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今回は「教科書を読んでも理解できない子が急増!文章がわからない理由と対策!」について解説します。
この内容は、主に小学生や中学生にあてはまることが多い話になります。
小学生はもちろんですが、中学生も学校の授業は教科書中心です。教科書を読んで理解できない子供は、学年がだんだんと上がるにつれて学力差をつけられてしまいます。
中学生ともなると、相当の差になることは間違いないですね。
そこで今回は・・・
・教科書を読んでも理解できない!
・どうして書いてあることがわからないの?
・口で言えば分かるのに、文章だと理解できない!
こんな疑問や要望にお応えします!この記事を最後まで読めば、教科書が理解できない原因と理由から、ちゃんと理解できる勉強法まで知ることができます!
とても面白い本でしたので、ぜひ一度、本書を手に取って読んでみて下さい!
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【教科書を読んでも理解できない子が急増】文章がわからない理由!
それでは「教科書を読んでも理解できない子が急増!文章がわからない理由!」について解説をしていきます。
教科書はどの参考書よりもスタンダードで、より簡潔に分かりやすく書かれている最高の参考書です。
ですが、どうしてそんな教科書を読んでもりかいできないのでしょうか?その理由は・・・
教科書を読んでも理解できない理由
・国語力がないから
・本を読む量が少ないから
・知識がないから
この3つの理由が全てです!これを1つ1つ詳しく解説していきます。
教科書を読めないのは国語力がないから
教科書を読んでも理解できない理由の1つ目は「国語力がないから」です。
国語力というのは色々な定義がありますが、僕が説明するここでの国語力は「読解力・表現力・語彙力」の3つです。
文字や文章への対応力!読む、書く、伝える、と言った言葉の根源にあるもののすべてが「国語力」です!
文字を正しく読む、分かりやすい言葉で書く、意味を別な言葉で言い換える。この3つが国語力の基礎となります。
この力が備わっていれば教科書を読んで理解できない、ということは、まず起こりません。
もし、このような力が不足していると、教科書を読んで理解している「つもり」になっている場合もあります。
以前に書いた記事で「国語力を劇的に伸ばす方法」をリンクしておきますので、興味のある方はぜひご覧ください。
本を読む量が少ないから
続いては「本を読む量が少ないから」です。
文章を読んで理解する力は「量」で鍛えられます。にわか読書ではなく、読書習慣として長い期間にわたり読書をした子供は、理解力と推測力が鍛えれています。
教科書を読んで理解できない子供の多くは、文字を読むことに「慣れていない」可能性が高い!!
文字のまま文章を理解できない子供は、図や表、絵などが描かれた「補足」があって初めて理解できるのです。
文字を文字のまま理解するためには「読書習慣」という訓練が必要です。
読書をすることで、論理的に考えられたり、憶測したり推測したりする力が育ちます!そうしたことを研究した結果、読書は数学に一番効果が出た!ということがわかりました。
興味があれば「数学と読書の関係」の記事をリンクしましたので、参考にしてみてください。
理解できなのは知識がないから
最期は「知識がそもそもないから」ということです。
これは根本的なことです。知識のない分野の本を読もうとしても、そこに出てくる単語や意味を知らなければ、いくら国語力や読書習慣があっても理解できませんね。
車の知識がないのに、車の整備のマニュアルを見ながら自分で車を整備しようとしているようなものなんです!
今の学年の教科書を読んで理解できないのは、以前の学年の知識を使うことも多く、単純に知識不足、暗記不足、復習不足、ということも考えられるのです!
ですから、分からない単語や言葉が出てきた場合は、しっかりと調べて知識を得ながら勉強するのが良いですね。
ただ、漢字の知識がないのは困りますね。漢字検定を受けて語彙に対する知識を高めるのは、実はかなり得策だったりします!
漢字検定の記事もリンクしておきますので、興味があればのぞいてみてください。
【教科書を読んでも理解できない子向け】その対策法と勉強の仕方!
では続いては「教科書を読んでも理解できない子向け!その対策法と勉強の仕方!」について解説していきます。
こちらも結論を先にまとめます。
教科書を読んでも理解できない子の勉強法
・教科書を音読をする
・内容の要約をする
・教科書ワークを使う
この3つの勉強法です!この方法はすでに実証済みの勉強法なので、ぜひ試してください。
これまでの生徒へ指導した方法で、最も効果が高かった3つです!音読、要約、ワーク!これは理解するための3種の神器ですね!
それでは1つ1つ詳しくみていきましょう。
教科書を音読をする
まずは「教科書を音読をする」です。
教科書を読むというのは、目で追っているだけで、実はしっかりと精読できていない可能性もあります。
精読をするために有効な手段が「音読」なのです。
音読は、知らない単語や読みなれない聞きなれない言葉が出てくると、確実につっかえます。その言葉の意味を調べ、理解することで教科書の内容がわかるようになることが多いです。
音読は重要な単語を記憶する意味でも、非常に効果的なので、ぜひ音読をしてみましょう!
教科書の内容の要約をする
続いては「教科書の内容を要約する」です。
教科書を読み終わったあとに、その内容を簡単に文章にまとめる!ということをしてください。
そうすることで、頭の中にバラバラになった知識や単語を整理することができます。また、再度繰り返し教科書を読むので、必然的に精読ができます。
1つ1つの単語の意味が理解できずとも、内容全体を把握させるのには、内容の要約は効果が抜群です!
教科書を読んでも理解できない場合は、教科書の内容をまとめてみるのは有効なのです。
教科書ワークを使う
最後に「教科書ワークを使う」です。
これは本当に最後の手段であり、一番手っ取り早い手段でもあります。ただし、効果は抜群なので、とりあえず教科書の内容を理解したい場合は「教科書ワーク」をやってみてください。
教科書ワークは「学年」「出版社」を間違えないようにしてください!
教科書ワークのメリットは「図や表、絵」が描いてあることです。文章だけではなく、分かりやすいようにまとめてくれてあるので、理解しやすくなっています。
また、類題やよく出る問題もまとめてくれているので、テスト対策にも使えます。
とりあえず英語・数学は理解できないと困る科目ですので、1冊持っていても良いのではないでしょうか?
Youtubeでもブログの内容を解説しています。
ぜひ、動画をご覧になってください。
ぜひ、ブログと合わせてご覧ください!
【教科書を読んでも理解できない子が急増】文章がわからない理由と対策! まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「教科書を読んでも理解できない子供が急増!文章がわからない理由と対策!」についてまとめてきました。
教科書は基礎基本の、もっともわかりやすく作られた教材で、それが理解できないと、学校の勉強は終わってしまいます。
ですから、根本的な原因と理由をつかみ、それを解決するための対策と勉強法を身につけ実行してほしいです!
最後にもう一度、理由と解決策をまとめます!
教科書を読んでも理解できない理由
・国語力がないから
・本を読む量が少ないから
・知識がないから
教科書を読んでも理解できない子の勉強法
・教科書を音読をする
・教科書の内容の要約をする
・教科書ワークを使う
最後までお読みいただきありがとうございました。他にも色々な教育の有益な記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください。