予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「運動は子供の頭を良くする」脳の活性化や発達に効果的な理由!ということで、運動と学力の関係を書いていきます。
運動は、子供だけではなく大人まで頭を良くしてくれる効果もあることが科学的に実証されています。ですので、親も一緒に運動習慣を取り入れてみるのも良いですね!
最近では無料ではじめるタブレット学習、0円からできるオンライン英会話、といった通信教育も流行っています。こうしたツールを利用することで、送迎不要、移動時間もなくなるので、家族で過ごす時間が増えて、運動する時間が取れるはずです。
そこで今回は・・・
・運動と学力の関係ってあるの?
・どうして運動すると頭がよくなるの?
・運動することで得られる効果が知りたい!
こんな疑問や要望にお応えします!体を動かすことで、身も心も頭も良くなる、すごい効果を解説していきます!
ちなみにブログの内容は、Youtubeチャンネルでも解説しています。アニメーション動画で、非常にわかりやすく解説していますので、ブログを読むより頭に入るかも!?
ぜひ、動画をご覧になってください。
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それではさっそくいってみましょう!
運動が子供の頭を良くする!脳の活性化や発達に効果的な理由
それでは、運動が子供の頭を良くする理由を解説していきます。
これは最新の脳科学研究に基づくものから調べています。以下が参考文献です。
上記の本は人気ランキングでも上位に食い込んだ本です。まだ読んでいない方は、ぜひご覧ください!
脳が活性化する理由はBDNFが増えるから
運動をすることで「脳由来神経栄養因子(BDNF)」が増えます。それは、脳細胞を活性化させる働きがある物質です。なんと年齢制限はなく、子供でも大人でも、なんならご年配の人でも効果が期待できるのです。
まず、運動をすることで血液の流れが良くなります。そして、運動によって神経伝達物質の「セロトニン」と「ドーパミン」が分泌されます。
このような神経伝達物質により脳内の血管が拡張され、脳の末端まで血液が送られるようになり、脳細胞の修復や再生が可能になります。
そうすることにより、脳の炎症を抑えることができ、それにより「BDNF」という超重要なたんぱく質が分泌されます!
このBDNFこそが、脳の活性化、つまり頭の良さに関係するものだと科学的に証明されているのです!
脳由来神経栄養因子 BDNFとは?
すごく簡単に脳由来神経栄養因子(BDNF)を解説します。
それは・・・
・脳由来神経栄養因子(BDNF)とは?
脳の中の細胞を成長させたり、維持したりする物質のこと。つまり、記憶力や学習に効果的。さらに、感情のコントロールや食欲、衝動に強くなれる。
また、認知症や子供のうつ病にも効果的であることが証明されているタンパク質である。
ということなんですね。運動をすることで、これだけの効果がある脳内革命を起こすことができるのです!
老化防止やアンチエイジング、そして何より学習に必要な記憶力も高めてくれる機能があるBDNFです!
子供の学習にも大きな影響を及ぼすことは間違いありませんが、大人も運動習慣からBDNFの効果を得てみたいと思いますよね!
運動が子供の学力を上げる他の効果とは?
それでは次に、運動が学力へ与えるその他の効果について書いていきます。
運動することで、子供の学力を上げる要素がたくさん生まれてきます!それがこちら!
運動することで得られる効果
①ストレスや困難に強くなる!
②モチベーションが上がりやる気が出る!
③集中力や注意力が上がる!
直接的な学力アップというよりも、学力を上げるための要素が揃う!という感じです。1つ1つ詳しくみていきましょう!
ストレスや困難に強くなる
まずは運動をすることで「ストレスや困難に強くなる」ということについてです。
運動することで肉体的に強くなりますが、実際にはメンタル的も強くなることがわかっています。肉体的にも精神的にも持久力や耐久力がつくのです。
つまり、心身ともに鍛えられるのが運動なのですね。
運動をすることで不安や心配が減り、ストレスが軽減されるのです。勉強していて結果が出ない不安や、心配で集中できない!ということが軽減されるわけですね。
そういった運動の効果から、不安症やパニック障害に改善効果があると科学的に立証されたのです。
モチベーションが上がりやる気が出る
運動の効果の2つ目は「モチベーションが上がりやる気が出る」です。
モチベーションとやる気は、意欲に関わることですので、勉強に対しても自主性を持てるようになります。しかし、人は動かないとモチベーションは上がらず、やる気も低下するのです。
なぜそのようなこと起こるでしょうか。
運動することで脳内神経物質の「エンドルフィン」が分泌されることが原因です。「ランナーズハイ」と言う言葉があるように、運動した後は気分が高揚しますね。
ここでいう高揚感は決して興奮状態というわけではなく、落ち着いた状態での気分の高揚になります。これが「幸福感」をもたらしています。
それと同時に、自信を持てたり勇気が出たりする効果もあります。それが、モチベーションが上がってやる気になる効果なんですね。
集中力や注意力が上がる
運動の効果の最後は「集中力や注意力が上がる」ということです。
運動は複雑な動きであればあるほど集中しなければなりません。また、自分自身の動きに注意を向けることを覚えます。
集中や注意を自分自身がコントロールすることでそのような力を養っていく!というわけなのです。
自分をコントロールする力が身につけば、依存症を改善できる効果も期待できます。現に、アルコール中毒や薬物依存になった患者が、運動することで改善されたデータもあります。
つまり、運動すると「集中力や注意力の向上」と共に「依存克服」をするための自己コントロール能力も身につくわけなんですね!
ちなみにブログの内容は、Youtubeチャンネルでも解説しています。アニメーション動画で、非常にわかりやすく解説していますので、ブログを読むより頭に入るかも!?
ぜひ、動画をご覧になってください。
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運動は子供の頭を良くする!脳の活性化や発達に効果的な理由! まとめ
いかがでしたでしょうか?
子供の学力と運動の関係についてまとめてきました。脳の活性化や発達に効果的な理由が、お分かりいただけたと思います。
運動がもたらす脳への影響は測りしれません!
特に脳が活性化する理由はBDNFが増えることが、最も運動をする上で重要な要素になります。
子供だけではなく、親も老化防止、アンチエイジング、若返り効果などがありますので、ぜひご家族で運動習慣を身につけてみてください!
最後までご覧いただきましてありがとうございました!他にも色々な役立つ学びの記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!