予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育コンサルとして『冒険者ブログ』『教育ラボチャンネル』を運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「後悔しない生き方!明日死んでも悔い無い人生にするための質問!」という、ちょっと深い内容を解説していきます。
この記事を読んでくれている人は、もしかしたら、今現在、めちゃくちゃ後悔している人かもしれませんね。過去にもどって、もう一度やり直したいと思っている人かもしれませんね。
でも、過ぎ去った過去には戻れませんし、悔やんでいても何も変わりませんよね。
後悔していても何も変わらない、他人と過去は変えられないと、頭ではわかっているのに、どうしても行動ができない!という人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は・・・
・過去に後悔はあるけど、今をしっかりと生きたい!
・泣き叫びたいくらいの悔しさから解放されたい!
・これまでの価値観を捨てて、新しい自分になりたい!
という疑問や要望にお応えします!
今回は、子育て教育というよりかは、大人への教養や学びと言ったスタイルで提供します!
この記事を最後まで読めば、後悔しない人生を送るための土台や考え方を身につけることができ、新しく生まれ変わった素敵な未来を想像することができるようになるはずです!
今回参考にした著書は、ひすいこたろうさんが書かれた「あした死ぬかもよ?」になります。
非常に読みやすく、しかも心にグサグサ刺さる言葉を使っていて、これまでの自分自身の価値観がひっくり返るくらいの本でした!
僕の中では、自分の子供にも読んでほしい本No1の本ですので、ぜひお手に取って読んでみて下さい!
それではさっそく、後悔しない生き方についての解説を始めていきましょう!
【後悔しない生き方】明日死んでも悔いが無い人生にするための質問!
それでは「後悔しない生き方!明日死んでも悔い無い人生にするための質問」についてまとめていきたいと思います。
さっそくですが、本書「明日死ぬかもよ」の中に載っている質問の中で、僕が最も重要だと思った質問を5つほど紹介していきます。
【後悔しない人生にするための質問】
①人生を終える日、何に泣くほど後悔する?
②あなたが両親を選んで生まれた理由は何?
③死んだあと何によって憶えられたい?
④あなたじゃないとできないことは何?
⑤制限なく何でもできるとしたら何がしたい?
この5つになります。
どうでしょうか?一旦、時間をとってこの質問に自分なりに答えを考えてみてほしいです。
一つ一つの質問には深い意味と重みがあることがわかって頂けたか思いますが、あなたはどのような答えを出したでしょうか?
すぐに答えが出るような質問ではないと思います!でも、この質問にはしっかりと「自分だけの答え」をハッキリと持てるようになって欲しいのです!
あなたの答えがハッキリと持てれば、それが後悔しない生き方になるからですね。
それでは、本書で語られているこれら5つの質問について、1つ1つ詳しく意味を深堀していこうと思います!
後悔しない人生にする質問①人生を終える日、何に泣くほど後悔する?
後悔しない人生にする質問の1つ目は「人生を終える日、何に泣くほど後悔する?」という質問です。
想像してみて下さい。今日は、あなたの人生最後の日です。
人生最後の日であり、その瞬間にいます。今あなたは、パジャマを着て病院のベッドの上にいます。
あなたの一生はどんな人生だったでしょうか?いつ最後の日が来ても後悔しない、そんな人生だったと胸を張って言えるでしょうか?
もう間もなく、あなたは死にます。
意識が朦朧として、目は見えず耳からは何も聞こえなくなってきました。意識もだんだんと薄れ、頭の中も真っ白になっていくのを感じています。
そして…
はい、あなたはたった今死にました…
そこで、死んだことを実感したあなたは、次のようなことを思います。
・やり残したことはないか?
・やり直したいことは何か?
・悔しくはないか?
いきなり死を迎えて、やり残したことややり直したいことを思うと、本当に悔しい感情が込み上げてきませんでしたか?
でも、今のあなたは死んでいるのです。もうこれ以上、現世では何もできないのです。
ただし、その悔しさこそが、実はあなたを追い込み、新しい冒険の世界へ連れて行ってくれるのです!その悔しさを翼に、大空へはばたくことができるのです!
それを感じることができたら、あなたは今日から後悔なんてしない人生を送れるはずです。
今日は、新しいあなたになるのにふさわしい日なのです!
これは、「あした死ぬかもよ」の冒頭に書かれている文章を要約したものです。非常に心の刺さる文章だったと思います。
人生を終えるその瞬間に何を思うのか?何を悔しがるのか?
これこそが、後悔しない人生の最も格になる部分になることは、間違いありません。
あなたの人生を振り返るいい機会ですので、ぜひ、この本書の冒頭で書かれている、自分が死ぬというイメージを膨らませて、どう感じるかを分析してみて下さい。
後悔しない人生にする質問②あなたが両親を選んで生まれた理由は何?
