予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育系ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「中学生の理科が苦手!簡単に点が取れる覚えておくべき勉強法」について解説します。
理科は好き嫌いが完全に分かれる科目ですね。興味や好奇心の科目と言っても過言ではないでしょう!
ただし、予備校講師の僕は理科について断言できることがあります。それは「理科を指導する教師によって成績が大きく変わる」ということ!つまり、先生によって子供に与える影響が最も出やすい科目なのです。
僕も理科の指導では、とにかく楽しさ興味深さを一番意識しています!
理科が苦手!嫌い!というのは教師のせいです!でも、先生は変えられないし、どうしよう・・・ということで、今回は・・・
・理科の授業が意味わからなくてつまらない!
・嫌いじゃないけど、理科の点数が伸びない!
・理科はどうやって勉強すれば成績が上がる?
こんな疑問や要望にお応えします!僕が教え子たちに「理科が苦手」から「理科が好き!」に変えて、さらに「大きく伸びた!」としてきた、予備校ならではの有益な情報満載でまとめていきます。
それではさっそくいってみましょう!
※中学社会の勉強法はコチラ!
>>【中学生】社会の勉強法!社会を覚えようとしている人は伸びません!
【中学生】理科が苦手!簡単に点が取れる覚えておくべき勉強法!
では「中学生の理科が苦手!簡単に点が取れる覚えておくべき勉強方法」について解説していきます。
まずは勉強方法の結論をまとめます。
簡単に点数が取れる勉強方法!
・基本語句は図で覚える!
・実験や観察は「理由・変化・結果」を重視!
・中学理科の公式は「み・は・じ」を使う!
この3つの方法です。理科が好き!という人は、自然にこうした勉強ができています。計算問題の公式の覚え方は僕のオリジナルの教え方です。ぜひ参考にしてください。
それでは1つ1つ詳しく見て行きましょう!
※中学数学のハイレベル問題集はコチラ
>>【中学生の数学】ガチで点が伸びるハイレべル問題集の比較5選!
基本語句は図で覚える!
まずは「基本語句は図で覚える!」ということです。
中学生の理科は各学年「生物、物理、化学、地学」の4つの分野を習います。中1生なら「植物、光音力、物質と状態変化、火山地震」という具合ですね。
全ての分野では必ず「図」が出ます。根のつくりの例を載せておきます。
こんな感じですね。全ての単元において、図とセットで重要語句を覚えるようにしましょう。
図はノートに書き写してもOK。なぜなら図まで覚えられるから。問題集をやる際には、図がたくさん載っている方が成果が上がりやすいです!
理科は図が命!単純暗記ではなく図も一緒の覚える方が効果的!
よく出る実験や観察は「理由・変化・結果」を重視!
次に「実験や観察は理由・変化・結果を重視」ということについてまとめます。
理科のテスト問題は、必ず実験と観察から出題されます。つまり、実験の内容や観察の内容を覚えなければ点数につながらない、ということです。
実験は物理・化学に多く、観察は生物・地学に多いです。実験や観察をする理由と変化、結果が全てわかっていると、その単元は確実にクリアできる!ということ。
「理由・変化・結果」を中2の化学で習う「炭酸水素ナトリウムの熱分解の実験」を例に使って説明します。
【実験に関する理由問題】
①加熱する試験管の口を下げる理由は?
②火を消す前にガラス管を水から取り出す理由は?
③水上置換法で集める理由は?
【実験に関する変化問題】
①炭酸水素ナトリウムの性質はどう変わった?
②分解された物質を確かめる方法は?
③色や質量はどう変わった?
【実験に関する結果問題】
①炭酸水素ナトリウムは何に分解された?
②この実験を化学反応式に表すと?
③複数の原子からできている物質は?
こんな感じです。全ての実験、観察の問題はこのように「理由、変化、結果」によって作られています。ですから、学校で習ったり自分でまとめたり、問題を解いたりするときに、この3つのことをしっかりと覚えていこう!
理科の実験と観察は「理由・変化・結果」だ!
中学理科の公式は「み・は・じ」を使う!
そして、みんなの苦手な「理科の計算問題」について解説します。その解決方法は「計算問題の公式はみ・は・じで暗記!」です。
み・は・じを使うって、どういうこと??と思った人もいますね。
「み・は・じ」の計算というのは、小学校で習った速さの計算の公式です。「み=道のり」「は=速さ」「じ=時間」で、掛けたり割ったりするときに使う公式です。
これを、全ての理科で出てくる公式に当てはめることができます!
・圧力の計算(力あめ!)
力=力(N)ニュートン
あ=圧力(Pa)パスカル
め=面積(㎡)平方メートル
※圧力の単位はPaで1Pa=1N/㎡です。
・密度の計算(しみた!)
し=質量(g)
み=密度(g/㎤)
た=体積(㎤)
・オームの法則(カモメ、イカ、タコ)
V=電圧(V)ボルト…カモメ
A=電流(A)アンペア…イカ
Ω=抵抗(Ω)オーム…タコ
・電力の公式
W=電力(W)ワット
A=電流(A)アンペア
V=電圧(V)ボルト
・熱量の公式
J=熱量(J)ジュール
W=電力(W)ワット
じ=時間(秒)
・湿度の公式
す=実際の水蒸気量(g/㎡)
し=湿度(%)
ほ=その気温の飽和水蒸気量(g/㎡)
・仕事の公式
J=仕事量(J)ジュール
N=加えた力(N)ニュートン
m=動いた距離(m)メートル
・仕事率の公式
J=仕事量(J)ジュール
W=仕事率(W)ワット
じ=時間(秒)
この9つの公式が全部頭に入っていたら、あとは掛け算か割り算をするだけ。簡単でしょ?
