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今回は、「群れない人が賢い理由!孤独が好きな人こそ本当に賢い人なワケ」という内容を解説していきます。
みなさんは、孤独というと、寂しい、人付き合いが悪いといった、ネガティブな印象を持っていませんか?
しかし孤独は、自分に向き合って内にあるものを追求することができるという、幸福論的な視点で見れば、めちゃくちゃポジティブなのです。
孤独になれば、自分の中の小さな幸せに気づく、気楽に好奇心の赴くままに行動できる、ストレスもたまらず脳が休息できるといった、プラスの働きを感じるはずです。
特に、勉強やビジネスで成果を上げたいと思っている人にとっては、積極的に孤独を選択していくべきなんです。
今回の動画の内容は・・・
・群れない人が成果を出せる理由とは?
・孤独になるメリットは何か教えて!
・勉強や仕事で成功をしたい!
こんな疑問や要望にお応えします!
この記事を最後まで読めば、群れない人や孤独な人が、どうして成果を上げることができるのか、孤独になるメリットや、孤独の活用法について知ることができます!
今回参考にした著書は、脳科学者である茂木健一郎さんが書かれた「孤独になると結果が出せる」です。
この本書の素晴らしいところは、孤独になることのメリットを、脳科学のエビデンスにしっかりと基づいて解説してくれているところですね。
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ではさっそく、群れない人が賢い人になる、孤独の恐るべき効果についてみていきましょう!
【群れない人は賢い理由】ぼっちで孤独が好きな人が最強な理由とは?
それでは、孤独になると勉強や仕事の成果が出るわけについて、詳しく解説をしていきたいと思います。
いつも通り、最初に結論からまとめていきます。
【孤独になると成果を出せる理由】
① 同調圧力に屈しない精神を持てる
② 最高のアウトプットができる
③ 自分の考えを持つことができる
④ フロー状態になれる
⑤ 脳のエネルギーを回復できる
この5つが、群れない人、孤独な人が成果を出せる理由になります。孤独には、脳科学の視点で見ても、これだけのメリットがあるんですね。
それでは、孤独になると成果が出る理由について、1つ1つ、丁寧に解説をしていきましょう!
群れない人は賢い理由①同調圧力に屈しない精神を持てる
孤独になると成果が出せる理由の1つ目は、同調圧力に屈しない精神を持てるからということです。
普段から群れている人というのは、自分の意見を主張することなく、周りに合わせて行動しているのではないでしょうか?
周囲に合わせて行動するということは、思考が停止している状態です。
いつも多数決で行動が決まり、自分の頭で考えなくても、ものごとがスムーズに決定します。
そのように、群れて行動しているというのは、常にぬるま湯に浸っている状態となるため、自己の成長を妨げてしまうことが多くなってしまいます。
時には、自分の意見を言ったりすることもあると思いますが、自分の意見が少数派だったり、空気を読めないような発言であったりすると、周りからの圧力が大きくかかってくることがありますね。
これが、日本社会の問題点である、同調圧力ということなんです。
無言の圧力がハンパではないため、発言することすらできない、自分の意見は封印しなければならないという風潮ですね。
そのような圧力に屈して、いつまでも群れをなして行動している人は、その他大勢に埋没していくだけとなってしまいます。
同調圧力に負けない精神を持って行動ができれば、あなたの思考は徐々に改善され、自分を俯瞰できる力、いわゆるメタ認知が高まっていくと実感できるはずです。
メタ認知とは・・・
自分の認知活動、思考の仕方を客観的にとらえる力のこと。
自分自身を客観的に見ることができると、自分自身をコントロールすることができるようになり、冷静な判断や行動ができるようになります。
同調圧力に屈しない精神を持てるように、積極的に孤独を選択していくように心がけてみて下さい。
群れない人は賢い理由②最高のアウトプットができる
孤独になると成果を出せる理由の2つ目は、孤独は最高のアウトプットができるということです。
孤独になることで、最高のアウトプットの環境が手に入ります。
これは、かなり当たり前のことですが、誰にも邪魔されない環境があって、はじめて、自分のために使える時間ができますね。
孤独というのは、一人でいることであり、孤立や孤独感とは違います。
孤独は、英語ではソリチュードを意味しており、誰もいないことによる寂しさではなく、その自由さを歓迎する意味を持っています。
同じ孤独の意味を持つ単語に、ロンリネスという言葉があります。
