予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「ケアレスミス対策!ケアレスミスが多い子の5つの特徴と対策法3選!」という内容を書いていきます。
これは小学生や中学生の内容になります。ミスの多い子供は、いつまでもミスが直らず、何かと損をすることが多いです。
冒険者さん、うちの子供がケアレスミスがひどくて困っています。ケアレスミスがなくなるような対策は何かありますか?教えてください。
僕の指導してきた生徒でも、めちゃくちゃミスが多い生徒がいました。そういう子供にはある特徴があることをつきとめ、直すことに成功しました!
そう、ケアレスミスは対策をすれば確実に直すことができるのです!
そこで今回は・・・
・ケアレスミスってどうすれば直せるの?
・ミスをなくす方法や対策が知りたい!
・テストでミスをなくして実力を発揮したい!
こんな疑問や要望にお応えします!この記事を最後まで読めば、ミスが多い子供の特徴からその原因や理由を知れて、対策することができます。
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ぜひ最後までご覧ください!それではさっそくいってみましょう!
【ケアレスミス対策】ケアレスミスがひどい子供の5つの特徴!
それでは「ケアレスミス対策!ケアレスミスがひどい子供の5つの特徴!」という内容を書いていきます。
いきなりですが、その特徴の結論をまとめます!
ケアレスミスがひどい子供の特徴
①落ち着きがない(集中力がない)
②勉強机が散らかっている(整理できない)
③話を最後まで聞けない(途中で別な思考に入る)
④本当にミス?(理解していない)
⑤自信ではなく過信している(自分の実力がわからない)
この5つです!この特徴に3つ以上あてはまったら要注意なんですね。
特に小学生や中学生の子供に当てはまっている可能性が高いので、ここでしっかりとチェックしてみて下さい。
僕がこれまで指導してきた生徒を元に分析した結果ですが、ミスが多い子供はたいてい、この5つのどれかに当てはまっています。
思い当たる節がいっぱいです。ちょっと不安です。
では、この5つの特徴を1つ1つ詳しくみていきましょう!
ケアレスミスが多い子供①落ち着きがない(集中力がない)
ケアレスミスが多い子供の特徴の1つ目は「落ち着きがない」ことです。言い換えれば、集中力がないということです。
具体的にどのような子供が落ち着きがない、と言えるのかをまとめました。
落ち着きがない(集中力がない)
・隣の席のお友達が気になる
・物音に反応する
・周りの物に触れたがる
・じっとしている時間がほとんどない
・飽きっぽい
ケアレスミスが多い子の特徴のほとんどが、この「落ち着きがない」にあてはまります。
注意欠如・多動症(ADHD)に関係することかもしれませんが、特にそういう診断がない場合は、要注意事項になります!
落ち着きのなさ・集中力のなさは、テスト中や勉強中に非常に影響するため、ミスが多発することの原因になるんだよ!
ケアレスミスが多い子供②勉強机が散らかっている(整理できない)
続いては「勉強机が散らかっている」ことが原因です。つまり「整理ができない」ということですね。
整理整頓ができる子供は、頭の中も整理することが得意です。
逆に苦手な子は、頭の中も整理されておらず、覚えた知識が点で散らばっているだけで、上手にアウトプットできないのです。
・机の上が整理できない状態
「常に誘惑と戦い続けながら勉強をしなければならい」という状態。
ですから、ケアレスミスが多くなるのも無理はありません。
特に集中力がない子は、目の前にあるものに反応しがちです。ですから、勉強机が散らかった状態で勉強をすれば、当たり前のようにケアレスミスをしてしまうことになるのです。
大人でも片付けが苦手な人がいますが、片付けは「段取り」や「計画性」を磨くことと同じことです。
たしかに机の上がいつも散らかっている状態で勉強していたかも!片付けさせてから、勉強ですね。
ケアレスミスが多い子供③話を最後まで聞けない(別な思考に入る)
ケアレスミスが多い子供の特徴の3つ目は「話を最後まで聞けない」ということです。要するに「途中で別な思考に入る」ということです。
1を知って10を知る、という人は実際にはいます。しかし、ほとんどの子供はちゃんと10を教えてもらわないと理解不足になることが多いです。
つまり、話しを最後まで聞かずに問題に取り組むと、「分かったつもり」になることがあり、実際に問題に取り組んだ時に初めてわかっていない事実に気づくのです。
こういう子供の特徴として、人の話を最後まで聞こうと思っても以下のことが起こってしまう可能性があるのです。
話しを最後まで聞けない理由
・途中で連想した思考をしてしまう
・途中で勝手な推測が入ってしまう
・途中で思考停止して聞いているフリになってしまう
相手が話している時に、自分の思考の中で勝手に展開したり、相手の言葉でどうしても気になったことを考え続けたり、言っていることを理解しようとしない、という感じです。
「人の話を最後までしっかりと聞く」という性質は、実は東大生に合格する人の特徴の1つなんだよ!
