予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「高校生!勉強習慣をマジで楽に身につける3つの方法!大人も可!」という内容を書いていきます。
普段、予備校で生徒に大学受験に向けて学習の方法をしていると、「勉強する習慣」がある人とない人では学力に大きな差があることを実感してます。
そうかと言って、勉強習慣がない人が、明日から毎日勉強するぞ!と思っても、けっこう難易度が高いのです。
習慣作りって、大人でも続かない人は多いですよね。好奇心旺盛な高校生にとっては、なおさら難しいのです!
そこで今回は・・・
・勉強を毎日やって志望校に合格したい!
・勉強習慣をつけようと努力したけど、マジで続かない!
・どうすれば楽に勉強する習慣が身につくの?
こんな疑問や要望にお応えします。この記事を最後まで読めば、今まで辛いと思っていた勉強が全く苦がなく勉強できる習慣が簡単に身につく方法を知ることができます。
今回の記事を書くにあたって参考にした本を紹介しておきます!ぜひ、こちらも合わせてご覧ください。
習慣が変われば人生が変わる!Kindleでも読めます!
それではさっそくいってみましょう!
習慣とは「自動化」と「無意識」
まず最初に、習慣とは何か?ということをまとめていきます。
見出しにもあるように、習慣とは「自動化」と「無意識」です。コトバンクに、すごく良い意味が書かれていたので引用します。
習慣とは・・・
同じ状況のもとで繰り返された行動が、状況に応じて安定化し、自動化されて遂行される場合をさしていう。日常の行動で、たとえば戸を開けるとか、箸(はし)を使うとか、着替えをするとか、定時的に反復するうちに、そのときの状況に適応して、行動が一定のテンポで自動的に経過するようになることである。
コトバンクより
つまり、苦労して努力して毎日続けています!!というのは習慣とは言えません。モチベーションに左右されて、結局は長続きすることはありません。
ですから、習慣を身につけるのに努力などしなくても「自動化で無意識」に行動ができるようになることが大切!ということです。
習慣は、人間の脳の「自動化」「無意識」を利用した最強の行動術!やる気やモチベーションに頼らず、イレギュラーや特別なことがあっても、行動することです!
これを勉強習慣に置き換えてしまえば、強い意志で勉強をしなくても、モチベーションややる気がなくても、楽に自然に勉強している状態を作ることができるわけですね!
コトバンクにもあるように「定期的に反復する。行動が一定のテンポで自動的に経過する」というのがミソなんだ!
習慣は習慣になるまでが勝負!良い習慣を身につけて、なりたい自分になりましょう!
【高校生】勉強習慣をマジで楽に身につける3つの方法!大人も可!
では「高校生!勉強習慣をマジで楽にみにつける3つの方法!大人も可!」という内容に入っていきます。
さっそくですが、楽に勉強習慣を身につける方法の結論をまとめます。
【勉強習慣を楽に身につける方法】
①選択肢を減らす固定化
②やる気や意思に頼らない無意識化
③周りの人にもわかる可視化
この3つの方法です。これは、どんな習慣を身につけることでもできる最強の習慣術です。
勉強だけではないのですが、ここでは「勉強習慣を身につけること」について具体的に書いていきます。
選択を減らす固定化
楽に勉強習慣を身につける方法の1つ目は「選択を減らす固定化」です。
この固定化が習慣を作る肝心要で、最も重要な方法です。とにかく行動を固定すること。具体的には次のような行動です。
固定化とは・・・
・同じ行動を繰り返すこと
・同じ時間に繰り返すこと
・行動をとりやすくするする準備の省略
・心理トリガーの利用
固定化とはこんな感じです。勉強におきかえて考えると・・・
「毎日、決まった時間に机に向かい勉強を開始する。その準備はなるべく省略し、すぐに取り掛かれる状態を作る。続けるコツは、決まった行動のあとに勉強をする、という心理トリガーを利用する」
最初はうまくいきません。それでも、毎日、とりあえず決まった時間に机に向かい勉強をするのです。5分でも良いです。それを続けるのです。
決まった行動の後に勉強する!という心理トリガーを利用した習慣作りは、脳の行動科学的な側面でもかなり有効です。
歯磨きの後に!夕食の後に!学校から帰ったらすぐに!という感じでルールを決めてしまいましょう!それを5分でもよいのでやってみよう!
3日もすれば効果が出てきます。これができれば勉強習慣の8割は完成です!
やる気や意思には頼らない無意識化
次に「やる気や意思には頼らない無意識化」です。
無意識の行動というのは、脳のパワーを消費しません。よって疲労しない行動になるのです。これが「集中力が持続する」ということにもつながります。
今日はやる気満々だからメッチャ勉強した!や、部活で疲れたから早く寝る!は、やる気や意思に左右された行動です。テスト前で課題が終わらないから徹夜してやった!というのもダメです。
無意識に勉強(行動)できるようになるまでは、習慣化されたとは言えませんよ。自然な流れで勉強できるようになろう!
そんなの無理と思った人へ、とっておきの方法を教えます。それは「ゲーム感覚で勉強する仕組みを作ること!」です。
ゲーム感覚で勉強する仕組みづくり
・勉強時間によってポイントがつく!
・時間制限を作って、宿題をやる!
・〇日連続で勉強したら美味しいものを食べる!
という感じです。ゲーム感覚で始めることは、習慣作りにとっては非常に効果的で、合理的です。
あとは、これを繰り返していけば「無意識」で行動できるようになり、もうご褒美もポイントもいらなくなります。
勉強の習慣作りを楽しんでいきましょう!
周りの人にもわかるような可視化
そして勉強習慣を楽に身につける方法の最後は「周りの人にもわかるような可視化」をすることです。
簡単に言えば「宣言すること」です。
人は自分との約束よりも、人との約束の方が破りにくい性質があります。これは誰でも当てはまります。
つまり、身近な人に「僕は今日から毎日勉強をします!」と約束をするのです。約束する相手は親が一番良いでしょう。
さらに習慣化に効果的なことは、身近な人に勉強したかをチェックできるものを作ってしまうことです。勉強の記録を見てもらう、ということですね。
僕が教えている生徒たちには「自分の志望大学」を親や心を許せる友達に宣言するように指導しています。志望校を大きく書いて机に貼っておけ!と言っています。
これも人間の心理を利用した習慣作りのテクニックなんです。自分ではなく他人と行動を約束すると、習慣作りに多少の強制力を持たせることができるのですね!
勉強しようとしても続かない理由
それでは「勉強しようとしても続かない理由」について書いていきます。
ここまで習慣作りがいかに大切なのか、そして、習慣作りのコツや大切なポイントを解説してきました。
でも、そうしたことをやろうとしても、やっぱり続かない人も多いのは事実です。
では、どうして続かないのでしょうか?続けられる人と、続かない人の差とは何でしょうか?
【勉強しようとしても続かない理由】
・いきなり、高い目標や習慣作りをしようとしている
・生活リズムが安定せず、同じ行動がとりにくい
・勉強する環境や場所に問題がある
恐らくこの3つのどれかに当てはまるのではないでしょうか?
やっぱり、やるからには本気でやりたい人もいるでしょう。でも、根本的に勉強するための基礎が整っていなければ、継続できるものもできなくなるのは当然です。
まず、自分の身の回りのこと、生活のこと、環境のことをちゃんと整理して、良い習慣作りをするための土台を作ってください。
別記事にて、これらの悩みを解決できる内容を書いていますので、紹介しておきます。
また、ここで紹介した内容は「習慣が10割」という本を参考にしています。ぜひ合わせてご覧ください!
習慣が変われば人生が変わる!Kindleでも読めます!
【高校生】勉強習慣をマジで楽に身につける3つの方法!大人も可! まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「高校生!勉強習慣をマジで楽に身につける3つの方法!大人も可!」という内容をまとめてきました。
良い習慣を作ることは、良い人生を送るためには絶対に必要です。よい人生には良い習慣がすべてといっても過言ではないのです。
今回紹介した内容は、何回も読んでほしいので、ぜひ繰り返し読んでみてください。
最後に今回の内容をもう一度まとめておきます。
【勉強習慣を楽に身につける方法】
①選択肢を減らす固定化
②やる気や意思に頼らない無意識化
③周りの人にもわかる可視化
【勉強しようとしても続かない理由】
・いきなり、高い目標や習慣作りをしようとしている
・生活リズムが安定せず、同じ行動がとりにくい
・勉強する環境や場所に問題がある
最後までご覧いただきありがとうございました。他にも色々な記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください。