予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「ブレインフード!脳を健康にして受験勉強に効果的な食べ物とは?」という内容を書いていきます。
人間の身体は、食べ物によって脳だけではなく、体の細胞1つ1つを作っています。
つまり、身体にとってより良い食べ物を摂ることによって健康になるだけではなく、受験勉強に必要な記憶力や集中力を高めていける!ということなんです!
そこで今回は・・・
・ブレインフードってどんな食べ物のこと?
・受験勉強の時に良い栄養素って何?
・健康で脳に良い食べ物を知りたい!
こんな疑問や要望にお応えします!
僕は予備校講師ですが、そうしたメンタルケア、フィジカルケアにも生徒や保護者に対してアドバイスをしています!日々の健康な体があってこその、受験勉強ですからね!
今回は「脳を育てる!子どものためのブレインフード&レシピ71」の本を参考に、僕なりの解釈を含めて書いています。
気になる方は、ぜひリンクした本の口コミレビューをご覧ください!
それではさっそくいってみましょう!
※疲れを一発で癒す食事はコチラ!
>>【疲れた体を癒す食べ物】仕事や勉強の疲れを解消するメニューとは!
【ブレインフード】脳を健康にして受験勉強にも効果的な食べ物とは?
それでは「ブレインフード!脳を健康にして受験勉強にも効果的な食べ物とは?」という内容をまとめていきます。
参考にした本の中にも紹介されている食べ物で、僕が受験生に必要だ!と思った7つをピックアップしました!
子どもの脳を活性化おすすめのブレインフード
1.魚介類(オメガ3系脂肪酸)
2.高カカオのチョコレート(ポリフェノール)
3.ナッツ類(ビタミンE)
4.大豆食品(レシチン)
5.コーヒー(カフェイン)
6.アボガド(ビタミン&カリウム)
7.緑茶(L-テアニン)
この7つです!
脳はブドウ糖によって機能を働かせているのですが、その際に色々な栄養を使って脳機能や炎症の予防をするのが大切なのです。
脳機能が高まれば、認知能力が高まり最高に高いパフォーマンスを発揮できることになるのですね!
受験生に「絶対に食事には気をつけろ!」と言っている理由がコレなんですね。
それでは1つ1つ詳しく見ていきましょう!
※受験生の睡眠時間は?
>>【受験生の睡眠時間】みんなどれくらい寝てる?最低ラインとは?
魚介類(オメガ3系脂肪酸)
まずは「魚介類」からです。魚は脳に良い!というのは昔から言われていることですね。
魚介類に多く含まれるオメガ3系脂肪酸は受験には「最重要な栄養」です。脳と神経細胞を構築するために使われているのです。
オメガ3系脂肪酸が含まれる魚介類
・マグロ ・サケ ・サバ ・サンマ ・イワシ
実は、脳内の脂肪の半分はオメガ3系脂肪酸で作られており、学習力と記憶力を高めるのには確実に必要な栄養素です。不足すれば、神経の接続が弱まり記憶力が低下する原因になります。
魚に多く含まれるオメガ3系脂肪酸は思考力にも影響を与えると言われています。認知力、つまり集中力や注意力ですね。
ぜひ、受験生がいる家庭では週2回以上は魚を摂取してください!
高カカオのチョコレート(ポリフェノール)
続いては「チョコレート」です。でも、ただのチョコレートではなく「高カカオ」のチョコです。
カカオの含有量が多いと、ポリフェノールも摂取することができます。また、フラボノイドも多く含まれ学習力や記憶力に最適な栄養素です!
・ポリフェノール
抗酸化作用をもつ栄養素。脳機能の低下を防いでくれる!また、血圧を低下させる効果もあり、血管がしなやかになる効果もある!
・フラボノイド
免疫力を高め、ストレスを軽減する効果が高い。また、血液をサラサラにする効果もある。血流が促されるため、脳機能を高めてくれる!
高カカオのチョコをいつでも食べれるように大容量!
勉強をするときには、大きなストレスや疲労を感じるので、休憩時にチョコを食べられるようにストックしておきましょう!
