予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「ゲームばかりする子供!将来が心配!親の悩みや不安を解消します!」という内容を書いていきます。
平成の頃のゲームとは違い、令和の時代のゲームは「オンライン化」「手軽さ」がとても進化したように思いますね。
スマホがあればドラクエやFFができる時代です。僕の子供の頃には想像もできないような事態になっている感じです!
でも、そんな手軽にできるゲームが子供にとっては「依存症」という現代病を引き起こしているのも事実ですね。
そこで今回は・・・
・ゲームばかりするうちの子の将来が心配!
・どうすればゲーム以外に興味を持ってくれるの?
・もっと外で遊んで欲しい!
こんな疑問や要望にお応えします。この記事を最後まで読めば、子供のゲームについての正しい考え方や、ゲーム好きで困っている親の悩みや不安を解消することができます!
今回、参考にした本を紹介します。
ゲーム依存症についての知識・病気のことをわかりやすく説明してくれている本です。興味がありましたら、ちょっと覗いてみてください。
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ぜひ、動画をご覧になってください。
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それではさっそくいってみましょう!
僕も小学生から中学生までは、ゲームばかりする子供でした!
まず最初に「僕も小学生から中学生までは相当なゲーマーでした!」という話からです。
小学校入学の頃にファミコンを買ってもらい、10歳の頃にはスーパーファミコンをやっていました。そして、お出かけ用にゲームボーイも手に入れていました!
そんな僕が、どれだけゲームにハマったかがわかるエピソードを紹介しましょう!
幼い頃のエピソード
・小学生ながら家族全員が寝てから、夜な夜なこっそり起きてドラクエをした
・小学生ながらクロノトリガー発売日は朝5時から並んだ
・毎晩、夜遅くまで、布団の中でゲームボーイでロマサガをやった
・FFはⅠ~Ⅹまで、ドラクエはⅠ~Ⅶまで全てクリアした
・ゲームミュージックが好きで、サントラとアレンジバージョンのCDを数十枚買った
と、挙げていったらキリがないくらいのゲームオタクでした。
そりゃ親に叱られてばかりでしたよ!あまりに言うことを聞かなくて、ゲームのアダプターの配線をハサミで切られたこともあります(笑)!
ただ、それでも中学生ではテスト10位前後をキープして、地域トップ校に合格できていますし、中高生は陸上部で活躍し、高校生ではインターハイまで出場し、現役で国公立大学に進学しています。
今はこうして予備校講師として働いています!でも、ゲームは今でもしっかりとやっていますよ~!
【ゲームばかりする子供】将来が心配!親の悩みや不安を解消!
それでは「ゲームばかりする子供!将来が心配!親の悩みや不安を解消!」という内容をまとめていきます。
まず次の5つの項目に当てはまっているかをチェックしてみてください!
【ゲームばかりする子供】チェック項目!
・ゲーム以外に好きなことがあるか?
・学校ヘ行っているか?
・友達関係は良好か?
・家庭のルールを守っているか?
・ゲームの話しに付き合っているか?
どうでしょうか?この5つの質問に対する答え方で、対処法が変わってきます。
では、1つ1つの質問に対する詳細をみていきましょう!
ゲームばかりな子でもゲーム以外にやることはあるか?
まずは「ゲーム以外にやることはあるか?」という項目です。
ゲームは現実逃避です。嫌なことから逃げる、目を背けたい事実から解放される、といった楽に現実世界から逃れられる最強のツールになりえます。
ゲームで現実逃避をしても一時的なものに過ぎません。でも、子供にとってはそうした事実からの解放にゲームは最高のツールなのです。
ですから、ゲームばかりする子供でも、ゲーム以外に好きなこと、やりたいこと、熱中できる趣味があるのであれば、心配はいりません。
ゲームに依存していて、その他の遊びでは解決ができないほどの悩みはない!ということですね。
人気ゲームは「脳へ中毒性をもたらす刺激」をしっかりと理解して作られているんだ。だから、すぐには止められないのは当然です。すぐにゲームを止める子供がいたら、意志力が圧倒的に強い証拠だよ!
ゲームばかりしていても学校へ行っているか?
次に「ゲームばかりしていても学校へ行っているか?」ということです。
先ほどの解説でもまとめましたが、ゲームに依存している子供は現実逃避や嫌なことから目を背けたい一心でゲームを夢中でやっていることがあります。
止めれば現実に戻ってしまいますので、学校を休んでゲームをしたい、というのはかなりヤバいです。不登校の典型的な現実逃避です。
子供の現実世界はやっぱり学校です。学校が子供の現実世界の大半を占めているのは間違いありません。
ですから、学校へ行かずにゲームをやりたがることがなければ、親がそれほど心配することはないと言えるでしょう。
学校は子供が社会生活を学ぶ上で重要な場所。学校は、勉強をしに行くところでもあり、社会性を磨く場所でもあります。その学校に行きたがらない場合は、社会に対応する力に問題があるかも?ですね。
ゲームばかりしている子でも友達関係は良好か?