ロンリネスは寂しい孤独という意味で、自分で選択した孤独とは違い、誰かと一緒にいたいのにそれができない時の孤独ですね。
ココで解説している孤独は、ソリチュードのことで、自らが選んだ孤独によって、自由を手に入れるという感覚になります。
ですから、孤独は自分と向き合える、最高のアウトプットの場となることができるわけなんです。
自分自身の生産性を最大化させるためにも、ドンドン孤独を自分から選んで、成果を上げていきましょう。
群れない人は賢い理由③自分の考えを持つことができる
続いての3つ目の孤独のメリットは、自分の考えを持つことができるということです。
これまでに成功してきた人たちは、必ず自分の考えや信念を持っていますね。
自分自身の哲学を持っているという感じです。
群れて行動していると、どうしても無意識に周りの影響を受けてしまいやすく、相手の感情や言葉に合わせて、自分の考えや価値観が変化してしまいやすいのです。
自分の考えを持つことは非常に大切で、先ほども説明したメタ認知によって、自分自身を知ることができます。
自分自身の内側の気持ちや深い感情、感覚についてよく分析し、それを知ることで、本当にやりたいことに集中できるのです。
ですから、心の底から勉強をしたい、仕事で成功したい、成果を出したいなど、自分の将来や未来を考えることで、モチベーションを高めることができるということです。
そのために必要なのが、孤独ということなんです。
結果を出すためには、まず自分自身をよく知ることが大切です。
自分の置かれている現状、自分の状態、目標であるゴールとの距離感、何をどれくらいやれば達成できるのかという計画、そして、諦めない気持ちと前向きな心をつくることが、成果を出せる人ですね。
自分の考えを持つことができるというのは、孤独になれば、必ずできるようになります。
自分の選択を他人に任せるようなことは、絶対にしないように、孤独を大切にしてください。
群れない人は賢い理由④フロー状態になれる
孤独になると成果を出せる理由の4つ目は、フロー状態になれるということです。
フロー状態は、集中力が最高値に達した状態のことで、一心不乱に活動に取り組んでいるということです。
まさに、無我の境地であり、最高の成果を出せる状態と言えますね。
誰もいない環境で孤独になれれば、このフロー状態に入りやすくなれます。
成功している人のほとんどが、このフロー状態に入ることで、成果を爆上げしているのです。
そのフロー状態に入った時は、実は、大きな幸せを感じることができます。
フロー状態に入った時に感じる幸せ
お金をもらった時の幸福感を遥かに上回ると言われている!!
誰にも全く邪魔されない環境で、自分の幸せを感じながら、もっとも生産性の高い活動に入ることができ、最高の成果を上げることができるということなんです。
孤独を選ばなければ、フロー状態に入るどころか、集中力が散漫になりやすいというのも、容易に想像ができますよね。
本当に成果を出したい、最高に集中したいという場合は、しっかりと孤独を選んで、勉強や仕事に取り組んで下さいね。
群れない人は賢い理由⑤脳のエネルギーを回復できる
孤独のメリットの最後は、脳のエネルギーを回復できるということです。
人とコミュニケーションを取ることは、脳のエネルギーを大量に消費しています。
友達と何気ない会話をしたり、学校や職場で発表をしたり、部活動で声を出したりすることは、相当な脳のエネルギーを使用しているんです。
友達と長い時間おしゃべりをした後
めっちゃ疲れたなあという経験はありませんか?
人と話をするということは、脳の神経を活発に働かせ、酷使する必要がありますので、非常にエネルギーを使うということなんです。
人間の集中力や容量には限界があり、消費されて空っぽになると、回復させなければ、勉強や仕事の効率は落ちてしまいます。
そこで、失った脳のエネルギーを回復するためには、孤独になりましょうということです。
孤独は、失ったエネルギーを回復させるだけではなく、ストレスの解消にも役立つことがわかっています。
脳が疲れた状態では、アウトプットの質の低下を招いてしまうので、しっかりと脳を休めるためにも、孤独になってほしいと思います。
コミュニケーションはプラスにはたらくことが多いが、脳のエネルギーを使うことを知っておく。
実は脳は、本来孤独を求めており、誰でも最初から、自然と孤独を望んでいるんです。
人は、生まれてくるときも、死ぬときも一人であり、それが初期状態ですから、孤独になることは自然なことなんですね。
SNSなどが普及した現代では、脳の休息できる時間があまりにも少ないため、ちゃんと孤独になって、しっかりと脳を休めてほしいと思います。
✅神経伝達物質の代表的な7つ「ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリンなど」を詳しく解説した記事はコチラ!
