雇用大崩壊という書籍の紹介です。堀江貴文氏の著書になります!
今回紹介する書籍は2020年1月29日に発売された、著者:堀江貴文、イラスト:前田貴洋の作品「雇用大崩壊マンガある若手技術者の会社を変える挑戦」の紹介します。
この本は・・・
21世紀の革命であるAIやロボットの発達で
・「雇用はどうなるの?」
・「どう働き方が変わるの?」
・「その変化に対処したい」
・「つまらない人生を面白くしたい」
という方は必読の一冊です。
特に「今の生き方、働き方を変えていきたい」と考えている方にとっては衝撃的な本になっていると思います!
マンガと書いてありますが、漫画がメインではなく漫画を通じて様々な問題を提議をして、堀江貴文氏がその問題解決に向けた解説をしてくれている、という何とも新しい構成の書籍になっています。
この記事では・・・
・マンガのまとめ(ネタバレはしてません)
・堀江氏の提案のまとめ(3つに絞って解説)
これだけ書いていこうと思います!
マンガでは現代社会の社会風刺を描いていて、非常に現実感が漂っています。
AI社会がもたらすのは脅威ではなく「AI社会をどう捉え、どう生きるか」ということを、堀江貴文氏がしっかりと問題解決をしつつ、今後のアクションをどのように起こせばよいかの具体的な思考、行動について書かれています。
マンガの内容も非常におもしろく、またこれからの社会での働き方・生き方を考えさせられる内容でした。ぜひ皆様も本書を手に取ってご覧いただきたいと思います。
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雇用大崩壊 堀江貴文氏の著書
雇用大崩壊 マンガの登場人物
山口元:星野製作所で働く開発部のエース。主人公。先代社長と一緒に開発に夢を見る。
星野文洋:星野製作所の2代目社長。経営手腕に優れ、父親が失敗した事業から見事立て直す。
山崎愛:お色気新人社員。山口元と共に開発部を復活させるのに一役買う。
松岡部長:熱血昭和の男。仕事こそ生き甲斐と感じ、自分を犠牲にしてまでノルマを守る。
雇用大崩壊 マンガのあらすじ
下町の星野製作所「足立工場」。主人公の山口元はそんな会社で開発部のエースとして活躍。
先代の社長が経営ではなく開発に力を注ぎ、会社の経営が傾く。そのあとを引き継いだ社長の息子、星野文洋が経営を立て直し営業に力を入れ開発部を廃止。
山口元は開発部がなくなり、毎日単純作業に没頭する毎日を送るようになる。
そんな中、山崎愛という新人社員が入社する。彼女の入社で山口に変化が起こり始める。
単純作業の毎日でノルマに追われる社員たち。
主人公の山口元は「生きていても、つまらない」と思い始めた。しかし、このとき彼の運命は大きな転換を迫られていた!
・・・とこんな感じでストーリーが進みます!
読んでいて、山あり谷あり波乱ありの展開がおもしろかったです。キャラ設定がリアルでしたね。
マンガのあらすじをまとめると、重要な展開は以下の通り。
単純作業の機械化
→社員の休日が増える
→休日が増えたことで社員の副業へ
→会社の新しいチャレンジへ
もちろん、もっと確信をついた話だし人間関係がおもしろく描かれているので、マンガだけ読んでも満足です!
そして、マンガの各章のまとめでは堀江貴文氏が、実際に現実世界で起きている労働問題やそれについての考え方に切り込んでいく!
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雇用大崩壊 AI社会での堀江貴文氏の提案
雇用大崩壊 AIやロボット社会で見つける「働く目的」
さて、ここからは堀江貴文氏の考えるこれからの雇用の考えを書いていきます。
漫画の内容と密接につながっています。
本書ではマンガ、解説、マンガ、解説・・・で書かれています。
まず、「人間がやる仕事をAIやロボットに奪われる」という考え自体が間違っている、と堀江氏は語っています。
AIが仕事を奪うのではない。堀江氏は本書でその解決策を提示してくれています。
失業者増加というが、その失業になる業種は単純作業やロボットでもできる仕事ですね。単純作業が悪いというわけではないです。
そんな誰でもできる単純作業の仕事に・・・
・あなたは単純作業に生き甲斐を感じて仕事をしているのですか?
・そんな作業をするために生まれてきたのですか?
・では、何のために生きているのですか?
と切実に訴えています。
生活のため、お金のためと頑張って労働して、自ら辛く苦しい何も生み出さない道をいこうとしないでほしいです。
もう一度働く目的を考えよう!
雇用大崩壊 AIやロボットの発展は、人類が望む「身体拡張」
身体拡張によって作業は効率化がすることができます。
これまでも人類は非常に多くの身体拡張を開発、発明してきました。
例えばメガネ。これは、視力を取り戻すという大きな身体拡張の一つです。また交通手段でいえば車や電車、飛行機はまさに身体拡張の代表例ですね。
身体拡張とは「自らが影響を与えうる影響を許容できる範囲を超えていくこと」と定義づけられます。
交通手段で言えば、自動車のアクセルを踏めば絶対に人間では走ることのできないスピードで走ることができるということです。
ドローンやスマホも身体拡張の一つ。
もはや、インターネットとは最大級の身体拡張になる。
AI化は脅威ではなく、今までの身体拡張の続きだということを覚えておきましょう。
それを否定するならスマホや車を否定するのと同じことです。
日本はAI化が遅れているので、意外と単純作業はなくならないと著者は言います。
ただ、人件費より機械導入の方が割安になっていくのは確実です。
その時は、奪われる感覚を持たず、解放される感覚を持つ方が本当は正しいと認識しましょう。
雇用大崩壊 無いなら作れ!それにより無形資産が形成される
仕事がなくなるなら、新しく作ればいい。
好きなことを追及して、やり抜いて仕事にすればいいと著者は語ります。好きなことがない人間なんていないはずです。
未来の雇用は、今は存在しない仕事につく確率が50%を超えると言われます。好きなことをやって生きていける、素晴らしい時代が来ると考えられるはずです。
そして、それにより得た無形資産は何より幸せな人生を送るツールになります。
好きなものが一致する仲間、知識や経験といった形のない財産。これからの社会において、幸福度はお金ではなくなっていくはずです。
どれだけ自分の時間を作って、好きなことをやって生きていくかが人間の幸福につながっていくことでしょう。
AIやロボットは身体拡張ツールに過ぎない。それによって得られた時間の過ごし方を考えよう。
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雇用大崩壊 AI社会で生きる堀江貴文著書 まとめ
ここまでマンガを通じて堀江氏の考えを書いてきました。
本書を読み終えた時に、これからの時代について自分の考えていたことを非常にわかりやすく言語化しもらった気分になりました。
スッキリした気持ちになりました。
最後に本書を読んで僕なりの考えを書きます。
これから「幸せの価値が変わる」ということですかね。
世代によって幸せの価値の違いはありますが、同じ時を生きる世代が多様化しているため、それぞれの幸せの価値があって当然と思います。しかし、同じ時を生きているため、その幸せの価値は自ずと時に支配されるのではと感じました。
皆さんも、ぜひ本書を手にとってこれからの生き方の参考にしてもらえればと思います。非常に参考になった本ですので、オススメします!
最後までご覧いただきましてありがとうございました!他にも色々な仕事術の有益な情報記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!