今後の世界の発展はどの国が支えていくのでしょうか?アメリカでしょうか?それともヨーロッパでしょうか?
実はそのどちらも違います。
答えは中国です。中国の発展は底知れることはなく、世界の覇権を握るための条件がそろっています。
中国には様々な都市がありますが、その中でも最先端をいく都市があります。その名を・・・
中国で最も発展を成し遂げている都市=深圳(しんせん)
そうなんです。深圳という都市が、今やアメリカのシリコンバレーを凌ぐ発展を遂げようとしているのです!
今回は・・・
・どうして中国が次の世界経済を握るのか?
・中国の都市、深圳とはどのような都市か?
・深圳の凄いところはどんなところ?
こういった疑問にお答えします!ビジネスマンや人生偏差値を上げたい人向けに、ぜひ知ってほしい中国の都市である深圳を紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください!ではさっそくいってみましょう!
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中国の都市 深圳とは?
それでは、深圳市の概要に触れていきます。
深圳市ってどんな都市?
まずはマップで確認してください。
そうです。深圳は香港との境にある港町なんですね。
実は深圳は「経済特区」に指定されている都市で、北京市、上海市、広州市を含む中国本土の4大都市に指定されています。
元々は漁村としておかれた都市ですが、近年の急速な発展により、世界の企業が進出をはじめ、超高層ビル群が立ち並ぶ、アジアでも有数の大都市に仲間入りしています。
深圳市 アジアのシリコンバレー
深圳市の特徴は「中国本土におけるハイテク企業の本社所在地」の役割がある都市になっていることです。
深圳市に本社を構える企業
・ファーウェイ ・テンセント ・BYD ・ZTE ・百度
といった、アジア屈指の大企業が本社を構えています。
つまり、アジアのシリコンバレーと呼ばれる所以になっているわけですね!
さらに、姉妹都市としてしていされている世界の都市が、またすごい都市なんです。それは・・・
深圳市の姉妹都市
・アメリカ→ヒューストン
・日本→つくば市
・イタリア→ブレシア
このように、テクノロジーに関係のある都市が姉妹都市として指定されているのです。ですから、ハイテク企業や優秀な企業が進出し、そこから技術が受け継がれ、今や技術的にも先進国を凌ぐ技術を持っている。
アジアのシリコンバレーと呼ばれ、今後も大きな発展とアジアの一番の拠点になることは間違いないです。
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中国の深圳 世界最先端都市の企業
では、ここからは世界最先端都市になった深圳の都市を詳しく見ていきたいと思います。
中国版Google 百度(バイドゥ)
中国に未来のGoogleになりえる企業があります。それが百度(Baidu、バイドゥ)という企業です。
世界の検索エンジンにおいてGoogleに次ぐ世界第2位となっており、急成長中の中国屈指の大企業です。
百度「Baidu、バイドゥ」
・創業者:李彦宏(ロビン・リー)
北京大学を卒業後にニューヨーク州立大学へ留学し、2000年に創業
・主な事業
人工知能研究 音声認識システム、自動運転車開発
百度はGoogleや世界の有名企業から有能な人物が集まり、最先端の技術を取り入れ続け、今では人工知能(AI)研究、音声認識システム、自動運転車の開発といった事業を手掛けているんです。
あのアップルとマイクロソフト、Googleと肩を並べていける、いや、それすらも抜き去るほどの「世界の百度」になりつつあるんです!
自動運転やEV BYD(比亜迪)
BYD(ビーワイディー、比亜迪)は、電池などの部品と、自動車の開発を行う中国企業です。もちろん本社は深圳にあります。
BYD「ビーワイディー、比亜迪」
・主の事業
電池とEV自動車
※リチウムイオン電池:世界第3位
→携帯電話用では世界第1位
リチウムイオン電池で世界第3位、携帯電話用では世界第1位なんですね!自分たちが使っているスマホはBYD製品がほとんどだとか。
さらに、電池のノウハウを生かして電気自動車産業に参入しています。世界初の量産型プラグインハイブリッドカーを発売し、注目をあつめている中国の自動車販売台数トップを走るメーカーなんです。
日本で有名な「日野自動車」と商用のEV自動車開発を中心とした協力体制を締結しています!トラックのEV化、自動運転がもしかすると近いかもしれません。
EVの車は政府から助成金がめちゃくちゃ入るようです。深圳の公共のバスは全てEV車で、スクーターもEVです。EV充電装置も街中にはたくさん設置されているんです。
道路を走る車がほとんどがEV車のおかげで、中国で発展した都市でもかなり空気がキレイです。自動運転もすでに普及しており、そのほとんどがBYDなんですね!
モンスター企業 テンセント
テンセントは、過去に時価総額はアジア最大になったこともある企業です!
創業者はアジアでトップの大富豪の「馬化騰」です。ゲーム売上高、アプリ売上高はともに世界一のモンスター企業になっています。
テンセント
・創業者:馬化騰(マー・フアテン)
深圳大学を卒業しソフト開発を通じて1998年に創業
・主な事業
ゲーム開発やアプリ開発
テンセントは「アップル、マイクロソフト、アマゾン、Google」といった企業の仲間入りし、世界五大企業の1つと言われています(この時点ではFacebookを抜いています)。
さらに、ハリウッド映画などにも進出していて「テンセント・ピクチャーズ」は、日本のアニメ界にも出資をしており、日中合同のアニメ制作を手掛けているのです。
※未来の働き方
>>【21世紀の働き方】高校大学生必見!日本の今後の仕事はこうなる!
中国の深圳 まとめ
いかがでしたでしょうか?
中国の深圳市について、世界を牛耳るような企業が育っていることについて解説してきました。
アメリカのシリコンバレーを抜き去り、次は中国の深圳が世界のハイテク産業を牽引すると言われています。
深圳について企業の紹介や産業の紹介をしてきましたが、より詳しく知りたい方は、ぜひ深圳に行ってみた方がいいでしょう!
未来予測のほとんどの文献に「未来の世界を支える国は中国だ!」と書かれています。それだけ、中国には世界経済を操れるほどの実力のある企業がそろっているわけです。
ですから、深圳がなぜ発達し、どのような街になっているのか、時代に乗り遅れないためには見ておきたい都市です。
ぜひ参考にしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!他にも色々な学びの記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!