【イエナプラン教育】オランダの幸福教育!家庭でやれる方法!

幼児教育
【イエナプラン教育】オランダの幸福教育!家庭でやれる方法!

予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。

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講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!

今回はオランダで発達したイエナプラン教育の紹介をしていきます!イエナプラン教育は社会性を磨くには絶対必要な要素を持っています!

協調性や共感性、そして社会性が磨くには最高の幼児教育メソッドなんです!

オランダで取り入れられているイエナプラン教育ですが、オランダが力を入れる理由があるのです!

次に当てはまる想いを持っている方はイエナプラン教育を知れば世界が広がります!

・子どもの幸福度を上げたい
・子どもに社会性を持った大人に成長してほしい
・子どもに幸福感を持って日々を送ってほしい

幼児教育はその子の生涯を占う教育と言っても過言ではありません!モンテッソーリ教育やシュタイナー教育はとても有名ですね。

イエナプラン教育も二大幼児教育に負けず劣らずの素晴らしい教育です。もし、二大幼児教育に興味がある方は下の記事のリンクを見て下さい。

※二大幼児教育
>>【モンテッソーリ教育】おうちモンテを簡単に子供に実践する方法!
>>【シュタイナー教育】英才教育を家庭で取り入れるやり方!

世界7大教育を語る上では、絶対に知っておくべき教育法になります。

イエナプラン実践ガイドブックを参考に記事を書いています。興味がある方は覗いてみてください!

◆◆今こそ日本の学校に!イエナプラン実践ガイドブック / リヒテルズ直子/著 / 教育開発研究所

ではさっそくいってみましょう!

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イエナプラン教育 オランダで発達した理由

【イエナプラン教育】オランダの幸福教育!家庭でやれる方法!

では、イエナプラン教育について解説していきます。

イエナプラン教育はドイツのイエナ大学の教育学者ペーター・ペーターゼンが実験校として始めた教育モデルです。今では発祥の地ドイツよりも、オランダで普及したんです。

その理由は・・・

オランダの教育は市民が自ら行動して社会を作る方針を取っているため

だからオランダでは、市民が自ら考え行動するような社会を築くべく、イエナプラン教育が発展したんですね。

オランダは世界でも先進国の中で幸福度ランキングNo1という、とっても国民が幸せを感じている!

イエナプラン教育の考えの元で教育が施されているから、子供も成長した大人も社会を自ら設計するという意識があるかもしれないですね。

しかし、日本ではイエナプラン教育は、恐らく馴染はないでしょう。

というのも日本ではあまり普及しておらず、ごく一部の学校で取り入れられているくらいで、認知する機会がなかったかと思います。

ただ、今回この記事を通じて「子供を持つ親」「教育関係で働く人」「学校の先生」「スクールをやっている人」へ、こういう教育方法があり一部分でも取り入れてもらい視野を広げてもらえたらと思っています。

この記事を書くにあたって、次の書籍を参考に書きました。

◆◆今こそ日本の学校に!イエナプラン実践ガイドブック / リヒテルズ直子/著 / 教育開発研究所
世界7大教育法に学ぶ才能あふれる子の育て方最高の教科書 正解のない時代を「たくましく生きる力」を育てる

イエナプラン教育 教育内容の概要

まずはイエナプラン教育の概要からまとめていきます。

・イエナプラン教育の考えの要

子供たちに将来への希望を与え続け、楽しみや幸福感を持てる幸福な大人へ成長する

・イエナプラン教育の目的

自分自身の弱みや強みを知るばかりでなく、他人の良さも知り、地域や社会に貢献する市民を育成することを目指す。本質を問う力を身につける。

・イエナプラン教育の主な取り組み

対話→学習(仕事)→遊び→行事(催し)の4つの活動を基軸に、科目の時間割によらない教育システムを採用しています。

教室はリビングルームとして教員と生徒が学びやすい環境を自ら整える。それは生徒だけではなく保護者や教師も一体となって共同体を作ることを意味する。
見守られているという安心感がある環境を目指しています。

学年編成はマルチエイジを採用し、3つの年齢を1グループとして構成し、担任はグループリーダーとして位置付けています。

障害をもつ子供も積極的にグループに採用。これにより、他者との違いを受け入れる教育が自然に身に着くようになるのが狙いです。

これがイエナプラン教育の概要です。

何となく日本で馴染みがない理由がわかって頂けたかと思います。

モンテッソーリ教育は個人に対する尊重が強く表れていますが、イエナプラン教育は社会に対する個人の位置を尊重しているため、共同体感覚が身につきやすいんです。

まさに、お互いが一緒に生きている、という感覚ですね。

日本の公教育で採用されるのが難しくても、私教育(塾やスクール)などでは積極的に採用されているところもあるようです。

そして、共感できる部分がたくさんあるので、ぜひ家庭でも取り入れてみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

僕も「これはいいな!」と思ったものを家庭で子供と接するとき、自分の生徒を指導するときに、役立たせてもらっています。

まずは、イエナプラン教育を子供たちに指導するときのマインドセットから書いていきます。

イエナプラン教育 幸福な人は賢い人より大切にされる

幸福というのは共同体の中で、自分と他人が共存し、自分を高めながら社会に貢献しているという感覚のこと。

それを子供のうちから知っていて社会に出るのと、自分の欲のために社会に出て働くのとでは、まるで心が違ってくるんじゃないかなって思います。

この考え方はアドラー心理学でも言われていることですね。

アドラー心理学の頂点には「共同体感覚」を持つ、と言われており、対人関係で最も必要な感覚だということです。

それをイエナプラン教育では幼児教育から取り入れているのですから、そりゃ幸福ですよね!

