予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「子育て幼児教育!子供が伸びる家庭!母親として大切な役割と行動3選!」という内容を書いていきます。
子育て育児中の母親へ向けた非常に大切なお話になります。予備校で指導している中で「この母親だから、この生徒は賢いんだ!」と思うことが多々あります。
僕自身も二児の父親ですが、やっぱり小さいうちは母親の影響が大きい、と身に染みて感じています。
そこで今回は、これまで指導してきた母子関係や僕自身の経験から、母親として大切な役割と行動について3つずつまとめていきます。
・最近、子育てに自信がないの!
・子供には、より良くまっすぐに育ってほしい!
・母親の本当の役割って何?
こんな疑問や要望にお応えします。この記事を最後まで読めば、子供が幼少期における母親としての役割とすぐに実践できる行動が明確にわかります!
今回の参考文献はコチラ!「お母さんの自己肯定感を高める本」です!
ぜひ最後までご覧ください!それではさっそくいってみましょう!
【子育て幼児教育】子供が伸びる家庭!母親として大切な役割3選!
それでは「子育て幼児教育!子供が伸びる家庭!母親として大切な役割3選!」について解説をしていきます。
ここで紹介する内容を先にまとめておきます。
【母親の大切な役割】
①子供の自己肯定感を高めること
②子供に安心感を与えること
③子供の社会性を育てること
この3つになります。
母親の役割で大切なのは、自己肯定感に安心感、社会性ですね。とっても重たい役割が多いみたいで、何だか大変そう。
全部ちゃんとやろるべき!って思ってはいけませんよ。まず、知識として知っているだけでも、子供に対する接し方が変わってきますからね。
これまで「モンテッソーリ幼児教育」「レッジョエミリア幼児教育」「イエナプラン幼児教育」など、世界7大幼児教育メソッドの記事を書いてきましたが、それらの中で共通していることが、この3つです。
どれが欠けてもいけません!子供が「生きる力」を身につけるには、母親のこうした役割が必要なのです。
それでは、1つ1つ詳しく見ていきましょう!
子供の自己肯定感を高めること
母親の大切な役割の1つ目は「子供の自己肯定感を高めること」です。
まずは、自己肯定感とは、一体何なのかをまとめておきます。とても簡単にまとめると次のようになります。
【自己肯定感とは】
・自分という存在に対して、ありのままに満足している感覚
・自分を価値のある存在として認められる感覚
要するに、子供自身が自分のことを「何が起こっても大丈夫!」と思える感覚のこと!です。
子供の自己肯定感を高めてあげること。母親の子育てにおいて最も大きな役割になるのですね。
自己肯定感の高い人は「物事を前向きにとらえ、気持ちは安定している」「日常に幸せを感じている」「人間関係に悩まず、相手の言動に反応しない」「物事に執着がない」という、良いことづくし!
母親が子育てで大きく影響を与えることができる幼少期に、自己肯定感が育ってくれば、その後の子供の人生は、自分自身で切り開ける人物になることでしょう!
自己肯定感については「自己肯定感診断チェックリスト」があります!下のリンク先の記事を参考にしてみてくださいね!
子供に安心感を与えること
続いて母親の役割は「子供に安心感を与えること」です。
子供にとって母親は偉大な存在。嬉しかったことも、悲しかったことも、悔しかったことも、全部受け止めてくれる大きな存在です。
そうした感情を受け止めてくれる人がいるから、また明日、大きく成長して外に出れるのです。
逆に安心感がないと、情緒が不安定になり引きこもりになりがち。親の愛情やスキンシップが足りていないと、子供は不安定になります。
安心感は母親の包容力で決まります。子供の話を聞く、子供を認める、共感する、スキンシップを取るといった母親の包容力で子供は安心します。
子供が安心すればするほど、外の世界へ出ていく原動力になります。いわゆる、未知の経験を積める機会が増えるわけですね!
幼い子供の成長には旅や冒険が必要。不安があったら、思い切ったこともできない性格になってしまうことでしょう!
幼い頃の経験値は、その後の経験の10倍以上貴重な財産になります。子供が安心できる環境が整っていればいるほど、貴重な経験ができる機会が増えていくのですね!
子供の社会性を育てること
母親の役割の3つ目は「子供の社会性を育てること」です。
社会性は、小さいうちから徐々に学んでいくもの。最初は「家族」という社会の中に入りますよね。
そこから保育園、幼稚園といった家族以外の社会を経験し、小学校に入れば近所の友達以外との交流や、習い事、年上の人との付き合いなどが始まります。
そうした中で「家族」は、子供が最初に体験する社会の場です。家族で決めたルールや、生活習慣などが社会の始まりになります。
そこで母親が社会性を育てるうえでの子供にできる役割は「家事のお手伝い」ですね。
お手伝いをすることは、家族の中で役割を持たせることにつながります。家族は、一人一人役割があり社会を構成している、ということに子供も参加させるのです。
ここで培った役割を持って責任を持つ経験は、その後、子供の周りに形成されるグループや組織に所属する感覚が、相当に養われることでしょう!
