どうもこんにちは、冒険者です。教育系や子育て系のブロガー&Youtuberとして「教育ラボチャンネル」を運営しています。
講師歴20年近く、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「小中学生の漢字の勉強!最速で爆伸!効果的な漢字の勉強法と覚え方!」ということで、最速最短で覚えられる漢字の勉強法を伝授します!
これまでに塾での指導経験もさることながら、我が子への実践経験も含めて、ここで紹介している内容は全て実証済みの勉強法となっています。
冒険者さん!うちの子供の漢字をどうにかしてください。本当に覚えるのが苦手で、勉強してもできるようになりません。
漢字は全ての学問の基礎基本。そして、学力の根底にあるのは文章力、国語力ですね。学力の根底である文章力と国語力を、さらに深いところで支えているのが漢字です!
漢字ができるようになれば、全ての教科に良い影響を与えることは間違いありません!
そこで今回の内容は…
・漢字の効果的な覚え方を知りたい!
・漢字が苦手な子ってどんな特徴があるの?
・どうやって漢字を勉強すれば良いの?
こんな疑問や要望にお応えします!
この記事を最後まで読めば、最速最短で伸びる漢字の勉強法と覚え方を知ることができます!また、漢字の苦手な子供の特徴も紹介しているので、苦手克服には知っておきたい知識が満載です!
ぜひ最後までご覧ください!それでは、さっそくいってみましょう!
【小中学生の漢字の勉強】最速爆伸!効果的な漢字の勉強法と覚え方!
それでは「小中学生の漢字の勉強!最速で爆伸!効果的な漢字の勉強法と覚え方!」について解説をしていきます。
これから紹介する勉強法は、自分の指導経験で漢字が苦手な子供を伸ばすことに成功した、実証済みの勉強法や覚え方になります。
それでは、漢字を最速で爆伸させる勉強法を最初にまとめておきましょう!
【漢字を最速で爆伸させる勉強法】
①とにかくテストをする
②接触回数を増やす
③普段から漢字を使う
この3つの方法です。
漢字を最速で覚えていくためには「テスト」「回数」「普段から」が非常に重要です!子供が自分一人でもできることですし、親が子供の勉強を見る際にもすぐにできることです。
非常に簡単な方法ですので、今日から取り入れられると思います!
それでは、ここで紹介している勉強方法について、1つ1つ詳しく解説をしていきます!
漢字の勉強法と覚え方①とにかくテストする
小中学生の漢字の勉強法と覚え方の1つ目は「とにかくテストをする」ということです。
漢字に限らず、英単語や社会の語句などの”暗記の勉強”全般に言えることですが、インプットよりもアウトプットが非常に重要となります!
インプットは「漢字の書き取り」が中心になると思いますが、アウトプットはやはりテストです。そして漢字テストのやり方は非常に簡単です!
【漢字テストのやり方】
・習った漢字、覚えた漢字の問題を解く!
・自分でテストを作る!
・誰かにテストしてもらう!
こんなふうに、自分一人でも、小学生の子供でも、また、親や兄弟、友達などに頼んでテストをしてもらうことでもOKです。
小学校の頃から、漢字の宿題は書き取り!という先祖代々受け継がれてきた伝統のようになっていますが、本来、勉強というのは「できるようになる」ことを目指さなければなりませんよね。
書き取りでは「できるようになる」ことが不明確なうえに、なぜか勉強した気になりやすい作業です。
ですから、まず漢字の勉強と言ったら「覚えた漢字をテストする」ということを、しっかりと覚えておきましょう!
漢字の勉強法と覚え方②接触回数を増やす
続いての漢字の勉強法と覚え方は「接触回数を増やす」ということです。
人間の脳の構造上「短期間のうちに何度も接触したものは、長期記憶に残りやすい」ということをご存じでしょうか。
これは、生存するために身につけた人間の脳の特性です。短期間に何度も見たものというのは、脳が「この情報は重要だ!」と勝手に認識するのです。
つまりこれを漢字の勉強に当てはめてみると、次のような勉強法が最適となります。
【接触回数を増やす勉強法】
・5~10分の勉強を4~5回繰り返す
(例)朝1回→学校に着いて1回→帰宅して1回→夕食後に1回→寝る前に1回
これで、記憶の定着率が何倍にも膨れ上がります。
漢字の勉強をする人の99%の人は「ぶっ続けで長時間の勉強」をしているはずです。これは非常に効率が悪い勉強法です。
人間の脳の構造を利用して効果的に勉強するためには「1時間続けて勉強する」よりも「10分×6回」の方が圧倒的な成果を上げることができるのです。
接触回数を増やす勉強法の効果は絶大なので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
漢字の勉強法と覚え方③普段から漢字を使う
漢字の勉強法と覚え方の最後は「普段から漢字を使う」ということです。
残念ですが人間の脳はドンドン忘れていくように作られています。使われなくなった漢字は、次から次へと忘れていくようになってしまうわけです。
テストで点数を取るための勉強は、とにかくテストして接触回数を増やせば良いです。
しかしながら、本当の意味で漢字の力を身につけたいのであれば、普段から文章を書く時に漢字を使って書くことを習慣にしなければなりません。
漢字は国語力の基礎。国語力は学力の基礎。学力は生きる力そのものになっていきます!
勉強が苦手、点数が悪い全ての原因が漢字だったということは、よくある事実です。
特に小学校高学年から中学生にかけては、常用漢字のうちの半数以上を習っていきますので、学力に差が出始める時期と相関関係があることはよくわかると思います。
普段から積極的に漢字を使って文章を書くようにすることで、根本的な学力を高めることができるようになるでしょう。
まだ習っていない漢字でも、調べればすぐにわかるはずですから、普段から漢字をドンドン使っていくことをおすすめします!
【漢字が苦手な小中学生の特徴】よくある間違った勉強法とは?
それではここからは「漢字が苦手な小中学生の特徴!よくある間違った勉強法!」についてまとめていきましょう。
さっそくですが、漢字が苦手な小中学生の特徴をまとめます。もし、どれか1つでも当てはまっていたら要注意です。
【漢字が苦手な小中学生の特徴】
①本を読んでいる量が少ない
②部首の勉強をしていない
③書き取りを勉強だと思っている
この3つですね。
どうでしょうか?当てはまってはいませんか?
これに当てはまっていると、これまで漢字は得意だったとしても、今後、漢字ができなくなる可能性が高いです。どうしてそうなるのでしょうか?
それを1つ1つ具体的に説明をしていきます。
漢字が苦手な小中学生①本を読んでいる量が少ない
漢字が苦手な小中学生の特徴の1つ目は「本を読んでいる量が少ない」です。
これはよく言われていることですが、どうして読書量が少ないと漢字が苦手になっていくのかの原因を説明していきます。
まず、絶対的な触れている文字の量が少なければ漢字はできるようにはならないです。漢字を最速で伸ばす勉強法に「接触回数を増やす」ということを説明しましたね。
漫画であれ、小説であれ、図鑑であれ、「文字を読む」という行動自体が漢字の勉強です。
平仮名ばかりの本ではダメですが、漫画でも小説でも図鑑でも、少し難しい漢字にはルビがふってあります。そして、その漢字の前後の文を読むことで「その漢字の使い方」を学ぶこともできます。
・漢字が身につく過程
書ける>読める>知っている>見たことある>知らない
ここで大切なのは、全く見たことのない漢字というものを減らしていくことが大切です。書けなくとも読める、読めなくとも知っている、こういう状態で学校で漢字を習っていくのが望ましいのです。
ですから、本を読んでいる量が少ないと「全ての漢字が初見」ということになってしまうので、覚えずらくなってしまうわけですね。
ただ、自主的に子供が本を読まなくて困っている!という方には『KODOMO新聞』という選択はありですね!興味を引くものが多く、飽きないし、何より本を買うより安い(1ケ月550円)!
興味がある方はコチラの『KODOMO新聞』をご覧になってください。
漢字が苦手な小中学生②部首の勉強をしない
続いての漢字が苦手な子供の特徴は「部首を覚えていない」ことです。
漢字は1文字1文字に成り立ちがあり、「偏(へん)」や「旁(つくり)」の意味を覚えていくことで読み方や語彙力につながっていきます。
つまり、部首を覚えていれば組み合わせの問題になるのが漢字なのです。
漢字ができない小学生や中学生は「部首」を捉えていないことが多く、1つ1つの漢字を新しい物として認識していることがあります。
(例)
・日+寺=時
・人+寺=侍
・手+寺=持
・竹+寺=等
・言+寺=詩
このように「寺」という旁をとってみても、小学生で習う漢字にはこれだけの漢字があります。部首を理解しながら覚えていくことで、効率化されるのです!
部首については学校で簡単に説明されますが、きちんと勉強するためには漢字検定を受けることをおすすめします。
漢字検定を受けることで漢字の力は劇的に良くなります。
漢字検定は受検しなくても、漢検の問題集を使って勉強すれば「部首や書き順、音と訓、誤字訂正」など、いろんな漢字の勉強ができるようになります!
過去の時期で「漢字検定のおすすめ問題集」を紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
漢字が苦手な小中学生③書き取りを勉強だと思っている
漢字が苦手な小中学生の最後の特徴は「書き取りを勉強だと思っている」ということです。
え!?書き取りって勉強じゃないの?と思った人は、漢字ができない人になっている可能性があります。
書き取り≠勉強
断言します。書き取りは勉強ではなく、作業です。
書き取りをした後で、本当に覚えているかどうかをテストして、それが初めて勉強になります。テストをして、間違えたところを書き取りをして覚えることが勉強なのです。
書き取りだけをしている状態が勉強ではない、ということは覚えておきましょう。書き取りすることを否定はしませんが、ほとんどの小学校や中学校での宿題が「書き取り」で終わっているのが現状です。
宿題だからやっている、でも、漢字ができない!そうなるのは、当たり前ですよ!書き取りで満足しないようにしましょう!
【小中学生の漢字の勉強】効果的な漢字の勉強法と覚え方!まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「小中学生の漢字の勉強!最速で爆伸!効果的な漢字の勉強と覚え方!」についてまとめてきました。
小中学生の学力の基礎は漢字の力です。漢字は国語力の根幹となり、全ての科目に影響を与えます。
特に大人になっても漢字の力は身につけておきたいので、ここで紹介した漢字の勉強方法は、大人にももちろん有効です。
親子で漢字検定にチャレンジすることもできますので、参考にしてみて下さいね。
それでは最後にもう一度、効果的な漢字の勉強法と漢字が苦手な小中学生の特徴についてまとめておきます。
【効果的な漢字の勉強法】
①とにかくテストをする
②接触回数を増やす
③普段から漢字を使う
【漢字が苦手な小中学生の特徴】
①本を読んでいる量が少ない
②部首の勉強をしていない
③書き取りを勉強だと思っている
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
他にも色んな教育に関する記事を書いていますので、メニュー欄から好きなカテゴリーで気になる記事を探してみて下さいね!
また、受験勉強のやり方や教育全般に関する質問やご相談も毎日承っています!有益な情報もLINEから受け取れますので、まずは下のお友達登録ボタンからお願いします!
冒険者さん、ありがとうございました!今回も勉強になりました!また、LINEで色々と質問させてくださいね!