予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「収入アップの習慣」高所得者のお金を生む習慣・行動・休日の過ごし方!について書いていきます。
この記事の内容は、これまで読んできた自己啓発本(メニューから「書籍紹介」をご覧ください)や、予備校での現場からの声、逆に予備校に通う生徒の保護者(高所得者はけっこう払ってくれる)の職業や習慣などを調査して、学術的にも実体験的にも信憑性がある内容です。
あ~、やっぱりこうした習慣がある人にはお金が集まるのか!と思えるような内容です!
・お金持ちの人の習慣が知りたい!
・高所得者は、毎日どんな行動をしているの?
・お金が集まる人の休日の過ごし方って?
こんな疑問や要望にお応えします!書籍紹介のカテゴリーの中の記事以外にも、たくさんのビジネス本や自己啓発本を読んできた、私、予備校講師&学習アドバイザーがまとめていきます!
参考文献は下にリンクを貼っておきます。ではさっそくいってみましょう!
高所得者のお金を生む習慣
それではまず始めに「高所得者のお金を生む習慣」についてまとめていきます。
さっそくですが結論です。
高所得者のお金を生む習慣
①スキマ時間を活用している
②運動の習慣がある
③読書の習慣がある
この3つですね。この3つについて、なぜ収入が高い人(年収1500万円以上)がこのような習慣があるのかを、あるアンケート調査のデータも参照しながら具体的にみていきましょう!
スキマ時間の活用
まずはスキマ時間の活用です。
高所得者はスキマ時間を活用して、読書したり勉強したりする割合が高い傾向があります。実際にアンケート調査では、高所得者の約30%~40%がスキマ時間に自己啓発に励んでいる結果が出ています。
ちなみに、平均的な所得者では20%にも満たない数でした。
スキマ時間で行っている高所得者の活用法は以下の通りです。
・読書 ・資格の勉強 ・仕事の業務内容の整理 ・スケジュール管理 ・稼ぐための情報収集
こういった事を、ちょっとしたスキマにやっているのが高収入の人たちなのです。
自分を高めること、今後の行動計画を立てること、仕事の整理などは、生産性を上げていく意味では非常に重要なことです。
移動時間や、ちょっとした待ち時間にこうしたことを習慣として行動しているからこそ、収入が高くなっていくのですね。
運動の習慣
続いては高所得者のお金を生む習慣は「運動の習慣」についてです。
こちらも高所得者(年収1500万以上)にアンケートで生活に運動をしている割合を調査した結果があります。
すると「週1回以上で運動を1時間以上する習慣がある」と答えた高所得者は67%にのぼり、逆に「全くしない」と言う人は10%程度だったのです。
・高所得者
1時間以上の運動を週1回行う:67%
全く運動はしない:10%
・平均的な収入の人
全く運動の習慣がない:65%
運動は「ウォーキング」から始まり「ランニング」「ジム」「筋トレ」「ヨガ」など、様々ですが週1以上を習慣として行っている人は、収入も高いのですね。
読書の習慣
もう一つ、高収入の習慣を挙げておくと「読書の習慣」になります。
こちらもアンケート調査をもとにしていますが、かなりの差が出ています。それをまとめると、以下のようになります。
・高所得者
月に2冊以上の本を読む:82%
・平均的な収入の人
月に2冊以上の本を読む:25%
なんと3倍以上も差がありますね。月にして3倍の読書量の差が生まれているわけですから、単純に1年間で36倍の知識の差ができるというわけですね。
本には、これまで生きてきた人のプロの意見を1冊にまとめてくれている知識の宝庫。今、自分の悩みや問題は、これまで生きてきた人たちも経験し、その問題はとっくの昔に解決してくれているのです。
つまり、本は読めば読むほど自己解決できることが増え、より発展的な事象へ移ることができるのです!
それが1000円足らずで知識や解決法が手に入る、ということを高所得者はわかっているのですね。
高所得者のお金を生むための行動
続いては「高所得者のお金を生むための仕事における行動」について書いていきます。こちらも、高所得者の習慣同様、とあるアンケート結果をもとにしながら進めます。
では結論から書いてしまいます。
高所得者のお金を生むための行動
①電話よりメールで連絡
②弁当より外食して交流
③毎朝その日のすべきことを整理する
様々なビジネス書や自己啓発書にも同じようなことが書かれているのを読んだことがあるでしょう。
それでは1つ1つ詳しくみていきましょう。
電話よりメール
高所得者は無駄なことを徹底的にしません。特に、ビジネスにおいて電話をメインで使った仕事をしている高所得者は少ないです。
電話は「実は相当な時間の無駄」を含んだツールなのです。なぜ電話が無駄なのでしょうか?
電話が無駄な理由
・今現在している作業を中断させる
・口頭で報告や連絡をするため、文字に残らない
こういった理由があるからです。
電話が鳴れば、だいたいは出ますよね。今していた作業を中断してでも出ることが多いですよね。そうすると作業の生産性は落ちるのです。
報告や連絡は「文字化」して残しておいた方が、その後の事を進めるにあたっても効率的ですし、何より相手の時間を奪わずに済みます。
最近の高校生を見ていても、自分の電話番号を知らない、連絡はLINEで、みたいな生徒は多いです。非常に理にかなっている行動をしていると思います。
弁当より外食して交流
収入が高い人は「情報はお金を出してでも買え」ということを知っています。
つまり、人との交流においてお金を使うのです。有益な情報をもたらしてくれる人との交流に、自分の時間やお金の投資をするわけです。
情報とは、いわば自分が知らない未知の世界への扉のようなもので、手に入れられたらそこに待ち受けている大きなチャンスと巡り合える可能性を示してくれます。
ですから、外食にかかる代金以上の価値を与えてくれる有益な情報を持っている人との交流は、高収入を得るためには必要なことなのです。
しかし、同僚の飲み会や、愚痴の言い合いの昼食会には参加しない方がいいですよ。何の生産性もないですからね。時間の無駄です。
もう一度書きますが「有益な情報をもたらしてくれる人との交流」に自分の時間とお金を投資するのです!