>>【神経伝達物質とは?】7つの物質の効果・役割・増やす方法!
【群れない人は賢い理由】孤独が好きな人は頭が良すぎる証拠!
続いては、ぼっちで孤独が好きな人が頭がいい証拠について書いていきます。
賢い人はぼっちになると書いていきましたが、なぜぼっちは賢いのでしょうか?まずは「賢い人が孤独でぼっちになる証拠」をまとめます。
賢い人は孤独が好きな証拠
・相手の本質を見抜いてしまう
・自分のペースを大切にしている
・強い決断力がある
この3つですね。では、この3つの証拠を1つ1つ詳しくみていきます!
孤独が好きな人①相手の本質を見抜いてしまう
一つ目に挙げられる賢い証拠は、ぼっちでいることで「相手の本質を見抜ける」ということです。
賢く頭が良いぼっちは「この人と付き合うべきかどうか」を判断します。
相手がどういうつもりで自分に絡んできてくるのか、相手の真意はなにか、何を目的にして行動しているのかを見抜くのですね。
相手の本質を探るので、安易に近づかないし共に行動をとろうとしません。つまり、自分が信頼できる人としかかかわらないようにしているのです。
しかも、賢い人の人付き合いは「必要な時にのみ相手との時間を共有する」ということを自然にやっています。
付き合いたいと思わない人とは、一切付き合わない。これが賢い人が故の行動なのですね。
孤独が好きな人②自分のペースを大切にしている
2つ目に挙げられる賢いぼっちは、人にペースを左右されません。それが会社であってもです。
自分にあったペースで、仕事や業務よりも自分が最優先になります。周りに合わせるよりも、自分ひとりで行動した方が早く正確であれば、とっととやってしまうこともあります。
賢い人は無駄なことが大嫌いなのです。どれだけ無意味な時間が人生における無駄になるか知っているのです。
ですから、相手が知り合いであろうが会社であろうが、無駄なことは一切せず、むしろ自分が考えた方が正確に早くできると思えば、行動をとってしまいます。
自分のことを大切にして、一番自分が楽しく充実した生活を送れるペースを持っているんですね。
✅IQの高い人の特徴!天才は習慣で決まる!IQの上げ方も紹介!
>>【IQが高い人の特徴】実証された知能の高い天才の7つの習慣とは?
孤独が好きな人③強い決断力がある
3つ目の証拠は、頭の良いぼっちは決断力があるということです。
自分のことや相手のこと、これからの未来ことを冷静に見て決断しています。その決断の速さと突き進む力が、行動力になっていくわけですね。
つまり、決断力がある人がいると、周りがその決断についていけていない状態になるので、ぼっちになっていくこともあるということなんですね。
決断力は継続する意志力にも反映されます。決断したことを最後までやり遂げるにはどのようにすればよいかも考えています。
ですから、時には「ぼーっとする」「今は休む」ということも決断しています。
一人旅は決断の連続です。どこに行くか、どこを見るか、食事、宿泊、交通手段、時間配分など、すべてを一人で決断しますね。
一人旅で決断せずにオロオロしていたら、ただただ時間だけが過ぎてもったいないですからね。
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【群れない人が賢い理由】孤独が好きな人こそ本当に賢い人なワケ!まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「群れない人が賢い理由!孤独が好きな人こそ本当に賢い人なワケ!!」についてまとめてきました。
いかがでしたでしょうか?
今回は、群れない人が賢い理由!孤独が好きな人こそ本当に賢い人なわけについてまとめてきました。
脳科学的に、孤独になることで成果がでることがお分かりいただけたかと思います。
積極的に孤独を選び、自分自身を俯瞰できるメタ認知を身につけ、本当にやりたいことにしっかりと集中できるようにしてもらえれば幸いです。
最後にもう一度、孤独になると成果が出る理由についてまとめておきます。
【孤独になると成果を出せる理由】
① 同調圧力に屈しない精神を持てる
② 最高のアウトプットができる
③ 自分の考えを持つことができる
④ フロー状態になれる
⑤ 脳のエネルギーを回復できる
最後まで読んで頂きありがとうございました!他にも色々な学びの記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!