ログハウスに住んで10年以上になる冒険者です!ログハウス生活を毎日満喫しております!
ログハウスと言えば薪ストーブですね!薪ストーブはログハウスに欠かせないアイテムですが、ちゃんと掃除をしないと火災の原因になってしまいます!
ただ、掃除を依頼するとなかなか高くつきます。1回2万円前後といった金額がかかるんです。
しかし、僕は毎回自分で掃除をしていて、今も薪ストーブの健康状態は大変良好です!そこで今回は・・・
・薪ストーブの掃除って自分でできるの?
・薪ストーブの掃除で必要なものは?
・薪ストーブの手順はどうすればいい?
こんな疑問にお答えしていこうと思います!
ぜひ自分で愛用の薪ストーブを掃除してみてください!ではさっそくいってみましょう!
※薪ストーブ関連
>>【薪ストーブで火のある暮らし】薪集め・薪代・薪の保管を徹底解説!
後悔しない薪ストーブの掃除の仕方
薪ストーブは自分で掃除することができます。道具と手順さえわかれば1時間~2時間あれば終わります。
自分でやった場合とプロに任せた場合を比較してみましょう!
薪ストーブを自分で掃除する
まずは薪ストーブを自分で掃除する場合です。
自分で掃除するメリット
・道具さえあればお金はかからない
・自分でメンテナンスする薪ストーブに愛着がわく
メリットはこんな感じでしょうかね。ここで一番のメリットは「お金がかからないこと」だと思います。
自分で掃除するデメリット
・手間がかかり半日はつぶれる
・どうしても煤が取り切れない箇所がある
・家が煤で汚れる
デメリットもしっかりと知っておきましょう!
僕は毎回自分でやっていますが、作業準備から完了、片付けで2時間以上かかります。午前中にやれてしまうと言えばやれますが、けっこう重労働です。
そして、しっかりと煙突内部を掃除してもどうしても煤が取り切れない箇所が存在してしまいます。また、注意しても煤はこぼれて汚れます。
ただ、煤は掃除機をかければ一発で取れるので床が真っ黒になることはありません。
薪ストーブの掃除は、面倒なことですがちゃんとやれさえすれば、毎年の冬をポカポカと暖かく過ごせる日々が送れるでしょう!
薪ストーブをプロに掃除してもらう
次にプロに掃除してもらう場合です。
プロに掃除してもらうメリット
・メチャクチャ綺麗になる
・手間がかからない
自分でやった場合と比べて、本当にピカピカ&丁寧に掃除してくれます。しかも細部にわたってやってくれるので、安心です。
僕も一番最初は業者に依頼しました。やっぱり手際の良さと丁寧さはすごかったですね。
プロに掃除してもらうデメリット
・金額が高い
これに尽きます。とにかく金額が高いです。当たり前ですね。
ちなみにうちは、最初の1回目をプロに依頼し掃除の様子をビデオで撮影させてもらいました。
次回からは自分でやれるように、なるべく作業の様子を細かく撮影しプロと同じことを目指してやるようにしています。
薪ストーブの掃除に必要なもの
では薪ストーブの掃除に必要なものをみていきましょう。
煙突掃除ブラシ
絶対に必要。というかこれがないと始まらない。ホームセンターで入手可能です。
一応リンクを貼っておきますので見てください。
煙突の直径より小さいサイズを使った方がいいと思います。ただ、煙突の長さは家庭によってちがうため、接続も何本か必要になります。こちらもリンクを貼っておきますので参考にどうぞ。
手持ちブラシ
薪ストーブ内部を掃除するためのものです。
できれば「硬めのブラシ」と「すごく柔らかい刷毛」がいいです。理由は掃除の手順で解説します。
その他(軍手・ゴミ袋・ガムテープ)
その他で必要なものを書いていきます。
まずは軍手ですか、安い白い軍手(10個セットで200円みたいな)はやめた方がいいです。煤は細かく隙間からはいってきます。しっかりとした軍手を装着してください。
そして、ごみ袋と布テープを用意してください。ガムテープは薪ストーブに張り付けると跡が残ってしまう可能性があるため、布テープが良いです。
※ログハウス関連
>>【ログハウス暮らしのデメリット】住む前に知っておくべきこと!
