。しかも、一つだけ。集中しているときは過去や未来の結果にこだわらないこと。
「自尊心より自慈心を持つ」ということも大切ですね。自分をいたわり、それでいいと認め、肯定することです。
自己肯定感 他人との関わりについて
利他の心は、自己肯定感から生まれてきます。
自分を肯定できないと、やはり他人にも利益をもたらす行動はとれないものですね。
自己肯定感が高い人は人間関係で悩みません。理由は、見返りを求めていないからです。
ここで注意したい事は、他人にもたれかかり依存する関係は絶対に避けたい行動です。寂しさから解放されようとした繋がりは、やがて壊れる可能性があります。
その他にも、上司や友達や部下、親子関係についても言及しています。
相手の批判や評価には根拠があることは少ないです。むしろ言われた場合は、自分はこれでいい、と自分に言ってあげて下さい。
上司の場合は叱責をもらった時は、相手の感情は一切無視しましょう。そして、事実だけを受け止めましょう。
親子の場合(子供に対して肯定感を高めたい場合)は部分肯定ではなく全肯定をすること。子供は全てを受け止められて初めて安心します。
また、人間関係の悪化の原因として「群れる」ということが挙げられます。心地いい、と勘違いしていると、それは危険です。
さらにSNSに支配されないこと。本書ではTwitterを例に挙げていますが、言いたい放題、希薄な関係になりやすいので、それが中心になることは避けましょう。
自己肯定感 高めるための方法
自己肯定感が高いと怒りそのものがなくなります。
そうなるためには「反応しない」ということを心がけましょう。今流行りのマインドフルネスですね。
ポイント②ににも記載しましたが、今ここに集中することですね。
どうしても怒りがこみ上げたら、30秒から1分我慢しましょう。怒りのピークは1分だけです。
また、自分の使う言葉にも注意してください。
ネガティブをポジティブの否定に言い換えます。それだけでだいぶ印象が変わります。簡単な例を挙げると「できなかった」ではなく「できる、ところまでいかなかった」です。
以下に怒りの感情をぶつけられた時の対処法のリンクを貼りました。ぜひ、参考にしてください!
※怒りへの対処法
>>【怒りの感情を向けられた】対処法と心のケアはどうする?
自己肯定感 心の変化に気づく
本書では美意識を高めることをオススメしています。
美しいものに触れることで、自己肯定感が高くなる心理が働くそうです。
そして、ワクワクするような体験をたくさん積むことです。もしくはワクワクするような体験をする予定を立てましょう。
また、目標を書きだすのも効果的です。
短期→中期→長期の目標を書き出し、それに向かう充実感を味わって下さい。
途中で止めることがなければ自己肯定感は目標に向かうその行動だけでも高まります。
最後に執着について。お金、地位、名誉、もの、人、強い執着は自己肯定感を持てないです。
今あるものに満足を感じること、足りないと感じないようにすることが非常に大切です。
※関連記事
>>【マインドフルネス】気持ちを切り替え、安定させる方法!
自己肯定感は仏教の考えに似ている
僕自身が本書を読んで感じたことを書かせてください。何を感じたか、それは「仏教の教えにすべて通ずる」ということです。
今から2000年以上も前に、ブッタによって説かれた仏教に本書の考えの真髄があります。興味があるかたは、ぜひ仏教の教えも参考にしてみて下さい。
本のレビュー←リンクしてあります。
※思考の癖をチェック
>>【認知行動療法】思考の癖を自分で簡単に直す方法!
人生がうまくいく人の自己肯定感 まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここまでの5つのポイントが、本書に書かれていた内容についてですが、僕の見解や解釈もいれて解説をしてきました。
ただ、この本の内容にはここに書かれていないことが他にもたくさんあり、素晴らしい要素がたくさんちりばめられています。
人間関係や、人を大切にしたい方、思いやりを持って他者貢献したい方、ぜひ本書を手に取って、自分の人生を幸せに生きられるようになって頂きたいと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました!
他にも色々なライフハックの記事を書いていますので、リンク先の記事で興味がございましたら、ぜひ読んでみてください!