続いての後悔しない人生にする質問は「あなたが両親を選んで生まれた理由は何?」ということです。
この本の筆者である、ひすいこたろうさんの父は胃がんで亡くなりました。
父親はとてもマジメで律儀な性格だったためか、余命3ヶ月と宣告されて、本当に3ケ月で亡くなったそうです。
子供として親孝行できる時間は、実は非常に限られた時間しか残っていません。子供としてできる時間は、余命を宣告されてからでは、遅すぎるのです。
「いつでもできる」なんてことは、この世に一つもないんだ。
命は限りがあるし、時間は命そのものです。
あなたは一体、いつまで生きるつもりで行動しているのですか?
親と過ごせる時間というのは、実はほんの少しの時間しかありません。独り立ちをした子供が、親と接する時間はごくわずかなんです。
親元を離れた子供が、1年で2回、正月とお盆に実家に帰る人では、親が寿命を迎えるまでに一緒に入れる時間は何と2か月程度だと言います。
親に感謝の言葉や伝えたい言葉をかけてあげられる時間は、相当に少ないのです。それを理解した上で、この見出しでも書かれている質問を致します。
「あなたが、今の親を選んで生まれてきた理由は何ですか?」
親が亡くなってからでは遅いということです。ちゃんと、今の自分がここにある感謝の気持ちを伝えることが、最高の親孝行だと言えるのですね。
後悔しない人生にする質問③死んだあと何によって憶えられたい?
後悔しない人生にするための質問の3つ目は「死んだあと、何によって憶えられたい?」ということです。
命とは時間のことです。その時間を何に向けて、あなたは今生きているのか?それにしっかりと応えていける人生にして欲しいです。
「何によって憶えられたいかを問い続けろ!」
この言葉は、経営の神様と言われた経営学者ドラッカーの名言になりますが、非常に心に響きますね。
・あなたが時間をかけてきたことは何か?
・そこから見いだせる、あなたの強みは何か?
・あなたは何によって、憶えられたいか?
これらの問いにしっかりと応えることができる人生こそが、後悔のない生き方になるのではと思っています。
命というのはあなたの残された時間ということ。
時間を無駄に過ごすことは、命そのものを粗末に扱ってしまっていることと同じなんです!
これをしっかりと心に刻んで、今やっていることが命を使ってでも実行したい事かどうかを考えてほしいと思います。
後悔しない人生にする質問④あなたじゃないとできないことは何?
悔いない人生にする質問の4つ目は「あなたじゃないとできないことは何?」という質問です。
つまり、この世に生を受けた、あなたの役割は何でしょうか?ということです。
こんな話しがあることを知っていますか?
目覚まし時計の重さを精密に測って、その後、目覚まし時計を部品レベルに全て分解したその全ての合計の重さもまた精密に測ると、なんと一万分の一という、ごくわずかですが軽くなる。
これは、本来持っていた”役割”の分だけ軽くなったということなんです!
スピリチュアルな話しなように聞こえますが、人間も死ぬと魂の分だけ軽くなると言われているのは、どこかで聞いたことはあるのではないでしょうか?
ここで言いたかったことは、すべて存在するモノには”役割”がある、ということです。
それでは、もう一度質問します。
あなたじゃないとできないことは何ですか?あなたが、この世に生を受け、果たすべく役割は何でしょうか?
この問いかけに答えるということは、今ある命の使い道を考えるキッカケになり、自分が持って生まれた役割を認識できるのではないでしょうか。
後悔しない人生にする質問⑤制限なく何でもできるとしたら何がしたい?
後悔しない人生にする質問の5つ目は「制限なく何でもできるとしたら何がしたい?」です。
これは他人に自分の人生を握られない、自分が理想の自分でいられる、生きられるようになるための質問になります。
心の声に耳を傾けなさい、と言われたことはあると思いますが、大半の人は、頭の中の声を聞いているものです。
それは表面的であり、浅いところにしかない想いでしかありませんね。
豪邸に住んで高級車を乗り回したいとか、誰にも邪魔されずに自由に暮らしたいというのは、かなり表面的な浅い部分にある想いです。
ここで重要なのは、そうした表面的な部分を深く深く掘り下げていくことです。
掘り下げて具体的に思い浮かべていくときには、自分がワクワクしてくるかどうか。気持ちが高ぶって気持ちよいと感じれるかどうかが重要です。
何度も何度も具体的にやりたいことをやっている自分を思い浮かべることで、本当にそれが現実化してくるのです。
他人の目を気にすることなく、理想の自分に近づくためには、何もかも大丈夫だとしたら何をやっているかということを、繰り返し想像していくことが大切なんですね。
【後悔しない人生】理想の人生を生きたあなたが今に伝える言葉とは?
