予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「先生に質問できない子供!優秀な人がする良い質問の仕方3選!」という内容を書いていきます。
冒険者さん!うちの子供が全く質問ができなくて困っています。わからないことを、そのままにしている気がします。どうやったら質問が上手にできるようになるか知りたいです。
質問が上手にできない、質問が面倒でしたくない、そもそも質問することがない!こんなことを考えて勉強している子供は多いです。
学校の先生や塾の先生に質問ができない子供は、実は「質問の仕方」がわかっていないことが多いです。「わからないことを聞く」って、意外と難しいのです。
また質問したけど、自分が聞きたい返答ではなかった、とか、わかりにくかった、という理由で「質問をしても無駄だ」と思ってしまう子供もいますね。
予備校で講師をしていると「優秀な子ほど質問の仕方が良い!」と感じます。成績が良い人は、質問の仕方がわかっているから、先生を利用して効率的に勉強ができているのですね!
そこで今回は・・・
・どうやって質問をすれば良いの?
・優秀な人の質問の仕方が知りたい!
・別に質問なんてしなくても良いのでは?
こんな疑問や要望にお応えします!この記事を最後まで読めば、優秀な人がやっている質問の仕方と、質問をすることでどんなメリットがあるかを知ることができます!
今回参考にした文献はコチラです。
ぜひ一度手に取ってみてください!
また、Youtubeでも記事の内容を解説しています。アニメーションでわかりやすく動画を作成しているので、こちらもぜひご覧ください!
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ぜひ、最後までご覧ください!それではさっそくいってみましょう!
【先生に質問できない子供】優秀な人がする良い質問の仕方3選!
それでは「先生に質問できない子供!優秀な人がする良い質問の仕方3選!」について解説していきます。
さっそくですが、優秀な人がする良い質問の仕方3選をまとめます。
【優秀な人がする質問の仕方】
①わからなくなった箇所を具体的に聞く
②間違えた問題の自分の考えを言う
③今後やるべき勉強を確認する
この3つですね。これは、前から①、②、③の順番で質問していくと良いですよ!
それでは、1つ1つ具体的に解説していきます。
わからなくなった箇所を具体的に聞く
優秀な人がする良い質問の1つ目は「わからなくなった箇所を具体的に聞く」です。
これは本当によくあることです!予備校で指導をしていると、優秀な子供ほど「どこからわからなくなったか」を明確、具体的に質問してきます。
逆に質問の仕方が最も悪い例が「全部わかりません!」ですね(笑)。次のような聞き方ができるように、質問してみて下さい。
優秀な人の質問の仕方
「ここまではわかったんですけど、ここからがわかりません。どうしてこの答えになるんですか?」
こんな感じで聞けるようになれば、質問に答える方も答えやすく、何を求めているのかもわかります。
質問をするときに「自分がどこまで理解できていて、どこからがわからないのか?」を明確にしてから質問をしに行きましょう!
僕も質問を受けて教えることがありますが、わからない箇所が具体的な人は賢い人が多いですね。自己分析ができている証拠です!
間違えた問題の自分の考えを言う
続いての優秀な人の質問の仕方は「間違えた問題の自分の考えを言う」ということです。
答えは理解できた。でも、自分の考え方ではダメな理由がわからない!という感じです。この手の場合は、根本的なことを質問していることが多いので、質問を受けた人も深い知識と理解を求められます。
優秀な人ほど「なぜこの答えになるか?」を考えるので、次のような質問が出てきます。
優秀な人の質問の仕方
「ここはこうやって考えました。自分はこう考えたのですが、合っていますか?」
「自分の考えは〇〇ですが、答えは〇〇になっています。間違えているところが知りたいです」
こんな感じですね。答えはわかっているのです。でも、自分の考え方がなぜ違うのか?それとも、合っているのか?それを知りたいからこそ出てくる質問なんですね。
単純に答えを覚えてしまおう!とか、自分の答えは間違っているよね!と決めつけてしまう人からすれば、こうした質問はできないですね。
自分の答えについて質問をするって、なかなかできないことだよね。子供にも、こんな質問の仕方があるよ!って伝えてみます。
今後やるべき勉強を確認する
そして優秀な人がする質問の仕方の最後は「今後やるべき勉強を確認する」です。
質問を終えた後に「わかりました!ありがとうございます!」で終わらない!これが、優秀な人です。
では、賢い人は何をどう質問するかというと、次のような質問です。
優秀な人の質問の仕方
「どうやって今後は勉強すれば良いですか?」
「これができるために、何を使って勉強すれば良いですか?」
これですね。現状を打破しようとする、この向上心!こうした質問が出る人は、今ある問題を解けるようになるばかりではなく、もっと上の世界を目指している証拠なんです。
つまり、良い質問の仕方はこうです。
「わからない箇所を具体的に聞く」➡「理解しても自分の考えのどこが間違っているか聞く」➡「今後はどう勉強するか聞く」
これが良い質問の仕方、質問ができない人もこの手順をふめば良い質問ができるようになりますよ!
この3ステップを覚えて、学校の先生や塾の先生に質問をしてみましょう!先生も本気になって質問に答えてくれるはず!
【質問ができない人】先生が怖い、面倒くさい!それでは伸びません!
続いては「質問ができない人!先生が怖い!面倒くさい!それでは伸びません!」について解説していきます。
結論「質問ができない人は伸びません!」です。伸びない、というのは成績だけではなくて、今後、生きていく上で大切な力も伸びないのです。
その理由は次の通りです。
【質問ができないと伸びない理由】
・質問は考えていないとできない
・質問はコミュニケーションスキルを高める
・質問は依存ではない
この3つですね。質問することは、色んな力が試されます。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということです。
それでは1つ1つ詳しく見ていきましょう!
質問は考えていないとできない
質問ができない子供は伸びない理由の1つ目は「質問は考えていないとできない」ということです。
質問は考えている人にしかできません。どうして?なぜ?という探求心があるからこそ、問題を理解しようとして、わからないところが出てくるわけです。
ほとんどの人は「間違えたら覚える」「根拠はどうでもよい」という感じで勉強しています。解いた問題を全て暗記しようとしていたら質問はしなくて済みますね。
面倒だから、先生が忙しそうだから、といって言い訳して質問をしない人は、ハッキリ言って「考えていない思考停止状態で勉強している」ということです。
ちょっとキツイ言い方になってしまったかもしれませんが、それが実際にまぎれもない事実です。
質問はコミュニケーションスキルを高める
次の理由は「質問はコミュニケーションスキルを高める」ということです。
自分の考えを言ったり、相手に対して自分の知りたい問いを投げかけることは、ある程度のコミュニケーション能力がなければ上手に伝えることができないです。
自分の意図する答えを聞くために、どうやって相手に聞いたら良いか?そして、その相手が気持ちよく答えてくれるか?ということを考えますね。
それこそが、聞く力だったり、話す力だったり、共感する力といった「コミュニケーションスキル」につながっていくのです。
質問が上手にできない人は、本当にわからなくて困った時に、誰の助けも得られなくなる可能性だってあるのです!
学力よりも必要になるコミュニケーション力を高めるために、質問が上手にできるようになりましょう!
質問は依存ではない
質問ができない子供は伸びない理由の最後は「質問は依存ではない」ということです。
質問する人を、誰かに依存している!自分一人で解決できない人!というふうに見る人が少なくともいますね。
でも、これは大きな間違い。
確かに「1から10まで全部教えて!」というのは甘えでしかないです。しかし、上手に相手を利用させてもらい、自分一人では時間がかかることを短縮し、効率的に勉強できるのは、依存ではありません。
人に頼った方がうまくいく、人に聞いた方が早い、人から教えてもらった方が身につく!これが質問の本当の目的です。
質問をすることは、甘えや依存ではないのです!
質問ができることって、これだけのプラスの効果があるんだ。学生のうちから、先生に質問ができる人は、仕事をして問題に当たったときも、きっと質問をして解決できていくでしょう!
ホントにそう思います。質問ができる人って、やっぱりどんなことでも解決できる人になっていくんですよね。子供にしっかりと伝えたいです!
また、Youtubeでも記事の内容を解説しています。アニメーションでわかりやすく動画を作成しているので、こちらもぜひご覧ください!
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ぜひ一度手に取ってみてください!
【先生に質問できない子供】優秀な人がする良い質問の仕方3選!まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「先生に質問できない子供!優秀な人がする良い質問の仕方3選!」についてまとめてきました。
勉強が優秀な人がする質問の仕方は、今すぐにでも使えるやり方なので、ここで紹介した質問の仕方は明日から実践してみましょう!
そして、質問することに対して悲観的な人へも質問ができない人は成績が伸びない理由も解説しました。
最後にもう一度、優秀な人がする質問の仕方と、質問ができないと成績が伸びない理由をまとめておきます。
【優秀な人がする質問の仕方】
①わからなくなった箇所を具体的に聞く
②間違えた問題の自分の考えを言う
③今後やるべき勉強を確認する
【質問ができないと伸びない理由】
・質問は考えていないとできない
・質問はコミュニケーションスキルを高める
・質問は依存ではない
最後までお読みいただきありがとうございました。他にも色々な記事を書いていますので、リンク先の記事で興味がありましたら、ぜひご覧ください!
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冒険者さん、ありがとうございました!今回も勉強になりました!また、LINEで色々と質問させてくださいね!