中学理科は全て「単位量当たり」の計算で成り立っています。つまり、比例か反比例です。ですから、覚えてしまえば楽に点数が上がります!
計算問題は差ができる問題ですので、絶対に9つの公式は覚えましょう!
✅数学の勉強の仕方も知りたい!という人はコチラ。数学の正しい勉強の手順を紹介しています!
>>【中学生】数学の点が取れない3つの理由&点が爆伸びする勉強の手順!
【中学生】理科の勉強法は理解すること=授業を受けること!
それでは続いて「中学生の理科の勉強法は理解すること=授業を受けること!」という内容を書いていきます。
数学と全く同じです。理数系の科目は第一に授業を受けて理解することです。そのあとに計算練習や重要語句の暗記なのですね。
ここで、予備校講師もおすすめする「オンライン通信教育」の中でも授業が映像で見れる講座をまとめました!
授業が見れるオンライン通信教育
・スタディサプリ
・Z会中学講座
この2つです。教材も映像授業も天下一品!しかも格安!それでは、この2つについて詳細をまとめていきます。
※英語の成果が爆伸び!
>>【中学生】英語が苦手な人向け!成績を爆上げする勉強手順とは?
授業見放題!スタディサプリ中学講座
まずは「授業見放題!スタディサプリ中学講座」の紹介です。
スタディサプリ中学講座は、理科だけではなく5科目すべて神授業がそろっているので、学校でわからない授業も家にいながら勉強できます。
理科や数学は、理解が根本的にできていないと勉強をしても伸びません。まして、独学でやろうとしている人ほど勉強の仕方に困るのが理数系です。
予備校講師の僕が言うのもなんですが、スタディサプリはよくもまあ、これほどのクオリティでこの価格でやってくれたな!と思うほどの出来です。
正直、こんなのを世の中に出されてしまっては予備校など要らなくなってしまうようなサービスですね。
今なら14日間無料で体験できるようなので、試したい方はリンク先からどうぞ。
※中学生もスタディサプリ!
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AI指導!Z会の通信教育 中学生向けコース
続いては「中学生のためのZ会の通信教育」です。
Z会は最先端のAIを駆使した非常に効率的・効果的な勉強法を提案してくれます。しかも、Z会の良いところは教材です。
その教材に解説授業が組み合わさった通信教育は、もはやハイレベル、難関高校を目指す人にとっては鬼に金棒!最強のツールとなります。
Z会の教材については、僕の予備校でも研究しており、思考力や表現力、処理能力を鍛えられるものに対して、非常に参考にしています。
Z会のハイレベルな問題を、最先端のAIの技術で成果を出したい人は、リンク先からZ会のHPをのぞいてみてください!
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【中学生】簡単に点が取れるおすすめの問題集&参考書!
最後に「簡単に点が取れるおすすめの問題集&参考書」について解説します。
ここで紹介する問題集や参考書は3つです!
中学生理科のおすすめ問題集!
・教科書ワーク
・ひとつひとつわかりやすく
・くわしい問題集
基本を学びたい場合は「教科書ワーク」、全般的に実力をつけたい場合は「ひとつひとつわかりやすく」、そして受験対策には「くわしい問題集」といった感じで利用してください。
それでは1つ1つ詳しくみていきましょう!
教科書ワーク
まずは「教科書ワーク」の紹介です。
中学生の基本は教科書です。とにかく教科書を中心に勉強することが大切です。ですから、理科の基本を勉強したい人は教科書ワークを使ってください。
学校によって教科書が違うので注意しよう!啓林館か大日本だよ!
各学校で出版社が違いますので、間違えないようにしてください。
理科をひとつひとつわかりやすく
続いては「理科をひとつひとつわかりやすく」について解説します。
その名の通り、本当に詳しく解説してくれている参考書&問題集です。教科書ワークは教科書準拠ですが、こちらは全般的に基礎から応用まで実力を身につけたい人向けになっています。
もし、教科書レベルをクリアしているようであればおすすめしたい問題集ですね。
解説がメチャクチャ丁寧!本当にわかりやすいです!
図や表で解説してくれているし、よく出る問題がちゃんと満遍なく出題されています!
理科のくわしい問題集
最後に「理科のくわしい問題集」です。
この問題集は全体的な実力アップが望める問題集です。そして入試対策にもなるような記述問題もしっかり載っています。
理科がある程度できるようになっているのであれば、最後のひと踏ん張りの伸びを期待できる問題集になっています。
その名の通り、詳しく解説が載っています。
解説もわかりやすくて、テスト対策~高校受験対策まで幅広く使えます!
※高校受験の5科目おすすめ問題集!
>>【高校受験の直前期対策】中学生のおすすめ5教科総仕上げ問題集!
【中学生】理科が苦手!簡単に点が取れる覚えておくべき勉強法! まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「中学生の理科が苦手!簡単に点が取れる覚えておくべき勉強法」について解説してきました。
理科は図や表、グラフが基本です。そのためには授業で理解することが、何より大切です。そこで紹介したものをまとめると・・・
授業を受けるためのおすすめ講座
・スタディサプリ
・Z会の通信教育
また、問題集や参考書についても基礎から高校受験用まで解説してきました。
おすすめの問題集
・教科書ワーク
・ひとつひとつわかりやすく
・くわしい問題集
高校受験の突破は、大学受験の通過点ではあります。ただ、高校のランクが1つ違うと人生に大きな影響を与えることは間違いないです。
ですから、理科だけはなく、全般的に効果的な勉強法で学んでほしいですね。ここで紹介している勉強の仕方は、予備校ならではの有益なものですので、ぜひ、取り入れてみてください!
最後までご覧いただきましてありがとうございました。他にも色々な高校受験の有益な記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!