今回の冒険は「福島観光!原子力伝承館とは?原発の今を見学!被災地の記録!」という内容でお送りします!
どうもこんにちは!予備校講師で冒険が趣味の冒険者です。普段は、予備校講師のかたわら、教育系ブロガー&Youtuberとして、冒険者ブログ&教育ラボチャンネルを運営しています!
福島の浜通りを観光したいと思っている人、東日本大震災からの復興と今の原発を見学したいと思っている人へ!
今回の情報は、そんなふうに思っている方へ絶対におすすめする、「福島の原子力伝承館」を紹介したいと思います!
実は僕も、その東日本大震災の被害にあった一人でして、この記事には非常に強い想いがあります。
ぜひ、福島県浜通りに観光に来られる場合、原発の事故のその後や当時の津波の被害の様子などが鮮明に記録されている原子力伝承館を訪れてみて下さい!
・原子力伝承館ってどんなところ?
・今、原発ってどうなっているの?
・震災の記録をしっかりと見ておきたい!
こんな思いをお持ちの方にはぴったりの観光スポットになっています!
この記事を最後まで読めば、東日本大震災の当時の様子をしっかりと学ぶことができ、当時の原発では何が起きていたのかを知ることができます。
福島原発は放射能の汚染水の放出の問題もあるし、子連れで行っても社会的な問題について知る機会になりそうね!
それではさっそく、原子力伝承館について詳しくみていきましょう!
【福島観光】原発の今を知る原子力伝承館の基本情報!
それでは最初に「福島観光!原発の今を知る原子力伝承館の基本情報!」についてみていきましょう。
ここで紹介する、福島観光の1つ原発の今を知る原子力伝承館の情報は次の通りです。
【原子力伝承館の基本情報】
①アクセスと駐車場
②見学の所要時間
③周辺の観光地
こんな情報を紹介していきます。
では、原子力伝承館の基本情報を1つ1つ詳しくみていきましょう!
原子力伝承館の基本情報①アクセスと駐車場
それでは東日本大震災・原子力伝承館のアクセスの仕方から見ていきます。
原子力伝承館は福島県双葉郡双葉町の海沿いにあります。
【アクセス】
・車:常磐自動車道常磐双葉ICから10分程度
・電車:常磐線の双葉駅からシャトルバスで5分程度
だいたいの方は車でお越しになるみたいです。それでは駐車場情報をまとめます。
【駐車場】
駐車場は一般車 110 台、大型バス 10 台
車でも電車でも、東京からも仙台からもアクセスしやすいところにありますね。
大型連休などは混み合うこともありますので、お車の場合は駐車できないこともあります!
原子力伝承館の基本情報②見学の所要時間
それでは続いて、東日本大震災・原子力伝承館の見学の所要時間について解説します。
【原子力伝承館の所要時間】
おおよそ90分程度で見学できます!
※シアターを見て、展示物の説明を聞き、語り部の講話を全て聞く場合
けっこうボリュームがある見学ツアーです。
福島の原発事故の詳細を、館内のスタッフが丁寧に説明してくれます。また、当時の様子を語り部の方がお話をしてくれる講話はぜひ聞いてみて下さい。
ちなみに、営業時間もまとめておきます。
【原子力伝承館の営業時間】
開館時間 9:00〜17:00(最終入館16:30)
休館日 火曜日(火曜祝日の場合は翌平日)&年末年始(12/29〜1/3)
詳しくは源氏力伝承館の公式HPをご覧ください。
原子力伝承館の基本情報③周辺の観光地
そして周辺の観光地についても情報として記載しておきます。
【原子力伝承館の周辺観光】
・お土産買うなら!>>道の駅なみえ
・福島は花王国!>>夜の森桜並木
・日本代表も利用!>>Jヴィレッジ
こんな観光地があります!
周辺にはお土産もお花も、そして日本を代表するスポーツのサッカーの施設もあります!
ぜひ、福島観光のコースに取り入れてみて下さい。
【福島観光】原子力伝承館を実際に見学!見どころを紹介!
それではここからは「福島観光!原子力伝承館を実際に見学した見どころ」を紹介していきます。
東日本大震災・原子力伝承館を、僕が実際に見学してみた感想とともに見どころをまとめていきます!
ここで紹介する内容は次の通りです。
【原子力伝承館の見どころ】
①西田敏行さんがナレーションする”シアター”
②当時の遺品などそのまま見れる”展示・資料”
③被災した人たちの瞬間を写した”当時の写真”
これらについて詳しく紹介をしていきます。
原子力伝承館の見どころ①シアター
まずは東日本大震災の当時の様子を記録した映像です。
原子力伝承館の最初に見学できるシアターで、この映像を見てから資料や展示物を見学します。
福島県出身の俳優、西田敏行さんがナレーションを務め、原発の建設から地震、津波、原発事故の発生と住民避難、復興や廃炉について、実際の映像やアニメーションを交えて語ります。
東日本大震災・原子力伝承館HPより
当時の生々しい様子を見ることができる、大変貴重な映像になっています。
被災した人たちの中には、気分が悪くなったり、当時をフラッシュバックされる方もいらっしゃいます。
ただ、こうした震災の記録は忘れ去られてはいけないと思うので、できるだけ多くの人に見てもらえればと思っています。
原子力伝承館の見どころ②展示・資料
続いての見どころは「展示物と資料」です。
東日本大震災・原子力伝承館の中には、様々な展示がされており、貴重な資料や当時の記録をもとに、震災の様子が丁寧にまとめられています。
展示物を見学している最中は、当時の様子を知る方が説明してくれました。
こちらは当時、津波に流されて大破した消防車です。
津波の破壊力を思い知らされる展示ですね。
この展示は津波の被害にあわれた小学生の鍵盤ハーモニカです。
鍵盤にドレミを書いたり、シールを貼っていて、この子の当時の練習している様子が思い浮かびます。
当時の新聞記事です。
福島第一原子力発電所の爆発のことや、メルトダウンの内容が書かれています。
今もなお、原発を廃炉にするために、多くの作業員が危険と隣り合わせの仕事をしております。
こちらは震災の当日の原発の記録になります。
すべて直筆。当時の混乱の様子が分かります。
こちらも当時の放射能に対する避難指示を記録したものです。
当時は10kmでしたが、実際に避難勧告をされたのは20~30kmになりましたね。
実際の福島第一原子力発電所の当時の様子を示した模型です。
とてもリアルに再現してあり、どれほどの惨劇だったかうかがえます。
原子力伝承館の見どころ③当時の写真
東日本大震災は尊い命が多数犠牲になった、未曽有の災害です。
その中でも救われた命がたくさんあります。そのつながった命を紹介しているのが、こちらの写真です。
中には、失われた命の前に泣きじゃくる方の写真もあります。
ただ、非常に印象的だったのが「生きている人たちの、未来に対する強い想い」でした。
生き残った人たちの、お互いに助け合う心、声を掛け合い希望をしっかりと未来につないでいく強い想いを感じました。
災害で失ったもの、逆にその災害から学んだものや得たものを、風化させてはいけない!という想いから「原子力伝承館」はできました。
東日本大震災・原子力伝承館の最後が、この写真の展示になります。
どうして原子力伝承館ができたのか、その理由は、この当時の実際の写真からしっかりと感じることができます。
ぜひ、福島県に観光などで訪れる時は、原子力伝承館に入ってすべてを見学してみて下さい!
【福島観光】原子力伝承館とは?原発の今を見学!被災地の記録!まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「福島観光!原子力伝承館とは?原発の今を見学!被災地の記録」について紹介してきました。
東日本大震災は大きな地震による被害や津波の被害もありました。
ただ、福島県においては原子力発電所の事故も大変大きいです。
風評被害など、心の傷が癒えずに苦しんでいる福島の人がいることも事実です。
このような震災がもたらした地震・津波・原発事故を、決して他人事のように無駄にしないためにも、原子力伝承館は非常に大きな役割があると思います。
ぜひ、東日本大震災・原子力伝承館に訪れて、自分の目で当時の様子を感じて下さい。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
他にも色々な旅行記事を書いていますので、ぜひご覧ら下さい!