ケアレスミスが多い子供④本当にケアレスミス?(実は理解していない)
そして4つ目は「本当にミス?」ということです。つまり、理解していないということです。
ケアレスミスの種類
・計算ミス
・スペルミス
・問題文の読み間違いミス
・写し間違いミス
・勘違いミス
こんな感じなのがミスの種類です。
僕の教え子に伝えているアドバイスは、「ミスした」というのが本当にミスだったのか?と謙虚に考えるように言っています。
だけど、ミスするぐらい身についていない、理解できていない、テスト中の心境が焦って実力が出せていない、ということになるんだぞ!と強く指導を入れているわけです。
本当にミスなのか、わかっていなかっただけなのか、ちゃんと見ておく必要があるってことですね。
ケアレスミスが多い子供⑤自信ではなく過信している(実力がわからない)
ケアレスミスが多い子供の特徴の最後は「自信ではなく過信している」ということです。つまり、自分の実力がわかっていないのです。
自信を持って試験に臨むのは、すごく良いことです。でも、自身と過信は違うのです。
過信している子供の心境
・「このくらい」で大丈夫
・「とりあえず」「一応」やったかな
・「ある程度」は解けるはず
これが過信の素です。
つまり、「あとは何とかなる」と思っているため、知識や練習が不完全で終わって試験を迎えてしまっている可能性があります。
自信を持つまで練習しようとすれば、「これくらい、とりあえず、一応、ある程度」というレベルではダメだと気付くはずなのです。
自分の実力がわからないと、どれくらいやったら良いかもわからないよ!ミスが多いと自覚しているならば、もっとやるはずだ!
【ケアレスミス対策】どんな子供でもテストでミスをなくす対策方法!
それではここらは「ケアレスミス対策!テストでミスをなくす方法!ミスは対策すれば直せる!」について解説をしていきます!
さっそくですが結論です。
ケアレスミスをなくす対策!
・誤答ノートを作れ!
・「見直し」は自分の答えを隠して「解き直し」!
・テスト勉強は時間を意識してタイムプレッシャー!
この3つです。この3つを実践していけば、確実にミスは減りなくすことができますよ!
小学生や中学生は、これを意識するだけで確実にテストでもったいないケアレスミスは減るはずです!
では1つ1つ詳しく見ていきましょう!
ケアレスミス対策①「誤答ノートを作れ!」
テストでケアレスミスをなくす方法の1つ目は「誤答ノートを作る」ことです。
誤答ノートというのは、普段勉強しているときに「ミスした、間違えた、覚えていなかった」という問題をまとめておくノートのことです。
・間違えた問題を写す
・ミスした箇所を書いておく
・ケアレスミスの原因を残す
間違えた問題だけが書いてあるノートは、テスト前に見直しておくことでケアレスミスを激減させることができます!
間違えた問題を見直しすることで、次は同じミスをしない!という意識を持つことができます。
テスト中で同じような問題が出てくれば、あの時間違えた問題だ!と注意しながら解けるようになるでしょう!
僕の指導してきた生徒にも勧めた方法です。本当にケアレスミスが多かったけど、このやり方で同じミスをすることは無くなったよ!
ケアレスミス対策②「見直し」は自分の答えを隠して「解き直し」!
続いては「テスト中の見直しは自分の答えを隠して解き直し」ということです。
テスト中は「見直し」をしてミスを減らそう!とはよく言ったものですが、これはミスの多い子供たちにはあまり効果のない声掛けなのです。
どうしてミスが多い子供は見直しができないのか?その原因は・・・
・自分の答えを、良くも悪くも信じてしまっている
・わからない問題に最後まで時間を使っている
・そもそもテスト中に見直しをする時間がない
こうした理由が挙げられます。ですから、いつまでもミスが減らないのです。
ケアレスミスを減らすためには、試験時間をうまく使い「ミスしやすいところ・自信がない問題」を、もう一度最初から解き直しすることが最も効果的です!
その時に自分の答えが見えていると、先入観が働きミスに気づきにくいので、答えを隠して解き直すことをおススメします!
かなり実践的な内容ですが、テスト中にケアレスミスをなくすには、このくらい細かいことを意識していかなければならない!ということなんですよ!
ケアレスミス対策③テスト勉強は時間を意識してタイムプレッシャー!
ケアレスミス対策の最後は「テスト勉強は時間を意識してタイムプレッシャー!」です。
テストでミスをしないことは、非常に難しいことです。理由は「決められた時間があり、その重圧に耐えながら問題を解いているから」です。
つまり、ケアレスミスしやすい状況におかれて問題を解いているのです。
ですから、その状況において実力を発揮するために、普段の勉強からテスト時間を意識してタイムプレッシャーをかけながらやることです。
・時間をはかって勉強する
・自分でプレテストを実施してみる
・短い時間で解く練習をする
こうした練習を積んでおけば、テスト本番で時間に追われることはなくなるでしょう。
時間が生まれれば、見直しや解き直しをする時間もできて、なおミスを減らすことができますね!
ここで紹介してもらったケアレスミスの対策方法を、ちゃんとうちの子供にも実践してみます!
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【ケアレスミス対策】ケアレスミスが多い子の5つの特徴と対策法3選!まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「ケアレスミス対策!ケアレスミスが多い子の5つの特徴と対策法3選!」ということを書いてきました。
ケアレスミスが多いのは、非常に勿体ないことですし、悔しいですよね。
でも、普段の勉強からミスを意識して対策すれば、ミス自体をなくすことも可能です!
ミスが多い子の特徴を知ってもらい、紹介した「テスト中にミスしない方法」をしっかりと試してもらいたいです!
自分の教え子のミスも、これで解決してきましたので!
最後にもう一度、ミスの多い子供と、その解決方法をまとめます。
ケアレスミスが多い子供の特徴
・落ち着きがない(集中力がない)
・勉強机が散らかっている(整理できない)
・話を最後まで聞けない(途中で別な思考に入る)
・本当にミス?(理解していない)
・自信ではなく過信している(自分の実力がわからない)
ケアレスミスをなくす対策!
・誤答ノートを作れ!
・「テスト中の見直し」は自分の答えを隠して解き直し!
・テスト勉強は時間を意識してタイムプレッシャーをかけろ!
最後までご覧いただきありがとうございました。他にも色々な勉強の有益な情報記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!
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冒険者さん、ありがとうございました!今回も勉強になりました!また、LINEで色々と質問させてくださいね!