予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「小中学生!勉強しない子供の将来!残酷な未来・末路が待っている!」という、少し怖い内容を書いていきます。
うちの子、全然勉強しなくて困っています。勉強は宿題だけ。塾も行きたくないし、遊んでばっかり。もし、このまま勉強しなかったらどうなるんですか?
よく「将来のために勉強しなさい!」とか「勉強しないと、ちゃんと働けないよ!」とか言われますよね。もし本当に、勉強をせずに大人になったらどうなるのでしょうか?
古風な考え方で言いえば「立派な企業に就職できない」とか「安定した収入を得られない」ということになりますよね。
しかし、今の世の中、勉強をしないともっと残酷な未来が待っているのです!
そこで今回は・・・
・小学生や中学生が、全く勉強をしないと将来はどうなるの?
・勉強しない子供をやる気にさせたい!
・子供の勉強に付き合うとイライラする!
こんな疑問や要望にお応えします。
この記事を最後まで読めば、本当に勉強をしない子供が大人になるとどうなるのか?将来のために、今、親が子供にできることとは?ということを知ることができます。
ぜひ最後までご覧ください!それではさっそくいってみましょう!
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勉強しない子供をほっとくとどうなる?その残酷な未来・末路とは?
それでは「勉強しない小中学生の子供をほっとくとどうなる?その残酷な未来・末路とは?」について解説をしていきます。
ここで紹介している未来は、僕が実際に見てきた勉強しない生徒の末路、予備校に通うのを辞めて勉強をしなくなった生徒のその後を聞いた話から解説をしています。
それでは、さっそくですが結論をまとめます。
【勉強しない子供の将来はどうなる?】
①格差社会の最底辺
②人生の大半の時間を働いても一生貧乏
③健康状態が悪く大きな病気になりやすい
この3つです。やはりお金に関わることは多いですね。しかも、お金の問題だけではなく、幸せな人生を送ることすら難しくなることが、わかると思います。
やっぱりそうですよね。勉強しない子供が大人になれば、将来はこうなっていきますよね。
勉強しない子供をを放っておくと、本当にこうなってしまいますよ!それでは、勉強しない子供の末路を、1つ1つ詳しくみていきましょう。
勉強しないとどうなる?①格差社会の最底辺
勉強しない子供の末路の1つ目は「格差社会の最底辺」になるということです。
日本のように社会が成熟してくると、今後、起こりうる問題は格差です。ただ、「格差」と言っても色々な格差があります。
どんな格差があるかと言いますと、例えば・・・
【格差の種類】
・教育格差 ・情報格差 ・所得格差 ・医療格差 ・健康格差 などなど
このような格差の種類があるのです。
勉強をしない子供の末路は、全ての格差の種類において「最底辺」になる可能性が高いのです!
理由は単純です。
勉強しない、ということは知識がないが故に、お金を搾取されたり、チャンスが巡ってこず、現状を打破することができない可能性が高くなるからです。
つまり、無知が様々なチャンスを遠ざけていく!ということなんですね。
勉強をしていないと、単純に学力が低く良い高校や大学に入れないばかりではない!成功するチャンスを、永遠につかめないまま生活を続けることになってくんだ。
勉強しないとどうなる?②人生の大半の時間を働いても一生貧乏
次に勉強しないまま大人になると「自分の持てる時間を全て働いても一生貧乏」ということです。
これは完全に収入に焦点を当てた話になります。
【収入と仕事の種類について】
・低収入の仕事
誰にでもできるような単純作業が多い。また、簡単に取れる資格によって仕事につけるため、比較的楽に働き口を探せる。
・高収入の仕事
一定以上のスキルや経験を求められるため、思考力や想像力などが問われる。また、組織のリーダー的存在、経営側に携わる仕事が多い。
このようなことですね。これが全てではありませんが、大半は当てはまるでしょう。
