登山とランニングをかけあわせたトレイルランニングをご存じですか?
今回の記事は「登山×ランニング」のトレイルランニングの魅力と始め方について解説していきます。
すでにランニングが趣味の人、登山が趣味の人もいるかと思いますが、山を走るトレイルランニングをやっている人は、まだまだ少ないです。
ただ、徐々にトレイルランニングの人気も高まりつつあり、登山をしていると軽装で走りながら山を登るトレイルランナーを見る機会も増えてきました。
今回は・・・
・トレイルランニングとは?
・トレイルランニングの魅力とは?
・どんな大会があるの?
こんな疑問にお答えしていきます!
ぜひ、最後までご覧ください!
※トレラン関連
>>【登山×ランニング】トレイルランニングの必須アイテム!
トレイルランニングとは
では、トレイルランニングとはどんなスポーツなのかを書いていきます。
トレイルランニングとは・・・
未舗装の山道を駆け上がり、タイムや順位を競う競技のこと
これがトレイルランニングです。一般的には登山道やハイキングコースを使って行う競技になります。
僕自身も始めたのは2019年からで、初めて出た大会は静岡市で開催された水見色トレイルランニング大会「距離20km、標高差700m」でした。
トレイルランニングは一般のランニングに比べて、距離が長く標高差が大きいのが特徴です。さらに、路面は山道ですのでロードのように平坦な道はほとんどありません。
ですので「1キロあたり何分で走る」のようなペースを踏むのは難しく、コースによってはキロ10分以上かかってしまう急坂もあります!
かなり過酷なスポーツだといえるでしょう!
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トレイルランニングの魅力
では、なぜそんな過酷なスポーツが近年で流行り出しているのでしょうか?
僕の経験からトレイルランニングの魅力を書いていきたいと思います。
登山ならではの景色が楽しめる
まずトレイルランニングというのは、言わば登山と同じです。ですから、大自然の景色を堪能しながら、山道を駆け抜けていくんですね。
特に景色が楽しめるのは「尾根」を走っている時。思わず、タイムや順位を忘れて景色を眺めてしまうこともあります。
日常とはかけ離れた自然の景色を感じながら自分と戦うのは、本当に楽しい経験だと思います!
エイドで地元の味を楽しめる
トレイルランニングは山の中を長距離走るため、途中に水分補給の他に地元でとれた果物や名産を、地元の人のボランティアで出してくれることが多いです。
その補給所のことを「エイド」と言います。山から山へ移動するトレイルランニングはカロリーの消費も激しいので、そのエイドで食べる地元の味が、本当においしいんです!
しかも地元の人がとても親切で、応援してくれたり、たくさん食べてってね!と言ってくれたりと、疲れた体を癒してくれる言葉をいただけます。
マラソン大会では、水分補給だけでタイムを狙っているため、そういった会話はできませんが、トレイルランニングは地元の人との交流も一つの楽しみになります!
ですから、過酷なスポーツでもやみつきになって「今度はどこの地域のトレランに出ようかな?」と考えてしまうんですね。
大自然の中を走れる爽快感
自然というのは普段の生活をしていると、なかなか感じることが少ないです。ロードのマラソン大会も都会の中でやるのが一般的ですよね。
ただ、トレイルランニングは違います。
トレイルランニングは、基本的に「山」です。ですから、スタートも、山の中の小さな小学校や集会所を使ったりしています。
そこからトレイルに入り、木々の間をくぐり抜けて、時には小鳥のさえずりを聞き、小川のせせらぎを聴き、山を通り抜ける風を感じながら走るのです。
もちろん、体力に自信がなければただの辛いだけの気分になってしまいますが、自分にあったレースを選んで、日々のトレーニングを積んでいけば、自然を感じる余裕ができるはずです。
このような大自然の中を走り抜ける爽快感は、トレイルランニングの魅力の一つなんですね!
走り終えた時の達成感が半端じゃない
トレイルランニングは、本当に過酷です。
僕が初めて出場したトレイルランニングでは、ゴールラインの手前の急坂ですでに立てなくなり、最後の10mで声援に後押しされる形で走ってゴールテープを切ったのを覚えています。
ただ、そのゴールし終えた時の達成感は半端ではありませんでした。
もちろん、ロードレースのマラソン大会にも出場したこともありますし、タイムを縮められた時の達成感はすごい感じます。
しかし、トレイルランニングはタイムや順位もそうですが、完走することが一つの目標であり、そこに向けたトレーニングをしてきて臨んでいるので、やり切った感覚が半端じゃないのです。
ゴールし終えたあとは、ほとんど動けません。とにかく筋肉が悲鳴を上げているので、収まるのを待つしかないのです。
マラソンを走り切ったように息切れしているわけではないのですが、体中が乳酸の嵐のように駆け巡って、動けないようにしているんですね。
体はそういう状態ですが、頭の中はやり切った達成感で充実を感じ、自分自身が誇り高く思えるような実感を持ちました。
まさに、半端じゃない達成感を感じられるのです!
※トレーニング紹介
>>【LSDトレーニング】ダイエットに効果的なランニング練習方法!
トレイルランニングの大会紹介
全国のトレイルランニングの大会をちょっとだけ紹介していきます。
ほんの一部だけですが「トレイルランニングの大会ってこんな感じか!」と実感してほしいと思います。
静岡県「水見色トレイルランニング」
僕が初めて参加したトレイルランニング!静岡の水見色トレイルランニングです。
トレランにしては距離短くも標高差もそれほどない、ビギナー用になっている大会だと思います。
水見色トレラン
・距離=20km
・標高差=700m
・難易度=★★☆☆☆
詳細は公式HPをご覧ください!
>>水見色トレイルランニング
石川県「白山ジオトレイル」
石川県白山市の「白山ジオトレイル」。本格的なトレイルランニングを楽しみたい方向けです。
2日間に分けて行われるため、食料やテントは持参して行われます。
白山ジオトレイル
・距離=40~50km
・標高差=2000m
・難易度=★★★☆☆
詳細は公式HPで!
>>白山ジオトレイル公式HP
長野県「志賀高原マウンテントレイル」
こちらは本格的なロングトレイルを楽しみたい方向けのレースになっています。
かなり標高差があるので、キッチリと練習を積んでいかないと完走は難しいと思われます。僕もいつか出場して完走を目指したいです!
志賀高原マウンテントレイル
・距離=40km
・標高差=1690m
・難易度=★★★★☆
詳細は公式HPで!
>>志賀高原マウンテントレイル
トレイルランニングの魅力 まとめ
いかがでしたでしょうか?
トレイルランニングの魅力は、やはり大会に出場してみないとわからないと思いますが、なるべく自分の経験でお伝え出来たらいいな、と思って書きました。
普段、ランニングを趣味にしている方で「一味加えたい!」と思っている方は、けっこうハマっていくと思われます。
普段、登山を趣味にしている方は「ロードでランニング」をして走ることと歩くことの違いを実感していただければ、トレイルランニングに入れると思います。
全国のトレイルランニングを紹介しているサイトもありますので、ぜひそちらもご覧いただき、検討してみてください!
>>トレイルランニング大会情報
最後まで読んで頂きましてありがとうございました!他にも色々なアウトドア記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!