イエナプラン教育はどう考えても日本で実践するのは難しいです。

だから僕は、この教育の目的をしっかりと意識して子供たちと接していけば、いつしか幸せが国ができあがるのではと考えます。

ぜひ子供の思考の調整(マインドセット)していきましょう。

※関連記事
>>【韓国の幼児教育】国際比較で見えた韓国の問題点!

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イエナプラン教育 家庭で実践できること

【イエナプラン教育】オランダの幸福教育!家庭でやれる方法!

では、イエナプラン教育を家庭に取り入れて、共同体の中で幸福に生きていける力を身につけるにはどうしたらよいでしょうか?

もう一度イエナプラン教育の原点でもあるオランダの考え方を見てみましょう。

オランダの教育は市民が自ら行動して社会を作る方針を取っている

でしたね。ということは、子どもが自ら行動することが大人たち、いやここでは親たちにとって非常に役にたっていることを伝えましょう!

人は共同体の中で自分の居場所を見つけ、それによって自信をつけ発言できて思考し、行動します。

家族という共同体の中で、子どもが家族という社会の中で自分の存在を認められ役に立っているという実感を持たせることが重要なのです。

イエナプラン教育 家庭では役割を持たせる

まずは子どもに役割を持たせましょう。そして、いつも役割を果たしたら褒めてあげてください。

そうすることで、さらに自信がつき率先して役割を果たそうと行動するはずです。

・お花に水をあげる
・ペットの世話をする
・ママのお手伝いをする

ただ、役割を決めるのには子どもの意見もちゃんと聞いてあげてください。

同じ目線で、同じ立場で(子供を一人の人間として認めながら)、話し合いを持って役割を決めてほしいです。

そうやって与えられた家族という単位の社会で貢献をする喜びを得ていくと、大きな社会でも同じようなことをしたいという気持ちが常に心の中に芽生えるようになります。

イエナプラン教育の教育方法がまとめられている本です!

◆◆今こそ日本の学校に!イエナプラン実践ガイドブック / リヒテルズ直子/著 / 教育開発研究所
世界7大教育法に学ぶ才能あふれる子の育て方最高の教科書 正解のない時代を「たくましく生きる力」を育てる

イエナプラン教育 家庭では家族全員を認める

イエナプラン教育は他人の良さを知ることも教育の一つとしてとらえています。

つまり、家族という単位で父親、母親、兄弟、祖父母など、全員を認め合うことが大切になります。

家族という小さな構成でも、家族のためにお互いが役割を担っていることを認めあうことが大切です。

当たり前にやっていることにお礼を伝えたり、当たり前にできたことでも褒めあったり、助けたり助けれたりするという繋がりがあることを、子どもにちゃんと伝えるのです。

それは行動によって示してあげるのがいいでしょう。

「いつもパパが働いているおかげで美味しい食事ができるね」ママより
「いつもママが家事をやっているおかげで、家中がが綺麗だね」パパより
「いつもあなた(子ども)がお花に水をあげているおかげで、元気に育っているね」両親より

こういう言葉をかけあう、ということですね。

もちろん、言葉だけではなく行動で示すのもいいかと思いますが、子どもも家族の一員として何か役に立ちたい、と思うようになることが何より大切なんです。

イエナプラン教育 地域の人とのつながりを大切に

イエナプラン教育の社会の幅を広げるためには、家族の枠を超えなければなりません。

そこで、近所の人とのつながりを大切にしていくことも重要です。

野菜が採れたから近所に分ける、お土産を買ってくる、地域の清掃活動や地域行事には必ず参加し交流を持つなど、つながりを大切にしていくことを行動で教えます。

子どもは、そういう親の行動を逐一見ていて、幼心に「他人に対する接し方」を学んでいきます。

小さい子どもは地域の宝物として扱われることが多いため、子どもが地域に貢献した時には、周りの大人たちが褒めたり、お礼をくれたりすることが多いかと思います。

そういう体験を積んでいくと、自然に地域貢献・社会貢献の心が育まれるのです。

※幼児教育関連
>>【日本の幼児教育】世界と比較してわかった特徴・現状・問題点!

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イエナプラン教育 家庭で取り入れる まとめ

【イエナプラン教育】オランダの幸福教育!家庭でやれる方法!

いかがでしたか?

イエナプラン教育は子どもが、幸福度を得るための自然な流れを汲んでいることがお分かりいただけたのではないでしょうか?

自分自身を振り返っても、自分のために何かをするよりも他社貢献で行動した時の方が幸福度が高い気がします。

現代の社会は封鎖的なところもありますが、家族という単位から小さなコミュニティでよいので、子どもへの良い影響を与えるような接し方を心がけてみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。他にも色々な幼児教育の記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!

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