一般的には、勉強ができる人=世の中で役に立てる可能性が高い人、というふうにみなされます。
勉強ができなければ、人の役に立てる可能性が低く、頭を使わなくても誰でもできるような作業的な仕事に就くことが多くなります。
そうした仕事は、時給は最低賃金で働くことが多く、自分の人生の時間をたくさん割いて働いても、豊かに暮らせることはないでしょう。
つまり、自分の持てる時間を全て働いていても、一生貧乏のままになる可能性が高いです。
ここから日本は、インフレに向かっていき物価は上昇することが見込まれます。最低賃金で働いて裕福な暮らしができることは、まず無理ですね。
給料を上げたい、多少の贅沢をしたい、と思っても、勉強ができない人がそう簡単に収入は増えていかないことは、容易に想像できますよね。
勉強をしていない人は「誰でもできる仕事」につく可能性が非常に高いです。そうした仕事は、どうしても時給は限りなく最低ラインに近いんだよね。
勉強しないとどうなる?③健康状態が悪く大きな病気になりやすい
そして最後は「健康状態が悪く大きな病気になりやすい」ということです。
勉強をしていないと自分の時間を全て働いても一生貧乏、という話を書いてきたわけですが、やっぱりお金に余裕がなければ健康にも余裕がなくなります。
現在、世帯年収と健康についての相関関係については、様々な調査が行われています。
【世帯年収と健康状態の関係】
世帯年収が少ない家庭の特徴として、「運動習慣がない」「多飲酒」「睡眠不足」「歯の本数が少ない」という結果が出ている!
肥満度、生活習慣病の発症率、喫煙や多飲酒、運動習慣など、年収が高いほど健康的な生活を過ごしている家庭が多いのは統計でわかっているんです!
その中で最も大きな差が出ている項目は「健康診断の定期健診」を受診しているかどうか。
不健康な生活を送っているのに、健康診断をしていないのです!早期発見で治療できる病気も、検診をしていないと発見が遅くなり、治すことができなくなります。
勉強をしていない子供の将来は、こんなに残酷な未来になってしまうんだ!もちろん、極論的に書いている部分もありますが、そういう可能性が高くなることは間違いないよ!
勉強しない子供を放っておくと、ここで話したことが本当に現実になってしまいます。だから、しっかりと勉強しないといけないのですね。
勉強しない子の末路、よくわかりました!これからは、鬼になって子供に勉強させようと思います!!
【勉強しない子供への対処法】どうすれば勉強する子になるのか?
それでは「勉強しない子供への対処法!どうすれば勉強する子になるのか?」という内容を書いていきます。
ここまで勉強しないと残酷な末路が待っています!と言っておいて、あとは頑張って勉強させてね~!なんていう無責任なことは言いません。
ちゃんと勉強しない子供への対処法をお伝えします!先に結論からまとめます。
【勉強しない子供への対処法】
・子供の勉強中に親も何かに取り組む
・勉強したら感謝の言葉を伝える
・比較や期待をせずサポートに徹する
この3つです。勉強のやり方や勉強の習慣を身につける方法は別記事で解説しています。
なるほど。こうやって勉強に前向きにさせれば良いんだね!詳しく教えてください!
ここではあくまで「勉強しない子供を勉強させる!」ということにフォーカスして話をしていきます!
子供の勉強中に親も何かに取り組む
勉強しない子供に勉強させる1つ目の方法は「子供の勉強中に親も何かに取り組む」ということです。
要するに親子で一緒に勉強しよう!ということです。ここで言いたいのは「子供の勉強に親が教えていくこと」ではありません。
親も机に向かって、子供と一緒に静かに学んでいくことです。
【親が子供と一緒に取り組むこと】
・本を読み教養を得る
・資格の勉強をする
・仕事をする
これは非常に子供にとっては大事なことで、身近な人が一緒に同じような作業をすることで安心感が生まれます。
子供が勉強しないのは、実は環境によるところが大きいと言われています。その環境を作ってあげるのは、まさに親ですよね!