そして「友達関係は良好か?」です。
ゲームばかりしていると交友関係がせまくなり、外で友達と遊ぶ機会が減ったり、学校で独りぼっちで寂しい思いをしているのでは?と思いますよね。
しかし!最近のゲームはオンラインで色んな人とつながることができるため、意外と同じクラスのお友達と家にいながら一緒にゲームをして遊んでることも多いです。
ただ、ここで注意は「隠れたイジメ」です。
オンラインで仲間どうしでゲームをしている中で、バレないように特定の一人を巧みに意地悪することはあります。一見、楽しそうにやっていても、そうしたことが裏で行われている可能性はあるのです。
つまり、子供の友達関係を知っておき良好かどうかを判断しつつ、時にはオンラインゲームで参加している同じ学校の子供のことを把握すべき!ということですね。
ゲームばかりする子供にとって、オンラインでつながっている友達は重要かも?普段、接している友達関係よりも、より人間的な部分が見えてくる可能性がありますよ!
家庭でゲームのルールが決まっているか?
4つ目の項目は「家族のルールを守っているか?」です。
ゲームをするのにルールを決めずにやっている家庭は少ないと思います。もし、ルールなしの無法地帯で子供がゲームをしていたら、それは絶対に止めてください。
何度も書きますが、ゲームは止められないように脳へ心地よい刺激を送らせ続けるようにできています。意思が強くなければ、すぐに止めることは難しいです。
ルールをしっかりと決めて、その許容できる範囲内で子供が守れているのであれば全く問題ありません。
ましてや、多少の時間オーバーも許容範囲であれば良いでしょう!
そこを親が責めたり、後でネチネチと子供に執拗に言ったりしないようにしてください。さらに、ゲームのルールを守れなかったからといって、無理やりにゲームを取り上げることもしてはいけませんよ!
ルールを守れなかった子供、というのは罪悪感を多少なりとも持っています。それを親から言われることで、自己肯定感が下がるんだ。そして、ゲームを取り上げることがあれば、さらに強いゲーム依存症を生むことになるんだよ!
子供のゲームの話しに付き合っているか?
最後に「ゲームの話しに付き合っているか?」ということです。
ゲーム好きの子供であれば、その日やったゲームのことを共有したい!と思うのは当然のことです。楽しかったことや、できたこと、うまくいったこと、失敗したことなどを、すぐに共有したがります。
その話をすぐに言える人は「親」です。
ゲーム好きの子供は、とにかくゲームの話題を話したがります。本当に心から誰かに聞いてほしいのです。
子供にとって、ゲームの話を聞いてくれる人は安心できる人となり、信頼できる人となり、自分のことを分かってくれる人になります。
そういう人が近くにいることで、子供の心は安らぎますし落ち着きます。楽しかった想いを分かち合えるのですから、幸せですよね!
今回の記事を書くにあたって、参考にさせてもらった本を紹介します。
親の心配は「心配しすぎ」なのか、それとも子供が「依存症」なのかをハッキリとしてくれる本です。
気になる方は、ぜひ詳細をご覧ください!
Youtubeで、スマホ依存についても解説しています!
ぜひ、動画をご覧になってください。
ぜひ、ご覧になってください!
【ゲームばかりする子供】ゲームが好きな子供は賢い子供が多いかも?
それでは、ここでは「ゲームばかりする子供!ゲームが好きな子供は賢い子供が多いかも?」という内容を解説します。
予備校で多くの子供と接していると、子供が好きなゲームの話題になることがけっこうあります。
例えば「マインクラフト」「フォートナイト」「ポケモン」といった、今流行りのゲームが好きな子供は一定数いるのですね。
そうしたゲームの類は、コレクター、ゲーム操作の上手さ、ストーリーや音楽といった芸術といった、実は幅広い「何か」に優れているのです。
【ゲーム好きな子が賢い理由】
・コレクターとして興味があるものを追求する力
・操作のプロとして、より高い技術を習得しようとする力
・ゲーム音楽の凄さ、ストーリー性といった感性を養う力
今やゲームは経済活動や今後の未来の産業を支えるまでに成長し、もはや現代に無くてはならない存在になっています。
これらを極めていくことは、相当な技量と熱量、集中力に直観力が養われていきます。
一橋大学にポケモン同好会があるように、一流大学に集まる大学生は、かなりゲーマーが多いというのは言わずと知れたことなのですね。
ゲームばかりする子供の将来を心配し過ぎるあまり、子供の意思や希望をつぶさないことが、実は重要だったりします!
【ゲームばかりする子供】将来が心配!親の悩みや不安を解消!まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「ゲームばかりする子供!将来が心配!親の悩みや不安を解消!」という内容をまとめてきました。
ゲームは子供にとっては至福の時間。
それを取り上げられたり、認められなかったり、強制的な制限がかかったりすることは、ゲーム好きの子供にとっては非常にストレスです。
ゲームが悪いのではなくて、ゲームを上手に利用して、子供の成長につなげられると良いと感じています。
最後にもう一度、ゲームばかりする子供の親の悩みについての5つのチェック項目についてまとめます。
【ゲームばかりする子供】チェック項目!
・ゲーム以外に好きなことがあるか?
・学校ヘ行っているか?
・友達関係は良好か?
・家庭のルールを守っているか?
・ゲームの話しに付き合っているか?
最後までご覧いただきありがとうございました。他にも色々な子供の教育について有益な記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!