人類は社会を形成することで発達してきました。母親が家庭の中で、子供に役割を持たせることで社会性が身につくので、ドンドンお手伝いをさせましょう!
【子育て幼児教育】子供が伸びる家庭!母親が意識してほしい行動3選!
それではここからは「子育て幼児教育!子供が伸びる家庭!母親が意識してほしい行動3選!」について解説をしていきます。
こちらも先に伝えたい内容をまとめておきます。
【母親が意識してほしい行動】
①自分自身の時間を必ず作ること
②期限をコントロールして明るく振舞うこと
③何があっても子供の味方をすること
それでは1つ1つ解説をしていきましょう。
自分自身の時間を必ず作ること
まず第一の行動として「自分自身の時間を必ず作ること」です。
母親は子供の時間や家事の時間で、毎日が大忙し!ブラック企業ばりのブラック労働を強いられます。もちろん、家庭環境(配偶者の仕事、祖父母と同居など)で、その時間は大きく違ってきますが、基本的に家事育児は大変です。
そんな報われない疲弊する毎日を送っていたら、子供に対して「自己肯定感を高める」「安心感を与える」「社会性を育てる」といった役割を果たす余裕はありませんね。
ですから、何らかの時間を削ってでも自分の時間を必ず作ってください。テンションが上がる時間、癒される時間、好きなことにトコトン没頭できる時間を作るのです。
そういう時間が毎日あることが望ましいですね。
子供に母親としての役割を十分に果たすたに、自分のためだけの時間を作っていきましょう!心に余裕がなければ、子供にとって良い存在になることはできませんよ!
そんな時間が毎日あったら、幸せ!というか、自分が幸せだから、子供も幸せになれるってことですね!
機嫌をコントロールして明るく振舞うこと
そして2つ目が「機嫌をコントロールして明るく振舞うこと」です。
いつもママは笑顔で話を聞いてくれる、いつもママは元気、いつもママは明るい!という感じです。
母親は家庭の中で明るく輝いている存在であってほしいです。子供にとっては、そんな存在が近くにいるだけで、心の底から気持ちが安定します。
じゃ、我慢してずっと機嫌を良くしてなきゃいけないの??時には怒ったり、泣いたり、落ち込んだりしてもいいじゃない!
機嫌をコントロールすることは我慢をすることではないんだよ。ストレスを溜めずに機嫌をコントロールすることができるんだ!
自分の感情をコントロールする力は「感情のマネジメント」と言って、出来事に対する感情を自分でコントロールできるようになります。
まずは、怒りのコントロールができるようになれれば十分です!別な記事で、ママのイライラに対する怒りに振り回されないアンガーマネジメントを紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
何があっても子供の味方をすること
母親が意識してほしい行動の3つ目は「何があっても子供の味方をすること」です。
このことと対称的にあるのが「子供を否定すること」になります。否定というと言葉がきついかもしれませんが、親が子供を信じていない、ということすかね。
例えば、「先生に怒られた時」「何かの言い訳をしてきた時」「ウソをついた時」などがあったとき、親は子供を注意しますよね。
「怒られたのはあなたが悪いから」「言い訳をするな」「ウソをついて人を騙すな」ということを言いますね。99%の親はこう言うでしょうね。
ただ、意識の中に「子供の味方をすること」があると、次のように言葉が変わってきます。
「どうして怒られたのか教えて?」「自分はどう思っているか言ってみて」「本当にあなたが言った通りなのね」という感じです。
どうでしょう?母親は子供の味方、こうした気持ちがあるだけで、本当のことを話してくれたり、反省したり、次にどうすればいいかを考えたりできます。
なるほど!母親が子供を信じていなければ、こんな言葉はかけられないわ。子供の味方をしていたつもりだけど、意識してないとできないことだね。
子育てしている中で、本当に難しいことかもしれませんが、これを意識できているのといないのとでは、子供の将来が大きく変わるかもしれません!
今回の参考文献はコチラ!「お母さんの自己肯定感を高める本」です!
【子育て幼児教育】子供が伸びる家庭!母親として大切な役割と行動3選! まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「子育て!子供が伸びる家庭!母親として大切な役割と行動3選!」についてまとめてきました。
幼い頃の母親が子供に与える影響は、とてつもなく大きいです。ここで、ちゃんと母親の役割を理解して、さらに、子供に対して意識した方が良いことを知っていれば、接し方が変わってくるでしょう。
忙しい毎日だからこそ、充実した子育ての日々を送ってほしいです。そして、あとから振り返って「もっとこうしておけば良かった!」という子育て後悔が残らないようにしてほしいです。
最後にもう一度、母親の大切な役割3つと母親が意識してほしい行動3つをまとめます。
【母親の大切な役割】
①子供の自己肯定感を高めること
②子供に安心感を与えること
③子供の社会性を育てること
【母親が意識してほしい行動】
①自分自身の時間を必ず作ること
②期限をコントロールして明るく振舞うこと
③何があっても子供の味方をすること
最後までお読みいただきありがとうございました。他にも色々な記事を書いていますのでリンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!