毎朝その日にすべきことを整理する
仕事ができる高所得者は「毎朝の習慣」ということで、その日にすべきことを整理している習慣があります。
生産性の高い仕事は午前中に、午後はじっくりとこなせる業務へ、そして夕方から夜は読書や運動、情報収集や家族との時間を楽しむ、という1日です。
毎朝、こうした1日のすべきことを整理すると「余計な仕事」や「無駄な時間」を徹底的に排除することができるわけです。
言い換えれば「しないこと」も同時に決まります。
つまり、収入の高い人は1日を通して達成すべきことへ向けて効率的に仕事をしている!ということなのです!
高所得者のお金を生む休日
最後に「高所得者のお金を生む休日の過ごし方」についてまとめていきます。では、ここも結論からまとめます。
高所得者のお金を生む休日の過ごし方
①一切、仕事をしない休日
②仕事のことを意識した休日
③趣味に熱中する休日
高所得者の休日の過ごし方は、この3つに分類されます。
最初に断言しますが、休日に仕事をしている(実務をしている)高収入の人は一人もいません!休日は休日、仕事は仕事と分けて考えているのが高所得者の考え方です。
その方が生産性や効果的な仕事をできることを知っているからですね。
では1つ1つ詳しく見ていきましょう。
一切、仕事をしない休日
高所得者の休日、まずは「一切仕事をしない」という休日です。
仕事のオフの時の過ごし方では、全く仕事に触れないことです。これが最も多い高所得者、高収入を得ている人の休日です。
理由は簡単。仕事は単なる自分の人生を幸せに生きるツールとして考えているから、です。
つまり、仕事の他に幸せな過ごし方を持ち合わせていて、きっちりと自分の時間を休日に取り入れている!ということなんです。
そういった日があるから、気持ちも体もリフレッシュできて、翌日からまた仕事に頑張れる。さらに、そういった休日があるから、楽しみがある。
低所得者の陥りがちな休日の過ごし方として「仕事が終わっていないから、ダラダラと仕事をして休日が終わる」というのがあります。
また、休日でも仕事のことを考えてしまって落ち着かない、ということもあります。
仕事と休日、しっかりと区分けできている人こそが、お金持ちの考え方なのですね。
仕事のことを意識した休日
さて「仕事のことを意識した休日」も高所得者の休日の過ごし方、ということも解説します。
仕事のことを意識して休む、とはどういうことなのか?これには答えがあります。
・休日を過ごす上で、常に自分の仕事上に落とし込んで経験や体験を得ている
抽象的なので具体例を使って説明します。
例えば、仕事がサービス業だった場合に、どこか違う土地に観光に行った場合に「どのように対応してくれるか」「コーディネートの仕方」「お土産の商品の配置」「接客」「ネットツールの活用」などを見てくる、ということです。
単なる休日、ということで過ごすというより、他社の商品や売り方について知見を広げながら、自分の時間を満喫する、というやり方ですね。
つまり、自分の仕事に生きるような休日の過ごし方をするわけです。これは決して「実務」からは離れていますので、仕事をしているわけではないのです。
こういった休日を過ごすことで、自分の視野が広がり、自分の仕事へ生かす場合を考えながら他社の努力に触れる、ということです。
家族旅行、友人と会う、恋人と出かける、そういった休日の過ごし方に、自分の仕事と掛け合わせてサービスや商品を見ていくことは、自らの視野を大きく広げることになるでしょう!
趣味に熱中する
最後に「趣味に熱中する」ということについて書いていきます。
皆さんは趣味はお持ちでしょうか?趣味は、心を解放してくれる気分転換のツールです。これがあるかないかでは、大きく仕事へ影響します。
趣味、というのは言い換えれば、自分の時間を満喫するための至福のひとときです。
旅行、写真、スポーツ、アウトドア、ペット、模型、グルメ、ゴルフ、映画鑑賞、音楽など、今日ではさまざまな趣味が考えれらますね。
お金持ちは、必ずと言っていいほど趣味を持っています。自分自身の癒しの時、何からも解放されて没頭できる時間。子供心を感じられるような「好き」と言えるものが、高所得者は持っています。
趣味はその人を本当の意味で解放してくれます。心から楽しめる癒しのひととき。
趣味を持っているかどうかでは、休日が楽しみかどうかが決まります。無趣味な人にはお金が下りてはこないのです。
お金持ちになりたい!と考えているならば、時間を忘れるくらいに没頭できる趣味を見つけましょう!
高所得者のお金を生む習慣・行動・休日 まとめ
いかがでしたでしょうか?
収入が高い人の習慣や行動、そして休日の過ごし方についてまとめてきました。
お金持ちには、やはりお金を生み出す習慣があり、さらに行動もスマート、そして休日でも仕事を意識しながら、逆に思いっきり休んでいることがわかりましたね。
僕は予備校講師をしているので、人と接する機会は普通の仕事よりもかなり多いと思っています。その中で「この子は将来、収入が高いだろうな~」とか「偏差値は高くて頭もいいけど、どうかな?」と感じてしまうことがあります。
今後の世の中は「学力=収入」ではなくなります。むしろ、今もそうなっています。
高校生にも大学生にも、ビジネスマンにも、こうした記事が参考になってもらえるとありがたいですね。
最後までご覧いただきましてありがとうございました!他にも色々なお金の有益な情報を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!