予備校で講師&学習アドバイザーをしている冒険者です。教育気ブロガーとして冒険者ブログを運営しています。
講師歴15年以上、小学生から大学受験まで幅広く指導!延べ10000人以上の親や生徒を指導した経験から、教育関連の有益な情報を発信中です!
今回は「中学生!社会が苦手で覚えられない人が一発で暗記できる勉強法!」ということについて解説をしていきます。
冒険者さん!社会の暗記が苦手で覚えられません!どうすれば効果的に覚えられるか、高校受験までにできるようになる勉強方法が知りたいです!
こんな中学生の言葉、本当に良く聞きます。でも、断言します。
「社会を暗記しようとしている人は、最終的には伸びません!」
エッ!?社会って暗記でしょ!暗記で覚えようとする、って間違ってないよね?
そんな声が聞こえてきそうですが、これまで僕が指導してきた「社会が得意な生徒」の中で、「覚えよう」と必死で暗記をやった人はいません。
むしろ「社会の勉強方法」を知っていてコツがわかっている生徒の方が、圧倒的に得意になります。
そこで今回は・・・
・とにかく社会が苦手で覚えられない!
・どうやったら社会を効率よく暗記できるの?
・社会の勉強方法を教えて欲しい!
こんな疑問や要望にお応えします。この記事を最後まで読めば、社会は暗記科目!という認識を取り除き本当に効果的な勉強法を知ることができます!
ちなみに冒険者ブログの内容は、Youtubeチャンネルでも解説しています。アニメーション動画で、非常にわかりやすく解説していますので、ブログを読むより頭に入るかも!?
ぜひ、動画をご覧になってください。
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ぜひ、最後までご覧ください!それではさっそくいってみましょう!
【中学生】社会が苦手!覚えられない人の3つの特徴!
それでは「中学生の社会が覚えれない人の3つの特徴」から解説をしていきます。
さっそくですが結論をまとめます。
社会が覚えられない中学生の特徴
・「流れ」がわかっていない!
・社会の知識を「まとめ」ようとしている!
・暗記できないのは「接触回数」が少ない!
この3つが社会が覚えられない人の特徴です。どうですか?この特徴に当てはまっていませんか?
社会を暗記していこう!と思っていると、こうした覚えられない人の3つの特徴にあてはまってしまいがちです。
それでは、この3つの特徴を1つ1つ深堀していきましょう!
社会が苦手な中学生①流れがわかっていない
社会が苦手で覚えられない人の特徴の1つ目は「流れ」がわかっていないことです。
歴史でも地理でも、社会の出来事には「流れや背景」が必ずあります。つまり「全ての歴史上の出来事、地理の産業の発展などには理由がある」ということになります。
・なぜ長篠の戦いが起こったのか?
・どうして明治維新は起きたのか?
・なぜヨーロッパは北海道より高緯度なのに暖かいのか?
このように「なぜ」を1つ1つ暗記してはキリがありません。そこで役に立つのは「流れ=物語」です。
つまり、物語を読むかのように流れをつかんでいきます。物語を読むように勉強することで、暗記ではなくイメージで覚えられますよ。
歴史は人が作り、地理は人が風土に合わせて生活した結果なんです!
つまり、歴史も地理も「人間」のストーリーが大きくかかわっている!ということです。
社会が苦手な中学生②知識のまとめをしている
社会が苦手な中学生の特徴の2つ目は「まとめ」ようとしていることです。
「まとめ」をすることには賛否両論あります。意味あるの?手間がかかる!といったマイナス意見から、頭に入る!覚えやすい!というプラス意見まで、それぞれあることでしょう。
でも結論は「まとめは意味がない」です。
その理由は「まとめることで覚えられる」というよりも、読んだり書いたりすることで覚えている、ということなのです。
まとめが意味がない、と全否定するつもりはありません。ただ、身近に一番よく「まとめ」られているものがありますよね?
そう、教科書です。さらに、参考書などを買ってしまえば、自分でまとめるよりも、かなりわかりやすいです。
今までずっと、社会はノートにまとめを作っていました!それはあまり効果の無い勉強法だったんですね!
