予備校で講師&学習アドバイザーをしてログハウスに住んでいる冒険者です。
普段は予備校で学習指導や勉強の仕方をサポートしていますので、ブログの内容もメニューを見てもらえればわかる通り教育や学びに関する記事を書いています。
ログハウス歴が10年以上で、住んでみてわかったデメリットを書いていきたいと思います。
・ログハウスって面倒くさい?
・住む前に知っておきたいことって何?
・メンテナンスが大変なんでしょ?
こんな疑問を、実際にログハウスに住んでいる僕が解説します。
実際のログハウス生活で「これは住んでみないとわからない!」という生の声をどうぞお聞きください!
では、さっそくみていきましょう!
※薪ストーブのある暮らし
>>【薪ストーブで火のある暮らし】薪集め・薪の保管を徹底解説!
ログハウス暮らしのデメリット
では、ログハウス暮らしのデメリットを解説していきます。ここに書かれていることは、僕の家族4人が暮らしていくなかで感じたことです。
つまり個人の感想になります。ログハウスメーカー様、ご容赦ください。
※ログハウスを建てる前に!
>>【ログハウス暮らし】実際に建てる前にやったことのすべて!
メンテナンスが大変
まず始めに言えることは、普通の家よりもメンテナンスが大変です。というか、メンテナンスを自分でやることを推奨してるから大変なのです。
外壁塗装は3年に1回はやることを勧めています。実際、3年以上放置すると木ですので劣化します。
うちは新築1年後に塗装をしました。自分で塗るのが新築当初は早めに塗った方が良いと聞いていたので、全部の塗装をやりました。
最初は「家族みんなで休日は家のメンテナンス!」と言って、子どもたちも楽しそうに塗装を手伝ってくれましたし、自分の家を自分で手入れするのは、本当に愛着が湧きます。
ですので、面倒なことが嫌な人は絶対にログハウスに住むべきではありません。
どうしても住みたい人は、外注してやってもらうことをお勧めしますが、かなり高くつきますので覚悟してください!
ログハウスはメンテナンスを覚悟して住むべし!
薪割り・薪集めは重労働
薪は自分で集めようとすると、本当に大変です。めちゃくちゃ重労働です。
知り合いに造園業者や木材加工業者がいれば、簡単に手に入りますが、そうでなければ薪を自分たちで確保するのは、なかなか至難の業です。
例え手に入っても、それを運び出し、切って玉切りにし、さらに割る。この作業を毎年やらなければなりません。
僕は、ログハウスを建てて引っ越してきた当初は、近所で木を切っている人を見かけては声をかけ持っていくようにしていました。
その後は運良く造園業者の方と知り合えて、木を切っては連絡をくれて取りに行く、ということをできるようになりました。
薪ストーブは本当に暖かく、1度つけると朝までポカポカなのですが、そこに至るまでの作業が大変ですね。
薪は最低でも半年~1年は乾かさないと使えないので、年中薪集めをしている感じです。最低でもGWまでに今シーズンの薪を確保しようと計画的に薪割りをしています。
そういった作業が全く苦にならなければ、薪ストユーザーになれると思います。面倒であれば外注してください!
薪集めは重労働!楽しんでやるべし!
虫が多い
そう、ログハウス暮らしは虫との暮らしです。
大都会にログハウスを建てるならば、そんなことはありませんが、たいていは田舎にログハウスは建てますよね。
そうすると、虫との共存です。
蚊・ムカデ・ヤスデ・蛾など、とにかく色んな虫と出会います。
僕もログハウスに住む前までは、虫なんて全く興味がなかったのですが、これだけ虫と接触すると「危険かもしれない!」と思って調べていくと、やたらと詳しくなりました。
慣れるまでは大変かもしれませんが、慣れてしまえば虫は平気になります。
どうしても嫌であれば「虫コナーズ・ムカデコロリ・蚊取り線香」など、バンバン使ってください。
ログハウスは虫との共存!慣れるまでは耐えるべし!
価格が高い(変動する)
ログハウスは一般住宅に比べて、延べ床面積に対する価格が高いと思います。
規格住宅のBESSやTALOは、比較的価格を抑えられますが、注文住宅や自分の思い通りの設計にすると、本当に高くなるのがログハウスの特徴です。
また、輸入材が多いため時期によっては高かったり安かったりするのもログハウスの価格の特徴ともいえます。
国産の杉やヒノキを使って建築をしているログハウスメーカーもありますが、国産の方が高かったりすることもあります。
ですので、一般住宅に比べて高くなりやすく変動しやすいのがログハウスと言えるでしょう!
ログハウスの価格は多少は変動する!
自由度の高いログハウスメーカーは価格を覚悟すべし!
土地が狭いと大変
デメリットの最後に、土地が狭いと大変!という話です。
僕の土地面積は64坪ですが、これでは狭いと感じています。
理由は、薪を置く場所がかなりとられる、DIYで作った物置やウッドデッキが広げにくくなる、駐車場は2台ほしい、となるからです。
一般的にログハウスは「薪小屋・自作のDIY・ウッドデッキ・駐車場2台分」これは、最低条件になるのではないかと思います。
となると、土地が50坪以下ではどうしても色々と大変です!
田舎の100坪以上ある土地が一番いいのでしょうが、仕事の関係や限界集落には住みたくない、などの希望を考えると、なかなか広くて安い土地を見つけるのは大変かもしれません。
お勧めしたいのは「70坪以上」です。これだけあればすべてが解消します!
ログハウスは広い土地に限る!
※ログハウス暮らしのメリット
>>【ログハウス暮らし】後悔なんてしません!木の家のメリットとは?
ログハウス暮らしのデメリットはメリットにもなる!
さて、ログハウスの住人がデメリットを綴ると、なんとも自分で自分を否定している感じになるので、ここからはデメリットはメリットでもある!という話をします。
メンテナンスは愛着へ
先ほど、メンテナンスは大変!と書きましたが、僕は全く感じていません。
というのも、外壁塗装や薪ストーブをメンテナンスしてキレイにすると、まるで新築みたいに生まれ変わるからです!
塗装する前と後では、本当に違います!
毎日見ている家ですので、どれだけ塗装がはがれてきているかを感じ取れませんが、塗装をしてみてびっくり!こんなに色が落ちていたのか!と思えるほど、家全体が見違えます。
それが愛着につながっていくんですね。子どもたちも手伝うと、キレイに保とうとしてくれるので、家族みんなで家を大切にするようになれるんですね。
自然と共存
ログハウスは最強のアウトドアライフです。つまり、自然との共存です。
例えば薪の話しでも、集められれば暖かく、なければ寒い冬が来る。虫たちにも、そこに住まいがあって生命を営んでいるから現れる。土地も、田舎であるほど自然が豊かで人も温かい。
これが、ログハウスに住む住人しか分からない自然との接し方です。
本当にログハウスに住むようになり、自然を感じるようになり、自然の偉大さも感動も、心地よさも、脅威も感じています。
季節を通じて四季を感じられるのは、ログハウスならではだと思っています。
※ログハウスメーカー徹底比較!
>>【ログハウスメーカー徹底比較】実際に住んでわかった真実!
ログハウス暮らしのデメリット まとめ
いかがでしたでしょうか?
ログハウス歴10年以上の僕が、実際に住んでみてデメリットになるであろうところを書いていきました。
しかし、ログハウスが好きで色々なことが分かったうえで住むことで、デメリットも楽しめるようになるのではないかと思っています。
木の家に憧れている方々に、少しでも情報提供できたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!他にも色々なアウトドア関連の記事を書いていますので、リンク先の記事で興味があれば、ぜひご覧ください!