ナッツ類(ビタミンEとオメガ3系脂肪酸)
次は「ナッツ類」です。ナッツはビタミンEを豊富に含んでいます!
ナッツ類に多く含まれるビタミンEは体内の疲労物質を取り除き、集中力を維持できる効果があります。また、魚にも多く含まれるオメガ3系脂肪酸も含んでいるため記憶力にも効果的!
特にナッツ類を摂取していると「集中力が高まる」ばかりでなく「持続する」こともわかっています。
つまり、勉強を始める前にナッツ類を食べておけば、集中できて持続し、さらに記憶力も増していくので、一つまみナッツを食べてから勉強をしましょう!
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受験生のおやつにも最適ですよ!
大豆食品(レシチン)
そして「大豆食品」です。レシチンを多く含んでいます。
大豆にはレシチンが含まれています。レシチンは、脳や神経組織にたくさん存在している成分です。
レシチンの役割は、神経伝達物質であるアセチルコリンを作ることを助けてくれます。別な記事でも紹介していますが、アセチルコリンは記憶と学習の物質と言われています。
また、大豆発酵食品は腸の調子も整えてくれますので、味噌汁を食べることは、まさに一石二鳥!レシチンを摂取しつつ、腸まで整えてくれます!
受験生は毎日、食事に味噌汁を食べてください!
コーヒー(カフェイン)
「コーヒー」もブレインフードの一つです。カフェインを主に含みますね。
コーヒーに多く含まれるカフェインは興奮作用、覚醒作用があります。受験勉強をするときには、脳をシャキッとさせて、しっかりと起きた状態で勉強したいですよね。
カフェインは抗酸化作用がありますので、老化防止や神経疾患を抑えてくれます。
ただし、カフェインは脳が活性化するわけではありません。
食後の眠くなりやすいのを防いだり、朝の目覚めを良くしてくれたりする効果があるわけです。
さらに、コーヒーは午後2時以降は控えてください。睡眠に大きく影響してしまいます。
受験を控えた中高生であれば、朝食の後に一口のコーヒーを飲むくらいが適量でしょう!
アボガド(ビタミンの宝庫&カリウム)
なんと「アボガド」もブレインフードの1つなんです。おもにビタミンとカリウムを含みます。
ビタミンにおいても多量に豊富な種類を含むアボガドですが、カリウムが多いのが特徴です。
カリウムは「精神安定剤」と言われる栄養素で、気分のムラが起きにくくしたり、精神的疲労を回復させてくれます。
ナトリウムの排泄を助けて血圧を正常に保つ役割もあります。老廃物も体外に排出してくれます。
ですから、受験生にとって「健康を維持するうえで、まさに代謝を促す基礎的なもの」になるのですね。
緑茶(L-テアニン)
最後は「緑茶」です。
緑茶にはポリフェノールや抗酸化物質も多く含まれていますが、L-テアニンが特に受験生に有効です。ストレスを解消する神経伝達物質GABAを活性化するアミノ酸の一種なのです。
緑茶は、勉強をしているときに必要な情報処理、記憶力、注意力が高められます。さらに、気分転換に効果も効果があると言われています。
これは脳の特定な領域を活性化させているからかもしれませんね!
※脳科学を駆使して勉強効果を上げる!
>>【神経伝達物質とは?】7つの物質の効果・役割・増やす方法!
【ブレインフード】脳を健康にして受験勉強にも効果的な食べ物とは? まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「ブレインフード!脳を健康にして受験勉強にも効果的な食べ物とは?」という内容を紹介してきました。
「脳を育てる!子どものためのブレインフード&レシピ71」の書籍を参考に、中でも受験勉強に効果的な食べ物をまとめました。
この本には、子供の脳にとっても良い料理レシピが紹介されています。記憶力や学習機能、認知能力を鍛えるために、毎日の食事メニューを決めてみてはいかがですか?
どうせ料理を作るなら、子供のためのブレインフードが良いですよね?大人も認知障害の予防になりますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。他にも色々な健康関係の記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!