それではここからは「後悔しない人生!理想の人生を生きたあなたが今に伝える言葉とは?」ということについてまとめていきます。
想像してみて下さい。
本当に思い通りの理想的な人生を送ったあなたは、何も後悔せずに死の直前を迎えています。
そんな未来のあなたが、今の自分に伝える言葉は一体なんだと思いますか?恐らく、こんな言葉をかけるのではないでしょうか?
大丈夫、すべてうまくいくから。
どうしてうまくいったか?それは、今のあなたがいたおかげです。
今のあなたが、一生懸命悩んで行動してくれたおかげです。
たくさん傷つきながらも、たくさん冒険をしてくれたからです。
素晴らしい人生を、本当にありがとう。
あなたに、みんなに感謝しています。
どうでしょうか?こんな言葉をかけてくれるのでは、と想像ができたのではないでしょうか。
これは、今のあなたが後悔しないために考え続け、行動を続けた結果、死の直前に後悔しないような生き方ができるのだと思います。
理想的な人生を生きて、死ぬ前に思うことは、周りの人への感謝の念も大きいですが、もっと大きなものは「過去の自分が頑張って生きたから」に尽きるのではないかと思うわけです。
ですから、今からでも後悔しない人生にする行動を、日々忙殺されることなく取り続けることが大事なわけですね。
この本書には、様々な問いを通じてフレームワークができますから、後悔しない人生を歩みたいと本気で思っている人は、必ず一度は本書を手に取ってみることをおすすめします!
【今を大切に生きる】常に冒険者の心を忘れないこと!
それでは最後に「今を大切に生きる!常に冒険者の心を忘れないこと!」という内容をまとめます。
死の直前で人間は一体何を考えるのか、という研究があります。そこで得られた答えは次の通りです。
死ぬ直前の人の90%の人は、人生を振り返った時に「もっと冒険をしておけば良かった」と思う。
これが、死の直前を迎えた人間が考える真実です。
ここまでの後悔しない人生にするための質問は、理想を追い求める心である冒険心を失ってはいけないということだったんです。
理想的な人生を生きられたという人は「冒険者」だったということになります。
本気で自分の理想を求められれば、必ず危険が伴うような場面や環境に出くわすでしょう。勇気がいる決断は1度や2度ではないでしょう。
本当に死にかけるくらいの辛い出来事に遭遇することもあります。
でもそれは、冒険している証であり、自分に正直に生きているから起こることなので、全く後悔という気持ちが起こらない生き方になるのです。
できることをやる、これは間違いではないですが、冒険とは言いません。
できないことでも「やりたい」という気持ちで挑戦すれば、それこそが冒険です。やる前に諦めるということは論外です。
本気で何かをやろうとチャレンジしている人には、本気でその夢を支えてる人に出会います。中途半端な考えで、とりあえず始めている人には、パートナーには出会えません。
冒険者には必ず仲間がいて、冒険をする目的を達成するために力を貸してくれます。共通の目的であれば、尚更、強い味方になってくれるでしょう。
冒険者というのは、魅力あふれる存在で輝いている人、つまり、毎日が充実しいる人のことを指している気がします。
冒険者が死ぬ直前に「冒険なんてやらなきゃよかった」と思うわけがないんです!
僕が冒険者を名乗っているのは、実は、ひすいこたろうさんが書かれた名著である「あした死ぬかもよ」の影響があったからなんですね。
僕の座右の銘。
永遠に生きるかのように学び、明日死ぬかのように生きよ!
この言葉は、インドの独立運動の指導者であるガンジーの言葉です。
この座右の銘と、このひすいこたろうさんの本「明日死ぬかもよ」が合致して、自分の真の価値観を持つことができました。
何度も言って恐縮ですが、本当に人生を変えるほどのインパクトがありますので、一度本書を手に取って読んでみて下さいね!
【後悔しない生き方】明日死んでも悔いが無い人生にするための質問!まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「後悔しない生き方!明日死んでも悔い無い人生にするため質問!」についてまとめてきました。
この記事は、ひすいこたろうさんが書かれた著書「明日死ぬかもよ」を参考に書いております。
僕の人生に一番の影響を与えた一冊になっています。
ここの質問にしっかりと応えることができ、冒険心を忘れずに、今に集中して生きることができれば、きっと後悔しない人生になることは間違いないはずです。
それでは最後にもう一度、後悔しない人生にするための質問についてまとめておきましょう。
【後悔しない人生にするための質問】
①人生を終える日、何に泣くほど後悔する?
②あなたが両親を選んで生まれた理由は何?
③死んだあと何によって憶えられたい?
④あなたじゃないとできないことは何?
⑤制限なく何でもできるとしたら何がしたい?
それでは今回はここまでです。
今日も最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!