薪ストーブの掃除の手順
それでは、プロ直伝の薪ストーブの掃除の手順について解説をしていきます。
しっかりと準備を整えてから作業に入りましょう!
薪ストーブ 煙突の掃除
まずは、薪ストーブの煙突の掃除からです。
薪ストーブには色々な種類がありますが、うちが使っている薪ストーブは「ダッチウエスト社」のFA285のタイプです。
まずは、写真のようにトップ板を外します。すると中身が写真のような感じになっています。あまり汚れていませんね。
そして真ん中にあるハチの巣のようなものを外すと2次燃焼室が見えましたね。とりあえず、薪ストーブ本体を外しておき、煙突掃除に着手します!
これが煙突ブラシです。10年使ってますが、まだまだ使えます!長持ちです。
本体と煙突の接続をはずします。そして、このブラシを煙突に突っ込んで掃除するわけです。
うちは直煙突で、屈折がありませんので掃除しやすいです!曲がっている煙突でも、ブラシがしっかりとあたれば問題ありません。
しかし、曲がっているところに煤がたまりやすいので注意してください。
そしたらこんな風に、ゴミ袋を煙突に布テープをつかってくるんでしまいます。そして先ほどの煙突ブラシを使って煙突内部とゴリゴリ掃除するわけです。
こんな感じですかね!
そうするドサドサ煤が袋に落ちてきます。
相当な量の煤が落ちてくるので、ごみ袋は二重にしておいた方がいいと思います。
この作業を丁寧にやらないと、煤がたまりそこに高温の煙が充満すると火災の原因になるそうです。
丁寧にじっくりと時間をかけて掃除してください。
煙突は5m以上あるものもありますので、こんな感じで接続棒をつなげて一番上までゴシゴシやります。
薪ストーブ内部の掃除
続きまして薪ストーブ本体の掃除にうつります。
先ほどの煙突掃除をしてから本体の掃除を行います。じゃないと、煙突から煤が落ちてきて絶対にやり直しになるからです。
掃除の基本は上から!ですね。
まずは金属ブラシでゴシゴシ内部の壁を磨きます。これでこびり付いた煤を掃除していきます。
金属ブラシじゃないと取れないくらい煤がたまっているところもあるので、硬めのブラシを使ってください。
けっこう煤がびっしりとこびりついています。とにかくすべての煤をいったん落としましょう。
そして仕上げです。先ほど金属ブラシでゴシゴシ落とした煤を、柔らかい刷毛で薪ストーブの炉内へ落としていきます。
薪ストーブの炉内に落としてしまえば、最後は炉内にたまった煤を取り出せるので灰を捨てる要領と同じで楽に捨てれます。
薪ストーブ外側の掃除
一度外した煙突とトップ板をもとに戻したら、仕上げです。薪ストーブの外側を綺麗にします。
使うのはキッチンペーパーとサラダ油です。油を塗ってコーティングしておきます。
キッチンペーパーとサラダ油であれば何でも構いません。
直接薪ストーブにサラダ油をたらします。フライパンのような感じですね!
これをキッチンペーパーで薄く広げてコーティングをしていくのです。トップ板から側面へ、側面からちょっとした隙間にも油でコーティングしてください!
すると・・・
「左がビフォー」で「右がアフター」!
かなり艶が違うと思いませんか?これで薪ストーブの掃除は完了です!
※ログハウス関連
>>【ログハウス暮らし】実際に建てる前にやったことのすべて!
後悔しない薪ストーブの掃除の仕方 まとめ
いかがでしたでしょうか?
薪ストーブはちゃんとメンテナンスをしないと、煤が詰まって壊れたり火災の原因にもなります。
ですから、自分で作業するときも丁寧に時間をかけて掃除をしてください。そうすれば、冬にしっかりと稼働してくれます。
重労働かもしれませんが、ぜひ自分で薪ストーブを掃除することにチャレンジしてみてくださいね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!他にも色々なアウトドア記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!