子供が勉強しやすい環境を親が作ってあげるのは非常に大切ですね。
これからは子供と一緒に取り組むものを決めていきます!やっぱり、環境って大事ですからね。
別な記事で、自宅学習の集中力を最大化するための環境づくりについて紹介していますので、ぜひ興味のある方は、下のリンクから読んでみて下さい!
勉強したら感謝の言葉を伝える
続いては「勉強したら感謝の言葉を伝える」です。
え?褒めるのではなくて、子供が勉強したらお礼を言うの?と思ったかもしれませんね。でも、そうなのです。
親が子供を褒めることは決して悪いことではないですが「過剰に褒める」ことは絶対に止めてください。
「褒める=親の支配や上下関係を作る」ということになるからです。また、褒められるから勉強する、という条件付きの勉強習慣になりがちです。
「感謝の言葉をもらう=人の役に立つ」ということで、副作用が全くない無条件でやる気を起こせるようになります。
【勉強してくれたお礼の言葉の例】
・今日は一緒に勉強できて集中できたよ、ありがとう。
・〇〇が勉強してくれると、ママは嬉しい気持ちになるよ、ありがとう。
・〇〇が勉強している顔を見て、何だかママもやる気になったよ、ありがとう。
という感じです。
余計なことを考えず、素直に勉強してくれた感謝の言葉を伝えても良いかもしれませんね。
確かに、勉強してくれて褒めるより効果あるかも!勉強してくれたことで、ママがうれしくなったことの感謝の気持ちを伝えてみます!
比較や期待をせずサポートに徹する
勉強しない子供に勉強をさせる方法の3つ目は「比較や期待をせずサポートに徹する」ということです。
兄弟や自分の子供の頃と比較するような発言は禁句です。自尊心が傷ついたり、比較した相手を傷つけたりする可能性があるからです。
また、過剰な期待も余計なプレッシャーになるため、勉強をさせたい子供の前では言わない方がよいです。
じゃ、親は何をすれば良いのか?それは・・・
【勉強のサポートとは?】
子供が勉強するのに必要としていることを徹底的にサポートするだけ。
※親が宿題を出して鉛筆を用意して、あれこれ手伝うのはNGです!!
子供が必要としている時、助けを求めた時にだけ、あくまで「サポートする立場」という意識で接することです。
サポートに徹する親の家庭で育った子供は、自己肯定感が育ちやすく、非認知能力も高まりやすくなります。
勉強をしない子供に勉強させるのは、大変なこともあるかもしれません。でも、ここで紹介した3つのことをまずは実践してみてください。
こちらが今回の参考文献です。勉強習慣を身につけさせるための役立つメソッドがたくさんありました!詳しく知りたい方は、リンク先で「試し読み!」してみて下さい!
Youtube動画でも発信しています!聞き流ししたい人は、ぜひチャンネル登録をしてくださいね!
【小中学生】勉強しないとどうなる?残酷な未来・末路が待っている! まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「小中学生!勉強しない子供の将来!残酷な未来・末路が待っている!」という内容をまとめてきました。
勉強しない子供をほっといてはいけません。
格差社会が広がる未来の社会の中で「生きる力」をしっかりと身につけるためにも、学校の勉強ができること、勉強をして問題が解けるようになることは大切です。
勉強しない子供の対処法も簡単に書かせてもらいましたので、今後の子供との接し方の参考にしてもらえれば幸いです。
最後にもう一度、この記事でまとめた内容を整理しておきます。
【勉強しない子供の将来とは?】
・格差社会の最底辺
・持てる時間、全て働いても一生貧乏
・健康状態が悪く大きな病気になりやすい
【勉強しない子供への対処法】
・子供の勉強中に親も何かに取り組む
・勉強したら感謝の言葉を伝える
・比較や期待をせずサポートに徹する
最後までご覧いただきありがとうございました。他にも色々な記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください。
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冒険者さん、ありがとうございました!今回も勉強になりました!志望校合格に向けて頑張ります!また、LINEで色々と質問させてくださいね!