つまり、まとめをするくらいなら違う勉強法の方が点数が伸びやすい!ということです。
社会が苦手な中学生③接触回数が少ないから暗記できない
社会が苦手な中学生の最後は「接触回数」が少ないということです。
人間の記憶のメカニズムを知っていますか?人間は短期記憶と長期記憶があり、こうした社会の勉強については長期記憶として保持したいですよね。
短期記憶は、瞬間的に記憶しアウトプットすることを指しますが、長期記憶は、しばらくの間何もしなくても覚えておける記憶です。
つまり、社会は長期記憶で覚えていかなければならないことがわかりますね。そのためには「接触回数を増やす」ことが絶対条件です。
人間の脳は「大事な記憶」として保持する条件として、何度も繰り返し脳に送られる刺激!ということがあります。
反復的に送られる刺激は重要!と認識するのは、人が持つ防衛本能の1つです!
ですから、何度も何度も接触することが長期記憶となるために必要なことなんですね。
ちなみに冒険者ブログの内容は、Youtubeチャンネルでも解説しています。
ぜひ、動画をご覧になってください。
【社会が苦手な中学生向け】効率的な暗記方法!歴史偏!
それでは効果的な社会の勉強方法とは、どのような勉強なのでしょうか?社会が覚えられない人向けに解説をしていきます!
歴史偏からまとめていきます!
効率的な中学歴史の勉強方法!
①教科書を毎日読む!
②時代の背景&人物で流れをつかむ!
③一問一答で重要語句を鍛える!
とにかくこの3つの勉強方法を歴史では大切にしてください。
では1つ1つ詳しく解説していきます。
歴史の苦手克服法①社会の教科書を毎日読む!
中学生の勉強は教科書が基本中の基本です。それは、社会の勉強に限らずの話しです。
社会の教科書は歴史の流れ、つまりストーリーが書いてあります。また、図や表に加えて資料や補足が全てのっています。それを毎日読むのです。
そうすることで、「流れ」が理解でき「まとめ」をせずともまとめられたものを知れて、接触回数が増えるので長期記憶になる!と、素晴らしいことばかりです!
教科書ワークがあれば、最強です。
テスト範囲になっている教科書を、毎日読むだけで成績は爆伸びするでしょう!
社会の覚えられない人の特徴、全てを克服することができるのが「教科書を毎日読むこと!」なんですね。私も教科書を毎日読んでみます!
歴史の苦手克服法②時代の背景&人物で流れをつかむ
続いては「時代の背景&人物で流れをつかむ」ことです。
中学の歴史の勉強のほとんどは「日本史」です。日本史は高校生になってから、さらに深く学ぶことになります。
僕は普段は高校生に勉強を指導していますが、日本史の勉強法でも有効なのが時代背景と人物で流れをつかむこと!と教えています。
例えば、平安時代は「桓武天皇→聖武天皇→藤原氏」と流れますが、江戸時代は「徳川家康→徳川家光→徳川綱吉」というふうになります。
何が言いたいかというと、平安時代は天皇中心で、どの天皇がどんな政治をしたか!ですが、江戸時代は「徳川将軍の流れ」で流れがわかる!ということ。その人物の流れを覚えて、その人物が行ったことを肉付けすることで、知識が膨らむ!ということです。
つまり、日本史は中心となる人物を押さえてしまえば、時代背景や流れは十分に覚えられる!といことです。
高校生の日本史の勉強法の記事を紹介しておきます。より詳細に歴史の勉強の仕方を知りたい中学生にも有効です!
歴史の苦手克服法③一問一答で重要語句を鍛える
歴史の勉強の最後は「一問一答で重要語句を鍛える」方法です。
歴史の勉強で基礎を支えているのが「重要語句」です。どれだけ流れをつかんでも、どれだけ教科書を読んでも、語句が覚えられていなければ点数は取れません。
教科書や人物で流れをつかんだ後で、重要語句の知識をしっかりと入れてください。そのために、一問一答を解くことをおすすめします。
点数が面白いほどとれる本、これは高校生でもおすすめしている出版社です!
高校入試で使う中学社会の重要語句を、わかりやすく、しかも全て解説している問題集です。
最終的にはこうした知識を確認していくと、社会の点数が伸びることでしょう!
総合的な問題集も必要ですが、一問一答は中学社会にとっては最重要ですね!必ずやります!
【社会が苦手な中学生向け】効果的な社会の勉強方法!地理偏!
続いては「効果的な社会の勉強方法!地理偏!」についてまとめていきます。
こちらも先に勉強の仕方をまとめます。
効果的な中学地理の勉強方法!
・教科書と地図帳を読む!
・地形や気候から農業や工業の発展を知る!
・グラフや表を読み取る練習をする!
中学地理では、この3つの勉強を重視してみてください!
それでは1つ1つの詳細を解説していきます。
地理の苦手克服法①教科書と地図帳を読む!
地理の勉強においても教科書を読むことは絶対におすすめします!ただ、一緒に地図帳も見ておくと、なお良いでしょう!
地図帳は国や地域の詳細を載せた最高の参考書です。都市の名前や山脈や河川の名前、そして産業のデータが全て載っています。
教科書を読みながら、同時にその地域の地図と産業データを見てください。その地域で有名なものや、地形の特徴、そして気候や人口のような細かいデータも見ておくと良いですね。
教科書ワークは地理でも活躍!出版社を間違いないように!
中学の基本は教科書です。ただ、地理は地図を見ながらの勉強の方が頭に入るのです!
歴史と違って単純に覚えていくだけはないのが地理!地形、産業、人口などを総合的に見といてほしい!
地理の苦手克服法②地形や気候から農業や工業の発展を知る!
続いては「地形や気候から農業や工業の発展を知る!」ということです。
臨海部の都市がなぜ発展するのか?
日本海側ではなぜ伝統工芸が盛んなのか?
アメリカの農業で適地適作が行われているのはなぜか?
地中海ではオリーブの栽培が盛んな理由は?
宮崎では野菜の出荷が冬に多いのはなぜか?
これらは、すべて地形と気候に関係しています。つまり、地形と気候の特性を知れば、自然にその土地での産業の発展の様子がわかる!ということです。
とにかく、地理は地形と気候に関連付けて覚えていくことに尽きますね!
地理は高校生になっても全く同じ教え方をします。全て記憶する!というより、特性を理解して解くんだ!
地理の苦手克服法③グラフや表を読み取る練習をする
そして最後は「グラフや表を読み取る練習をする」ということです。
地理には必ずグラフや表の読み取り問題が出ます。工業出荷額や農業生産額、さらには人口グラフや気候の雨温図などですね。
こうしたグラフや表を読み解いて記述することは、高校入試でも定期テストでも必ず出題されます。ですから、地図帳を使ってデータを頭に入れることはやっておくべき勉強です。
また、グラフや表を見る練習にもなりますので、そうした読み取りはテスト勉強に組み込むことをおすすめします。
そのために、地図帳は重宝してください!
地図帳ってそんなに役立つんですね。これからは、地図帳をしっかりと見て勉強します!
ちなみに冒険者ブログの内容は、Youtubeチャンネルでも解説しています。
ぜひ、動画をご覧になってください。
動画の内容が良ければ、有益な情報を見逃さないためにも、チャンネル登録をお願いします。
【中学生】社会が苦手で覚えられない人が一発で暗記できる勉強法!まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「中学生!社会が苦手で覚えられない!高校受験に効果的な勉強法!」ということについてまとめました。
暗記しよう!と思ってひたすらに覚えようとする勉強では、社会という科目を得意にすることはできません。
むしろ、暗記しよう!というよりも「流れやストーリー、地形や気候」から思考して理解するほうがよっぽど効果的に勉強できます。
その基礎はどれも「教科書」です。教科書ワークを使って、しっかりと流れや知識を身につけて、理解してから問題演習に入りましょう!
最後にもう一度、歴史と地理の勉強法をまとめておきます!
効率的な中学歴史の勉強方法!
①教科書を毎日読む!
②時代の背景&人物で流れをつかむ!
③一問一答で重要語句を鍛える!
効果的な中学地理の勉強方法!
・教科書と地図帳を読む!
・地形や気候から農業や工業の発展を知る!
・グラフや表を読み取る練習をする!
最後までご覧いただきましてありがとうございました。他にも色々な高校受験の記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!
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冒険者さん、ありがとうございました!今回も勉強になりました!また、LINEで色々と質問させてくださいね!